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新卒2年目の振り返り、約1年間の海外生活を経て。

今更ながら新卒2年目が終わって3年目に突入したので1年間を振り返る。
本当はもっと早く書き始めていたのにずっと完成させることができなかった。
ただ、それによって前に進むことを加速させることができていない気もするので改めて振り返る。

1年前の想い

1年前に振り返った時は、それまでHRで働き、営業からプロジェクトマネジメント、サプライチェーンマネジメントを経て、「海外で働きたい」「海外で事業や組織を立ち上げたい」と考えていた。

1年目の振り返り↓

そういう意味では、想定していたよりも早くチャンスを掴むことができた

1年でやったこと

・4-6月 : 新規顧客開拓
 └月間数億円規模の顧客開拓を目指して初回商談、QCD妥当性検証、案件ディレクション、サプライチェーン検討、サプライヤー交渉等

・6-12月 : ベトナム支社立ち上げ
 └会社の最初の海外支社立ち上げ、年間数億円規模のサプライパートナーの立ち上げ、専用ライン構築、品質改善、ベトナム現地組織の立ち上げ、育成やマネジメント

・1月- : タイ支社立ち上げ
 └サプライパートナーの立ち上げ、品質改善、5名規模からのタイ組織の立ち上げや立て直し、育成やマネジメント

濃い1年だったと思う。
新規顧客開拓から始まり、1年のほとんどは東南アジアにいた。
ベトナム支社立上げから始まりタイへと移り、

  • 海外で仕事すること

  • 外国人と仕事をすること

が初めてだっただけではなく、海外で生活することすら初めてだったので、新鮮なことも多かった。

新たに経験できたこと

  • チームのプランニングをして、実際に海外メンバーも含めて業務マネジメントをする経験をできたのは大きかった。

  • 海外メンバーとほぼ0から組織を作っていく過程に携われたのもとても良い経験だった。実際に彼らとの意思疎通は会社の中でもトップクラスに上手くいって信頼関係を構築することができたのも大きい。

  • 会社の最大規模の顧客に対して、社内史上最大のサプライチェーンを短期間で立ち上げチームに参画し、創業メンバーの事業本部長直下の少数でプロジェクト的に動けたこともとても楽しかった。

その他、東南アジア30都市を旅して、現地の人ともたくさん会話して友達もたくさん作ることができた。東南アジアのリアルを知ることができた。

英語はビジネス英語困らなくなったし、ベトナム語とタイ語も日常会話は覚えた

できなかったこと、反省点

チームの枠を超えた事業への影響力

チームのプランニングをできるようになった一方、自分が業務の延長で動かせるレバーを引き切ったときに、他組織も含めて事業最適で物事を動かすということはあまりできなかった。

正確に言うと、事業全体に対して思考をすることはできても実際に何か変革を起こすという実績を作ることができなかった。
チームとして苦しい局面も多くてその場面で貢献できた実感はあるが、その中でも大きな成果に結び付け切れなかった、自分の権限を増やし切れなかったことは振り返ったときに心残りがある。

他メンバーの育成へのコミットメント

他メンバーの動きを含めたプランニング、業務マネジメントをすることができたのは大きな経験だった。一方で、他メンバーを育成してレベルアップさせることはもっとコミットすることができたと振り返る。

彼らが自分自身でプランニングできるようなサポートをすることはできたのだが、それの精度を上げる際のブラッシュアップ回数、FB回数はもっと増やすことができたと感じている。

また、スキル面やマインドセット面で彼らのキャリアプランを考えながら彼らのやりたいことややるべきことを引き出すことはできなかった。
正直、この辺はマネージャーでも出来ていない人が多い中で求め過ぎな要素はあるかもしれないが、もっとできたと考えている。

シンプルに仕事量

朝から夜遅くまで、土日も働くということを常にやるべきという考え方ではないが、メリハリつけてそういう期間もあった方がむしろ健全だと個人的に考えている。

そんな中、そこまでコミットして働くことができた期間は正直あまり多くなかった。
自分はミッションの緊急度の高さ、チャンスやピンチの大きさを感じて、それらのボリュームに応じてモチベーションがかなり左右されるタイプと認識している。
実際にそれらがとても大きい環境に身を置き続けることができなかったという側面と、自分のロールや権限を越えてでも見つけようとし続けることができなかった側面の両方があると考えている。

次の1年でやりたいこと

この1年を踏まえて、次にやりたいことも考えてみる。

自分でビジネスをやる(領域の広さ)

この1年を振り返ったときに、自分は業務や自分のロールの域で深い思考をして具体的な実行に移す能力は大幅に上がったと考えている。

モノづくりの理解や解像度も上がり、1年前よりも圧倒的に具体的なプランニングをできるようになったと考えている。一方で、自分の業務やロールを超えて会社や事業の全体最適をプランニングして実行に移す、人を巻き込むということはできなかった。

事業や経営に含まれている他の領域(プロダクト戦略、マーケティング、営業、ファイナンス、採用等)を広く浅く考えて物事を進めながら事業を伸ばすBizdevという観点でなんでもやるところで強みを確立していきたいと考えている。

事業のプランニングから組織のマネジメントでPDCAを回す回数を増やす(ビジネス力の深さ)

チームの3カ月、半年単位でのプランニングをできるようになったが、プランニングの精度を上げるために特定の期間で何度もブラッシュアップさせることはできなかった。
プランニングを息を吐くようにし、より緻密で革新的で具体的な仮説があるプランニングをできるようになる必要がある。

会社、事業、チーム、自分自身、他のメンバー、あらゆるプランニングをする回数を増やして事業や組織への影響力を上げていきたい。

自分の領域を超え切ることができなかった、視座は上がるようになってもそこで実行力を持つことができなかったこともこういうところで覆していけると考えている。

語学力

この1年で英語で困らなくなったのはとても大きい。実際に海外メンバーと英語で仕事するという経験や実績を積むことができたのも人生において大きな成果だったと考えている。

一方で、英語もネイティブのように日本語と同じ位不自由なくスピード感を持って使えるようにしていくにはまだまだだし、そこは積み上げていきたい。

ベトナム語やタイ語もYouTubeで勉強したり現地の人に教えて貰いながら日常会話を習得できたのはとても良い経験だったが、英語以外の言語できちんと日常会話をできてあわよくばビジネスレベル位には使えるようになりたいという想いもある。
それは言語を習得するということへの好奇心と、現地の人を知ることと言語を知ってそれを使うことは紐づいていることに対する確信からきている。

最後に

1年間割と充実していたが、まだまだやりきれなかったことはたくさんある。
普通にこのままじゃダメだし、悔しい。
今後どういう環境がより面白いか、どうすれば自分自身飛躍できるかを考えながら次の1年を過ごす。

サポートして頂いたお金は本代に使わせて頂きます。