ヨガ療法士から見た更年期障害
自律神経の乱れは、副交感神経と交感神経のバランスの乱れ。
身体の左側が副交感神経で右が交感神経
左が女性性で右が男性性
陰と陽
身体の左側に不調が出ている人が多くみられるのは、交感神経ばかり有利に働いているから。
ストレスから来る無意識の力み。
自律神経は無意識領域
子宮
心臓
血管の壁
は附随筋。
筋肉のように、人間の意志で動かせない、自律神経の支配を受けて動く臓器。
心筋梗塞や、脳出血、子宮系の病気など…
思い当たる病気はだいたい自律神経の支配を受けている臓器の不調。
そこに不調が出るということは…
無意識にストレスを感じる環境にいるということ。
人間は、みえるとかみえないとか、わかるとかわからないとか、聞こえるとか聞こえないとか(笑)関係なく、無意識にいつも、合わない人や、合わない場所、合わない食べ物、合わない空気など…自分に合わないエネルギーに敏感に反応しています。
よく不調を訴えているように見える人は、敏感にその無意識なレベルの違和感を感じ取って、ちゃんと休む時間を作っているので、大事に至ることはほとんどありません。(病気はそれを通じて気づきが起こる場合もあるので、それは例外として…)
逆に、いつも元気そうに見えるのに、しばらく見ないなと思ったら、突然入院してたり、手術しましたとか聞いて、以前は驚いていたけど、ヨガ療法士になってからは「でしょうね…」と思うこともしばしば。
更年期障害と聞くと、ある年齢に達すると、必ず訪れるように思われているけど、そうではなくて、どれだけの年数、軸からブレて生きて来てるかなんですね。
全ての不調は軸のブレから
ブレからくる無意識の力みが限界に達して、身体のコントロールが効かなくなる年齢がだいたい中年層あたりだから、その年齢層に多いというだけで、更年期障害にならない人だってもちろんいます。
まだなると決まってもいないのに、何歳になったら、更年期障害になるからと、「そうならないように」となること前提で行動してしまうと、そこに向かっていくことになってしまいます。
年齢は関係ないと、自分で年齢の制限を外していく意識も大切。
そして、人や環境のせいにせず、頑張ることを自分でやめていく。
他人軸で動くことを思い切ってやめていく。
そんな自分を許していく。
そうすることで、心が緩んで、身体の緊張も取れてきます。
どうしても直ぐに他人軸から抜けられなくても、休憩時間や、1日の終わりに、自分に戻る時間をしっかり取って、毎日心と身体をリセットしていきましょう。
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