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地球と生物にやさしい企業になるために、SDGs貢献チェックシートを作りました

こんにちは!
タイガーモブ で1月下旬からインターンをしています、高校3年の永野理佐(ながの・りさ)です。

昨年、タイガーモブの10代向けプログラム、グローバルリーダーズ・キャンプ「ACT」に参加したことがきっかけで、タイモブのインターン生となりました。
ACTでは、気候変動や環境を軸にSDGsに関わるワークをしました。

グローバルリーダーズ・キャンプ 『ACT』とは?
やってみたいコトに取り組み、世界を動かすのに、大人になるのを待つ必要はない。世界的に注目されるエコスクールの視察や、社会起業家、国際経験豊富なメンターとのディスカッションやワークショップ、個人ワークやグループワークを通して、世界を舞台にACTするプログラム。
▶詳しくはこちら:https://www.tigermov.com/internship/detail/392

また、昨年は、通っている高校のSDGs委員会の委員長もしていました。
そのこともあって、環境に優しいこと、未来のためにできることを日々、追求しています

そもそもSDGsって何?

ところで皆さん、これまでの文章にもでてきた「SDGs」という言葉を聞いたことがありますか?

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「SDGs」は、エスディージーズと読み、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字をとっています。
2015年9月に国連で開かれたサミットで決められた、2015年から2030年までの長期的な開発国際目標です。
この目標の決定には、世界中のリーダーが関わっており、国際社会共通で目指すものなのです。

SDGsの特徴は、開発途上国だけだなく、先進国を含めた世界全体がゴールターゲットとなっていることです。世界全体が一丸となって目標達成に向けてアクションを起こすというものです。

SDGsには、17のゴールがあります。
17ゴールの中には環境と生物に優しい世界につながる目標として、
・13番 "気候変動に具体的な対策を"
・14番 "海の豊かさを守ろう"
・15番 "陸の豊かさを守ろう"

というゴールが制定されています。

これらの環境に関わる3つのゴールは突き詰めていくと、他の14ゴールにの達成にも繋がるということがあります。
例えば、気候変動によって不作が続いて生活が厳しかった農家さんが、環境問題が改善されることで、作物を安定して収穫できます。これは1番の貧困削減や2番の飢餓をなくすという目標につながるのです。

これはSDGsの特徴でもあるのですが、それぞれの社会課題がつながっているのですね。

なぜ企業はSDGs貢献をするの?

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個人としてSDGsに貢献できることは微々たるものです。

しかし、タイガーモブのような企業がSDGsに取り組むとしましょう。
タイガーモブだけでなく、タイガーモブに関わってくださっている方々にもこの活動を知ってもらうことができ、行動に移してもらうことでより多くの人をSDGsに貢献するアクションに巻き込むことができるのです!

そしてSDGsに貢献をする人をどんどん増やすことで、社会を大きく変化させることがをできるようになります。

そのため、企業がSDGsに関するアクションをしていくことはとても大切です。


タイガーモブオフィス で過ごすうちに
「企業でSDGsの活動をしてみたい!」
「企業でSDGsに貢献する活動をすると、社会にどんな影響を与えられるんだろう?」
と思い、タイガーモブのSDGs貢献チェックシートを作成しました。

また、ACTをはじめタイガーモブではSDGsに関連するプログラムも主催しています。
主催側の私達もSDGsの知識を持ち、環境にも未来にも優しくなければならないと思いました。

そして会社としてSDGsに貢献をするために、日常生活に支障をきたさない程度に社会に貢献できないかと考え作成をしました。

このSDGs項目を通して皆様が少しでも社会課題に関心を持っていただき、少しでも生活に変化が起こると幸いです。

これがタイモブの「SDGs貢献チェックシート」だ!

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それではここから、タイガーモブのSDGs貢献チェックシートをご紹介します!

この貢献シートは、3つのレベルに分かれていて、SDGsに貢献するための社員一人一人の行動指針となっています。

レベル1は「椅子に座ってでもできること」。これは、だれでも簡単に今すぐにでも始められること。
レベル2は「オフィスの中でできること」。オフィスでひとりひとりの社員が率先して動くことで貢献できる項目を集めました。会社として掲げることで、みんなで目標に向かって取り組む雰囲気を作ります。
レベル3は「オフィスの外でできること」これはオフィス以外のところでも、継続的にSDGsに貢献するためのチェック項目です。

◆レベル1:椅子に座ってでもできること

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①社会課題に関する面白い投稿を見つけたら、SlackやFacebook、Instagramなどにシェアしよう
 いいな、とおもった取り組みやアイデアをみんなに共有!

②環境保全をしている団体に寄付をしよう
 ワンクリックやシェアでできる貢献もあるよ!

③電気を節約しよう
 無駄な照明や消し、電化製品は省エネモードに。

◆レベル2:オフィスの中でできること

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④冷暖房をかけすぎないようにしよう
 環境省の推奨は、冷房28度、暖房20度です!

⑤オフィスの熱効率を良くしよう
 窓や扉の隙間をふさいだり、エアコンのフィルターを掃除したりして、熱効率を上げてエネルギーを節約しよう。

⑥マイカップ、マイ箸、マイストローを使おう
 使い捨て製品を減らして、プラスチック使用量を減らそう!

⑦契約書や資料は電子上でやり取りし、不要な印刷物を減らそう
 インクや紙の使用量を削減。

⑧ごみを分別しよう
 自治体のルールにのっとって分別することで、リサイクルできるものはリサイクル!

◆レベル3:オフィスの外でできること

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⑨レジに行く前に考えて!簡易包装の品物を選ぼう
 便利な通販やフードデリバリー、コンビニ商品の包装にはたくさんのプラスチックが使われているかも?

⑩余計な食べ物は頼まない。残飯は容器に入れて持ち帰ろう
 レストランや居酒屋の食糧排気量は膨大。頼みすぎないのが一番。余ったら持って帰って冷蔵庫へ。

⑪カバンの中に、いつもマイバックを準備しよう
 買い物の時に不要なビニール袋をもらわないで済みます!

⑫マイボトルを持参しよう
 ペットボトルの使用量を減らそう!

⑬捨てる前に考えて!寄付できるものは寄付しよう
 洋服や書籍は寄付することで、捨てずに次の人のもとへ。

⑭新品である必要がないものは、中古品や訳あり品から探そう
 古着屋や中古品店、インターネットで状態の良い中古品が見つかることも。型落ちなどで捨てられる運命の訳あり品も安価で購入できます。

⑮食べ物がどこからどうやって来たかチェックしよう
 サステナブル・シーフード(※1)かどうか、卵はバタリーケージ(※2)ではないか。また遠くから輸入されるものは、輸送段階でたくさんのCO2を排出している。普段食べている食べ物がどうやってテーブルに来るのか意識して選んでみよう。

※1:サステナブル・シーフードとは、将来もずっと魚を食べ続けられる世界を実現させるために、水産資源や環境に配慮した漁業方法によってとられた魚や、環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の魚のこと
※2:バタリーケージとは、ワイヤーでできたケージを連ねていくつも重ね、その中に鶏を詰め込んで卵を生産する近代式飼育方式。動物愛護の観点で多くの国や企業で廃止の動きがある

できることから、こつこつと

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いかがでしたでしょうか?

SDGsの目標を達成することは、簡単ではありません。道のりは遠く長いように見えますが、どんなこともまずは初めの一歩から。

もしあなたの周りでも素敵なアクションを見かけたら、ぜひ共有してください!


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