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『産後クライシス』を克服する3つの方法

皆さんは『産後クライシス』という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
一般的には「出産後から2〜3年ほどの間に、夫婦仲が悪化するという現象」を『産後クライシス』といい、メディアや書籍等で目にした方も多いかもしれません。

この『産後クライシス』の原因としては、母親の出産直後のホルモンバランスの乱れ、子供がいる新生活に慣れないための身体的・精神的疲労の蓄積など、様々な要素が絡み合い起きると言われています。

私自身も昨年に第一子となる娘が生まれ、家族として負荷がかかった時期が続いています。ただ、そういう状況下でも『産後クライシス』は誰にでも起こりうることだという意識を持つことで、自分が夫として何ができるだろうか?と考えたり、どうしたら夫婦の関係を良好に保てるだろうか?と試行錯誤するきっかけになったように感じます。

妻にはまだまだだと言われている毎日ではありますが、自分がトライ&エラーで得てきた経験や失敗談を共有することで、同じような立場のパパ達が自分なりの方法で『産後クライシス』を乗り越えるアイデアのきっかけになればと思いこのnoteを書いていきたいと思います。

1. 母乳をあげる以外は全部やる

身もふたもないですが育児において「母乳をあげる以外は全てやる。」という気持ちを持つことが最初の第一歩だと感じます。

女性が妊娠・出産する際にかかる体へのダメージは、一説によると交通事故レベルと言われることもあります。また、出産直後はホルモンバランスも崩れ、精神も不安定な時期が続きます。

子供が大きくなるまでは『妻は皇帝!』『赤ちゃんの全てのお世話はオレに任せろ!』『キミはひたすらゴロゴロして体を休めてくれ!』ぐらいの気概で動いて、ようやくトントンだと思います。

自分自身も仕事の忙しさにかこつけて、離乳食をあげることであったり寝かしつけを妻に押し付けてしまったりしてしまうことがあります。どうしても育児に参加できないほど疲れている時が出るのは仕方ありません。そういう時はもちろんパートナーに頼ることは大事でしょう。
ただしかし、そういう「どうしても対応が無理!」みたいなことはもちろん妻の方にだって起こり得ます。そんな時にすぐに休んでもらうようするには、日頃から自分一人で育児オペレーションを回すことを想定しておく必要があるのではないでしょうか。

2. 赤ちゃんの周りにある危険について危機感を持つ

私たち夫婦それぞれの性格は、私が大雑把で、妻は几帳面という違いがあります。そうした際に、よく妻に怒られることで良くあるのは、赤ちゃんにとって危険な状態を放っておいたり、注意し切れていないということです。

例えば
・離乳食のみじん切りの細かさだったり
・赤ちゃんの時期特有の病気や予防接種の把握が甘かったり
・携帯の充電ケーブルをコンセントに差しっぱなしにしない(舐めたり、触ったりしたら危ない)
などなど、数えだしたらキリがないぐらいです。

当たり前ですが、赤ちゃんは大人に比べてか弱く、気をつけて気をつけてお世話をしなければなりません。「子供の安全を守るためにどういうことに気をつけなければならないか」ということについては、当事者意識を持つということが大事だということとも言えるかもしれません。

3. 月1回は夫婦でじっくり話し合う場を持つ

育児においては、私も妻に頼りがちになってしまう場面もあるのですが、子供を育てるという体験においては、彼女も初心者という点で全く同じです。

・生後1ヶ月の赤ちゃんにどう接したら良いか?
・歯磨きはどうしたら良いの?
・離乳食の作り方は?
・おもちゃはどんなのを買い与えたら良い?

子供を育てていると色々な課題や問題が毎日山のように出てきます。
そうした時に「これってどうしたらいいの?」と何でもかんでも妻に答えを求めるのは実は良くないかもしれません。妻だった初めてだらけのことで、どうしたらいいか分からないことが沢山あるからです。

もし逆の立場だったらと考えるとどうでしょう?
自分も試行錯誤して頑張っているのに、パートナーは一緒に考えてくれることはせずおんぶに抱っこ状態・・・。なかなか精神的に辛いものがあるのではないでしょうか。

もちろん、分からないことや足りないことをパートナー同士で助け合うということはとても素晴らしいことです。ただし、関係性を一方に依存するような形にしてしまわないためにも、定期的に話し合いの場を仕組みとして持つということをここではオススメしたいと思います。

かくいう我が家では「家族会議」と銘打って以前から月一の話し合いの場を設けていたのですが、これが特に子供が生まれてからは良く機能したように思います。

それこそ
・子育て用品の購入についての検討
・仕事や子育てイベントの調整
・子育ての価値観を擦りあわせる
・自分が何に今困っていて、どういう助けが欲しいのか
など、やらなければいけないけどなかなか決めにくい事柄や普段は言いにくいことなどを、まとまった時間で共有し合うのに重宝しました。

家族会議の詳しい方法については、別にnote記事を書いたりしているので、ご興味があればこちらも読んでみていただけると嬉しいです。

個人戦ではなくチーム戦で育児に取り組むという意識で臨めば、お互いの負荷を減らしながら、かつお互いの長所を生かした連携プレーが取れるという学びが、この取り組みからは得られた気がします。

おわりに

色々と書いてきましたが、もちろん色々な夫婦や子育ての形があるので、これといった明確な正解などなくそれぞれでベストな方法を探すのが一番良いのかもしれません。

ただ、これは不変の真実だろうという名言を最近知ったので、それを紹介してこのnoteを結びたいと思います。

"If your wife is happy, your life is happy”

最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆さんの夫婦円満の秘訣も、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです!

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