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田舎で一番困ることは病院問題かもしれない。

先日、息子がマイコプラズマ肺炎になった。熱が出たのが金曜日。ただの熱かと思ったので週末安静にしていればよくなるかと思ったら月曜日になっても熱が下がらない。そこで町内にあるクリニックで診察してもらった。

小さな町の病院だと十分な設備や体制が整っているとは言いにくい。診察してもらい「ただの風邪ではないか。数日続くようだったら大きな病病院で診てもらったほうがいい」とのことだった。

その後、なかなか下がらなかった。そこで町にある大きめな総合病院で診てもらったらマイコプラズマ肺炎だと判明。「薬を飲めば数日でよくなります」と。しかし、医師曰く「この症状に効く薬は苦いのしかない。苦いけどすぐによくなる。」という薬を息子が拒否(まぁそうだよね、苦いのは大人でも飲みたくない)。全然飲んでくれず1週間も熱が下がらなかった。

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もうこれ以上はマズいなぁ…と思い、車で1時間くらいのところにある評判の良い小児科で再度診てもらうことに。ここが非常に良かった。点滴を打ってもらい、「苦いのしかない」と言われた薬も「甘めのやつ出しておきますね」と息子もちゃんと飲める薬を出してくれた(あるんかい!とツッコミたくなった)。

地域の病院と大きなマチの病院では機能が違う

小児科に限らず専門的な病院は田舎にはない。もちろん人口2000人の町に大きな病院も専門医のいる病院も整備するのが難しいのは分かる。僕の住む町だと、今回のように車で1時間くらい行ったところにしかない。なにか大きな病気や怪我をしたときにはとても不便だ。

もちろん小さな病院にもメリットはある。患者数が少ないので待ち時間も長くない(ちなみに僕の住む町は町民がチェックできる電子回覧板で病院の待ち人数を確認できるという素敵なサービスもある)。これは長いことジッとしてられない子どもにとっては良いこと。少し体調が悪かったり、定期検診や予防注射をしないといけない時は非常にありがたい。

そもそも、地域医療は病気がそれ以上ひどくなる前に食い止める「予防」がメインなんだと思う。

病院間でデータの共有ができるようになればいい

地域の病院は「予防」で「治療」は大きなマチへ…と考えたとき、問題がある。そもそもひとつの病院で完結しないことが前提なので「診察結果」が共有されていない。実際、今回3つの病院で診察してもらい、すべてのところでレントゲンを撮らされ、同じ質問をされた。

もしかしたらすでに共有される仕組みがあるのかもしれないが、ひとりの患者を軸に診察結果や処方した薬など「どういう症状に対し、どう医師が診察をし、なぜその薬にしかのか?」ということがすぐに引き出すことができれば、もっとスムーズに診察を行うことができるはすだし、医師側も楽なはず。そして、誤診を防いだり知見が貯まったりというメリットもあるはず。

田舎にいるとどうしても物理的距離の問題で受けることが難しいサービスは多いい。そんなときにITを活用したサービスがあれば田舎でも子育てをしやすくなるかもしれないし、安心して生活することができるようになるかもしれない。

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【coffee&sharespace tigris オーナー】【KIMOBETSU Foodies プロデューサー】【デザイナー】 北海道の西側・羊蹄山麓でコーヒーを淹れながら「地域と人の想いをつなぐ」ことを目指して試行錯誤しています。

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北海道の羊蹄山麓・喜茂別町にあるシェアスペースです。「誰でも気軽に立ち寄ることにできるコミュニティをデザインしたい」という店主の想いのもと、訪れた方たち同士がコーヒーを片手に交流し、“人・もの・情報と出会い、新しい“なにか”が生まれる仕組み作りの試行錯誤を綴っていきます。

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