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日本の平和、次代につなぐ

私は時々、気分転換や心の洗濯のため、あるいは精神的な疲れを癒すために、映画館に足を運びます。

 つい先だって見たある映画は、先の大戦で敗北した日本の戦前・戦中・戦後を描いたものでした。今の平和を享受している私たちは、戦争を知らない世代がほとんどになりつつありますが、だからこそ、映画という疑似体験を通じて、平和を守る為に今何が必要か、国家安全保障の大切さや他国からの侵略を牽制するためにどんな備えが必要か。そういった事を、日頃から考えておくべきだと感じます。

 今回観た映画は、作家の百田尚樹氏が執筆した「カエルの楽園」という小説を思い出させてくれました。隣国からの脅威に対して危機感を持たないお花畑的考え方のリーダーによって、自国が滅亡の危機に瀕するストーリーです。まさに、憲法9条という呪文が、侵略者を跳ね返さない現実。まさに、ロシアのウクロイナへの侵略。

 擬似体験は、映画のみならず小説などでもあり得ますが、如何にも実体験ではないにも拘わらず、体験をしたかのような感動や感情の変化を私たちの心に呼び起こします。

 日本を取り囲む国際情勢にしっかりと目を向け、危機感をもって、次の時代を切り開きましょう。