おもしろい“なにか”が集まる場所が喜茂別にできればいいと思うんです。

最近お会いする方によく聞かれること。それは、
「お店の名前はどうしてチグリスなんですか？」

「ロゴのモチーフはリスだし、リス好きだからチグ“リス”にしたんでしょ？」と言われることもしばしば。そのおかげで少しずつリスグッズはお店に集まって可愛いリスに囲まれて過ごすのは、それはそれで楽しいのですが…実はそこではありません。

由来は、メソポタミア文明の生まれた「チグリス川・ユーフラテス川」から。

両川の交差するところで文明が生まれたように、ふたつの大きな国道が交差する喜茂別で新しいカタチが生まれるように…という願いが込められている。

喜茂別は北海道の主要都市の札幌や新千歳空港から約90分、周りにはニセコ・ルスツ・洞爺湖といった観光地に囲まれているため、これまでも年間に250万もの人がこの小さな町を“通過”しています。

その通過する人たちの足を少しでも止めることができれば、札幌・新千歳空港からの観光客の後志・胆振・道南方面への玄関口として町が活気づくはず。

観光資源の乏しい喜茂別の生き残る道は、周辺地域と連携を取りながら「情報を集約し適切に届ける場所」になるのではないかと考えています。

のんびりコーヒーを飲みにきていただくのはもちろん、チグリスがそのハブとなり「あそこに行ったら何か面白いことあるかな？」というワクワクをお届けしたいなと思いながらコーヒーを淹れてご来店をお待ちしてます。