【メーカー転職のレシピ#5-1】\例文付き!/職務経歴書はココを押さえて書く!
こんにちは。メーカー特化転職エージェント・タイズのnote編集部の川嵜です。 【メーカー転職のレシピ】第5弾(その1)をお送りしていきます。
今回は職務経歴書の書き方について、各項目で押さえるべきポイントを見本を交えてお話しします。
“現職で忙しい”、“どこから手を付ければいいかわからない”等、職務経歴書の作成に重い腰が上がらない方も多いのではないでしょうか。本記事で「これだけは押さえてほしい」というポイントを紹介しますので、まずはそこから取り組んでみてください。
タイズでは書類の添削支援も行っておりますので、興味のある方はこちらから気兼ねなくお問い合わせください。
以前は履歴書の書き方についても投稿しましたので、こちらも併せてご確認ください。
職務経歴書の書き方のポイント
職務経歴書にはその方の職歴や強みをアピールするためのいくつかの項目があります。それぞれの項目における書き方のポイントを紹介していきます。 こちらを意識するだけで「何を書くべきか」がわかり、書きやすくなるかと思います。
職務要約
選考官がこの後の経歴を読む前の「準備運動」のようなものです。これまでの職務経験を簡潔に時系列で要約してください。
また経歴の中で昇格や異動がある場合は、その決め手となった実績や評価された内容も簡単に添えてステップアップの軌跡を記載するとその方のウリや希少性を伝えられます。
次回の面接における「自己紹介」の骨子となりますので、十分検討されることをお勧めいたします。
職務経歴
画像のように「表」形式で記載すると相手に職歴が的確かつ効率的に伝わります。 エンジニアの場合は下記項目を参考に整理いただくと、経歴が伝わりやすいです。
担当業務を上段と下段に分けて、上段では経験した業務の箇条書きで経験の幅を伝えます。
下段の【ポイント】では具体的な課題解決の取り組み事例、学んだことの記載で経験の深さを伝えましょう。実績について、可能であれば具体的な数値を盛り込んでみましょう。そうすることで説得力が増します。
また、社内外の関係者との折衝、改善提案などの取り組み実績についても言及してください。どの職種においても、折衝能力や改善に向けた取り組みは最低限必要です。専門的な知識だけでなく、一社会人としての大切な素養も持ち合わせていることを伝えましょう。
上段、下段セットで初めて根拠・裏付けのある職務経歴になります。
活かせる経験・知識・技術
職務経歴で記載したキャリアを抽出してアピールしたい箇所を箇条書きで記載しましょう。応募したい求人票に沿って抽出するのをお勧めいたします。
また、エンジニアのご転職の場合、大学や大学院時代の専攻分野が評価対象になるケースもございます。研究テーマや概要についてまとめていただくと良いかと思います。選考官により理解いただくために別途修士論文等のレジュメ(1枚程度)を添付いただくのも効果的です。
資格・語学力
履歴書の内容と一致するようにしてください。また語学力についてはTOEICのスコアや業務上の使用経験がない場合は、英会話スクールやラジオでの独学中といった取り組みがあれば記載されても良いかと思います。というのも“英語に抵抗がなければOK”といった求人もございますので、そのアピールにつながります。
自己PR
過去(これまでどのような経験を積み)、現在(今はどのように仕事を担当していて)、未来(今後はこれまでの経験を活かしてこうした仕事に挑戦したい)という流れでまとめていただくと読みやすくなります。
また、こちらでは自身の人物タイプや価値観についても併せてアピールされると良いかと思います。例えば能動的な姿勢、全体を俯瞰したうえでの取り組みのアピールは魅力的に映ります。
企業が採用したいのは、自社の事業成長に貢献してくれる人材です。自らはたらきかける人や、目先ではなく組織・事業全体を見渡して業務を進められる人に企業は期待を寄せます。
こちら生産技術職の自己PRの例文になります。当社ではあらゆる職種の職務経歴書フォーマット・サンプルを用意しておりますので、気になる方はこちらからお問い合わせください。
いかがでしょうか。
職務経歴書を完成させるには確かに大きな労力が伴いますが、ポイントさえ押さえれば、すんなりと書き始められるかと思います。
次回の記事で書類の通過率を高めるためのノウハウを紹介いたします。
今回でポイントを押さえられたなら、次は企業様により魅力を感じていただいて面接に進められる書類を目指しましょう。
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