心理系大学院に行くまでの勉強

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ドライブ理論
周囲からの期待が集まることで、よりパフォーマンスを発揮することを社会的促進、逆に力が発揮できなくなってしまうことを社会的抑制という。この2つの現象はどちらもドミナント反応によるものだとザイアンスは考えた。ドミナント反応とは緊張するとその時までに最もよく行っていた行動をとる傾向を指す。ドミナント反応に基づいて、社会的促進や社会的抑制が発生する現象をドライブ理論という。

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凝集性
集団がまとまる力の強さのことをデュルケームは凝集性と呼んだ。凝集性が弱い社会では個人は自由な半面、孤独感が強くなる。反対に凝集性が強いと、孤独感は薄まるが、集団の規範や習慣を息苦しく感じる。

単純接触効果
よく行く店の店員を何度も見るうちに親近感わ覚えたり、日常的によく聞く言葉は好まれる傾向にある。このように、ある対象に何度も触れるうちにその対象に好意をもつようになることを単純接触効果と

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各国の自殺率の順位や数値は大きく変化しない。もし自殺に個人的な行為だとしたら、各国の自殺率の数値や順位は年によって大きく異なるはずである。そこには個人の心理を超えた社会の力が働いていると考えられる。デュルケームは個人的事情を超えた、自殺を招く社会的要因を自己本位的自殺、集団本位的自殺、アノミー的自殺、宿命的自殺の4つに分類した(自殺の4類型)。
❶自己本位的自殺
集団の結びつきが弱い社会で生じる自

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いえい

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次々と生まれてくる欲望は、通常社会の規範や道徳によって抑えられている。しかし大不況や、その反対である経済の急成長期などで、社会が混乱すると規範や道徳が機能しなくなり、人々の欲求は際限なく肥大化してしまう。この状態をアノミーという。
欲望が際限なく肥大化してしまうと、その欲求を叶える手段がないため不満、焦り、絶望感などに襲われて混乱状態になり、アノミー的犯罪やアノミー的自殺を招くことがあるとデュルケ

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マージナルマン
社会学者のロバート・E・パークは、いくつもの文化が並存する社会でそれらのどの文化圏にも完全に同化出来ずに複数の文化に不完全に属している人々のことをマージナルマン(境界人)と呼んだ。
移民などのマージナルマンは、ある文化にはっきりと属していないため、自身に一貫したアイデンティティを見出しにくくなる。けれどめ複数の文化の狭間に立つことで、それぞれの文化を客観的に捉えることができ、それら

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一つの欲求を満たすと、もう一方が満たされない状態を「コンフリクト(葛藤)」という。レヴィンは人間が社会生活を送る上でのコンフリクトを3パターンに分けて考察した。
①接近と接近のコンフリクト
同じくらい魅力をもつ誘因の間で選択に悩む状態
②回避と回避のコンフリクト
同じくらい回避したいのに一方を回避すればもう一方に陥ってしまう状態
③接近と回避のコンフリクト
一つの目標が、魅力的な面とそうでない面わ

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集団が持つ固有の雰囲気のことを集団的雰囲気あるいは社会的雰囲気という。家風や校風などがわかりやすい例である。集団的雰囲気は、一度形成されると比較的長期にわたって継続する傾向がある。
時間ないから今日はこれでおしまい。ねる。おやすみ。

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場の理論を提唱したレヴィンは、集団は個人の総和以上のものを生み出すと考えた。集団行動には、一人ひとりの言動の集まりを超えたものがある。レヴィンは集団に属する個人の言動を研究すれば、人々の社会生活の改善に役立てることが出来ると考えた。そして彼は、自分の研究を集団力学(グループダイナミクス)と名付けた。
その後、弟子のD・P・カートライトらによって多くの集団力学に関する実験が行われた。集団力学は現在、

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全体(ゲシュタルト)は要素の総和以上のものを生み出すと考えるのがゲシュタルト心理学である。
レヴィンはゲシュタルト心理学を社会心理学(人の意識や行動は社会からどのような影響を受けているか、またどのような影響を与えているか)に応用した。人間の行動は個人の性格や欲望だけで決まるわけでなく、個人が置かれた場(環境)に左右される。これを場の理論という。
場における個人を引きつけたり遠ざけたりする特性を誘発

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