呪毒の書
“毒親にかけられた呪い”について。
以下、「これは、そうなのでは?」と思われるものを書き出し、
書くことで認識し、客観視できるようにすることで、克服につなげる試み。
私自身の体の中のものを解毒するため。
私自身が毒親にならず、子どものことを毒さないため。
料理
「作っていて楽しい」
「日頃、私が美味しいと思うものを作るのには、私自身が一番向いてる」
って思ってもいいんじゃないだろうか。
参考
『“料理すること”ができなかった話』
参考2
『#ダメ女教室 は、damaged womenがシスターフッドで人生を殴り返す、炊事場からの反撃の冒険譚でした、という話』
運転
「運転なんてできるの? 運動神経悪いのに」
「春の運転なんて怖い、怖くて乗れない」
「やめたほうがいい、子どももいるんだから無理しないで」
↓
解毒に向けて
ちゃんと試験して免許とれたんだから、まずは自分を信じるところから……。
私の評価を低く言うことを楽しむような人の言葉を信じる必要はない。
↓
しかし、恐怖心の克服は必要。
まずは近所で練習してみる。
高速など、信号がなく飛び出してくる人がいないところで担当してみる。
もし貯金できるようなら、初心者講習に行ってみる。
歌うこと
「声が変」
「音痴」
「そんな歌い方、声で情けない、かわいそう」
↓
解毒にむけて
声はむしろ非常に褒められることが多いので、褒めてくれた人のことを信じてみる。
音域が非常に狭く、かつ声は低いけれど、音感はむしろいい。はず。な気がする。
胸がでかいこと
「下品な体、みっともない」
「立派」
↓
解毒にむけて
どうせいつか垂れ、体の他の部分に溶け込むみたいになるんだから、もう放っておけばいい……。
でかいうちにやってみたいことはもうやった。
左手の親指が短いこと
「かわいそう」
「そんな不恰好に産んでごめんね」
↓
解毒に向けて
とりたてて不便はない。
手のモデルとかしているわけでもないので、どうでもいい。
親の言うことは聞かなければいけない
ハイ以外の返事はしてはいけない。
言うことをきかなければ、ひどいことが起きる。
同じことを言わせてしまったら、ひどいことが起きる。
前に言われたことと逆のことでも、空気を読んで正しい答えを見つけなければひどいことが起きる。
↓
解毒にむけて
ただの理不尽。
ただの無理ゲー。
↓
落ち着いて会話をすること。
子どもは親の言うことを、必ずしもきかなくてもいい。
子どもは親の期待に、必ずしも応えなくていい。
子どもは親の思う通りに動かなくてもいい。
↓
私の子も、私の言うことを聞かなくてもいい。
子どもに言うことを聞かせられなくてもいい。
子どもが私の言うことを聞かなくても、それを直接の理由としては、誰にもひどいことは起こらない。
子どもはわがままでいい。
子どもは親の思う通りでなくていい。
親の考えが正しかったとしても、それとは違っているからといって、子どものほうが間違っているとも限らない。
子どもが間違っていても、死んだり怪我したり、させたり、しなければ大丈夫。
子どもが間違ったときに、リカバリー、挽回、回復のために尻拭いをするのこそが保護者の役目。
子どもの意思、考え、気持ちは、子ども自身のもの。親にコントロールはできないし、してはいけない。
感情、言葉、優しさ
不機嫌、不服、不満は表情や言葉に出してはいけない。
恐怖や悲しみは、表情や言葉にしてしまうと、よりひどいことが起きる。
あの人には、もう優しくしてはいけない。
優しさを見せると付け込まれる。利用される。依存される。頼られてズブズブになる。背負わなければいけなくなる。感情のゴミ箱にされる。責任を負わされる。傷口を広げて「あなたもかわいそうにね」って言われる。かわいそうにさせてゴメンなさい、と言わなければいけなくなる。
↓
解毒にむけて
優しくしたいと思ったらしたらいい。
したくなければ、無理にしなくてもいい。
その場限りの話。ひきづられる必要はないし、不幸や不運や、我慢や、彼女が犠牲者だったことの責任を負わなくてもいい。
私もまた彼の被害者であり、彼女による被害者でもある。
子は、親の人生の幸不幸や、選択の失敗に責任を負わなくていい。
↓
子どもの泣く、怒る、などの感情は我慢させないでいい。
気になって仕方がなくて道草だらけになるときでも、時間が許すなら、自由にさせてあげてもいい。子どもを管理・コントロールしなくていい。
「自分でやりたい」気持ちは、できる限り尊重する。
……しかし、無理なときは無理しない。
“できない”ことを理由に責めない。親が「できるはず」と思ったことを子ができなかったとしても、ひどいことは起こらない。
言うことはきかせなければいけないわけではない。子が親に反抗するのは悪いことではない。
以上。
随時更新。
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