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「自分は何者か?」に対し、うまく表現できない違和感はどう整理されていくのか?

たまたまminさんが書かれた記事を見かけ、非常に興味深かったので僕自身もいまの状況を整理してみることにした。ここに書かれている「自分は何者なんだ」「今の自分に、ランドマークをつける重要性を感じた」ということは、北海道にUターンしてからずっと感じていたことだった。

そこで、この「モヤモヤの正体」と向き合ったときの思考をアウトプットし、自分のなかで整理されていく過程を記録していこうと思う。(もしかしたらずっと整理されないかもしれないけども…)

まずは状況の整理から

いま僕が肩書きや立ち位置の説明として「coffee&sharespace tigris オーナー」「デザイナー」「KIMOBETSU Foodies プロデューサー」「元・喜茂別町地域おこし協力隊」というのを使い分けている。

ありがたいことに最近はイベントに呼ばれたり、話を聞いてみたいと取材や視察にきてくださること増えてきた。そんなときは「カフェというスペースを起点に、どうコミュニティを作っているのか?」というテーマが多い。

つまり、「カフェのオーナーとして話を聞きたい」という方が多いのだ。それはとてもありがたいことだが、その結果「飲食店で働いた経験は?」「客層は?」「売り上げは?」「準備や運営にかかる資金は?」というカフェ運営の話が多くなるのも事実。そんなときに僕がいつも答えているのは「カフェを始めたかったわけではない」ということ。

僕にとってコーヒーはあくまで人が集まるキッカケでしかないと考えている。とは言え、“美味しいコーヒー”がないとお客さんも来ないので自分なりにこだわり、自信を持って美味しいと思えるものを提供しいている。そんなコーヒーを楽しみに来店された方とコミュニケーションを取りながら“人・もの・情報をつないでいく”ことがこの場所で目指していることだ。ここに来ることで、その先にある“なにか新しいこと”を始めるキッカケになればと思っている。そしてその“なにか新しいこと”を一緒に具現化していくことが僕のやりたいことなのだ。

モヤモヤの正体は「ひと言で説明できない」こと?

そのためにこれまでのデザイナーというキャリアや地域おこし協力隊での活動は活きてくると思っている。KIMOBETSU Foodiesというフードロス問題に向き合う団体の立ち上げはまさにその延長線上で生まれたものだし、minさんの書かれている「複数キャリアを組み合わせた結果、どんな化学反応魔法を使えるようになったのか」ということなんだと思う。そして、これからはカフェのオーナーという側面も活きてくるかもしれない。

しかし、いまの僕はカフェのオーナーであり、デザイナーであり、なにかのプロジェクトの立ち上げ・サポートをする人であることで「自分が何をやっているのか」を他者に端的に説明するのがとても難しい。いつも「デザインを生業にしながら地方創生に関わってます」と言っているのだが、具体性も信用性もなく、なんだかしっくりきていない。

この「ひと言で言えないもどかしさ」がモヤモヤの正体…なのかもしれない。じゃあ、それがどういう状態、どういう表現だったらモヤモヤせずにいられるのか? そして僕はどういうポジションで活動していくのか? というのが答えが出ずにいる。

これがどう整理されていくのか?

現状はまだモヤモヤしている状態でしかない。そこが整理され、しっかりとモヤモヤの正体を言語化できたとき「自分は何者か?」に「自分の強み」を持って向き合うことができるんじゃないかと考えてる。

現状をどう整理していけば答えが出るのか、考えてみようと思う。



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