陰と陽のバランス

陰と陽
光と闇
静と動
副交感神経と交感神経

必ずこの両極があって、この２つは絶対相対性でバランスが大切。

潜在的には常にバランスを取ろうと働いていますが、その潜在的な力を乱してしまうのが人間の特徴でもありますね。

陰と陽のバランスの乱れ＝自分軸からのブレ＝分離

分離＝本質からのズレ、地に足がついていない、自分のリズムで生きていない

体は正直

心に嘘をつくと、体に不調が出ます。
体は嘘がつけません。

少しの嘘や我慢でも体に力みが入ります。
それが無意識の力みとなって蓄積していく。

その無意識の力みで筋肉のバランスが崩れて骨格が歪んでいき、自律神経（副交感神経と交感神経のバランス）が乱れる。

自律神経は全ての臓器に繋がっている為、結果、病気に繋がっていきます。

その行動はmustかwant toか

私がパーソナルトレーニングジムで働いていた時、こんなことがよくありました。

【タイプA】
毎週必ず週1で真面目にトレーニングに来て、結構激しいトレーニングして、有酸素運動もキッチリやっているのに、全く体型が変わらない人。

【タイプB】
適当に来て適当にトレーニングしてるのに入会して１ヶ月も経たないうちに体脂肪率がグンと下がって、体に変化が現れる人。

これは単純に「動」が必要か「静」が必要かの違い。

タイプAの人はmustで動いている人
「静」の時間を取ることなく「動」を繰り返して、バランスを崩しているパターン。

タイプBの人はwant toで動いてる人
マイペースに動いて、筋トレが必要なタイミングでトレーニングに来ているので、バランスが取れている。
結果がすぐ出る。

「静」が必要な人はmustで動いている。

want toで動く人は自然とバランスを取っています。

動きたい→動く
休みたい→休む

動かなきゃとはなるけど、休まなきゃにはあまりならないですよね。

一人の時間もmustで動いてしまう

これは、日常生活でも言えることです。

何時までにご飯作って、何時までに洗濯して、何時までに洗濯取り込んで、何時までにそれをたたんで…

それ、何時までにやれって誰かに言われたんですか？
それやんないと誰かに怒られるんですか？
と聞くと、義務感でやってる…とそこで気づく。

もちろん、誰かに言われる人もいると思うけど、誰にも何も言われなくてもmustで動いてしまう日本人…

特に昭和世代の人達は、お腹が空いたからご飯食べようとか、お腹空かないから今は食べないとかでなく、何時だからご飯食べなきゃとか、朝だから眠いけど何時に起きなきゃと、体の感覚を無視して生きている人が本当に多いです。

実はそれが、心身のバランスを崩す原因の一つ。

体は常に信号を送っている

何かの行動の時に、ほんの少しでもモヤモヤや嫌な感じがしたら、それは体からの信号。

動物や赤ちゃんを見ていると、天然でバランスをとっているのがわかります。

大人になっていく段階で、正されて、社会に従って生きていくようになり、分離して生きていることが当たり前になってくると、自分の感覚に鈍感になって、体の信号に気づかなくなっていきます。

結果、バランスが崩れる。

そんな…大人になって赤ちゃんみたいには出来ないじゃん！って思うかもしれませんが、それが出来るのが風の時代。

魂（自分軸）で生きるというのは、赤ちゃんのようになるということ。
泣きたい時に泣いて、怒りたい時起こって、お腹すいたら食べて、遊びたくなったら遊んで、眠くなったら眠る。

まずは、無意識にmustで行動をしてしまっている自分に気づいて、出来る範囲でwant toで行動する事を許可してあげることが大事ですね。

リラックスして緩める時間を日常に

常に分離状態で生きていると、無意識の力みが慢性化して、体からの信号に気づかず、気づいた時には心身の不調が重症化してしまって強制終了に…

リラックスして、緩める時間は、無意識の力みを取る時間になります。その時間を日常化してあげることで、体の信号にも気づけるようになり、自然と心身のバランスが取れるようになっていきます。

健康で、元気でいる為には、陰と陽のバランスが一番大切だということを忘れずに！

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