私の病気と中の子について 後編
こんにちは。ちひろと申します。
前編をまだ読んでいない方は先にそちらからお読みください。
さて、私の中の子について、詳しく書いていこうかと思います。
前編でも記載しましたが、人格交代はしないので、解離性同一症いわゆる多重人格ではありません。
私の場合、他の人格が意識の表面に近づいた場合にのみ、私自身にその人格の考え方や感じ方、言動までもが影響し、普段と違う行動を取ることがあります。
私はその状態を「混じる」と表現しています。
「混っている」間の記憶はなんとなく覚えていたり、後から忘れてしまったりします。
古参メンバーから順にご紹介できたらと思います。
各人格に名前をつけていますが、本当に適当です。
あ。先に申し上げておきます。
私、ネーミングセンスが壊滅的にありません。
某ゲームで馬に「わん」と名付けました。
一番最初に捕まえた馬だったので、分かりやすく。はい。
◇きーくん
非常時や危機的状況で活動します。他の人格の活動を制限したり、呼び出したり、面倒を見たりと優しそうな面もありますが、私自身にとって損な関係だと判断すると勝手に人間関係を切ったりします。
◇すーちゃん
いつも泣いて怯えています。消えていなくなりたいという気持ちが強く、多量服薬を図ったりします。
◇ちーちゃん
発見当時は4歳で、パニックになりながら押し入れに隠れて泣いていることが多かったですが、現在は落ち着いており、楽しいことが大好き、好奇心旺盛な13歳です。
◇ゆーちゃん
普段はきーくんに眠らされています。常に殺意に近い怒りを持っており、目を覚ますと誰彼構わず攻撃します。暴言を吐くため、人間関係が壊れてしまうことがあります。但し、ゆーちゃん本人は怒りの塊のような状態で、言葉を話しません。(暴言を吐けるのは私がゆーちゃんの感情に影響を受けて喋ってしまうからです)
◇雫(しずく)さん
仕事をメインでしていました。無口だけれど公的手続きなどをしてくれる、頼りになるお姉さん。
◇あーちゃん
3歳くらいの女の子です。最近発見され、きーくんが面倒を見ています。
◇うーちゃん
3歳くらいの女の子です。あーちゃんと同時に発見され、きーくんが面倒を見ています。
◇若(わか)さん
先月発見された若い男性。同い年くらいです。ドライな性格です。意識の表面に来ると私が買い物など活動的に動けます。
◇満月(みつき)さん
若さんの後ろにいるところを発見しました。若い女性の方で同い年くらいです。小言を言いながらも家事を積極的にやってくれます。とても助かっています。
その他、名前をつけられたく無いと言う、名無しさんが複数人いらっしゃいます。意識の表面に近づいて来ることは多くありませんが、時折やって来て、私の子どもを見て、「可愛い」と言ってくれます。
以上、中の子たちでした。
さて、算数ができる方、お気づきでしょうか。
私の中の子たち、8人ではありませんね?
私の数え間違いです。申し訳ありません。9人でした。
これからもくっついたり、分裂したり、増えたり減ったりするでしょう。
大きくメンバーに変化があったら、再度記事にしたいと思います。
ありがとうございました。
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