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人生で初めて占い師さんに占ってもらった話

キッチンカーが集結したり、ハンドメイド市が立ったり、車のトランクを使ったマルシェが開かれたり、ちょいちょいそんな愉快な催しがあるまちに住んでいる。
催しのたびに美味しいもの、可愛いもの、変なものを求めて出かけているのだけど、今日会場で目に留まったのは「タロット占い」ののぼり。
しいたけ占いとかも一時期はよく見ていたし、YouTubeでカードリーディング動画を流しっぱなしにしながら、noteの記事を書いたり、料理をしたりしている。当然のことながら、内容はほとんど覚えていない。
そういうこともあって、一度対面で鑑定してもらいたいと思っていた。
札幌の駅ビルにも占いのテナントが入っているけれど、初心者には実店舗はハードルが高い。
イベント会場なら、もっとカジュアルに体験できそうだったので、未知の世界へ飛び込んでみた。

今日占っていただいたのは、こちらの方。
帯広市はわたしにもゆかりがある土地。縁を感じた。


「教員の仕事も向いてないとは思わないけど、文章を書くことを仕事にしたい。わたしが幸せになれるのはどっちですか?」

そんな「知らんがな」案件まっしぐらの相談をしてみた。
今回は10分の鑑定だったので、半年先、つまり年度の切り替わりまでの運勢を見ていただくことになった。
本当に、わたしの仕事が公務員じゃなかったら二足のわらじを履けばいいだけなので、もっとライトに「副業で物書きやります」って言えただろうに。

結果としては「半年後の仕事運として見たときに、最弱のカードが出ている」。
さらに、「金運を表すカードが1枚も出ていない。まさに公務員って感じの安定的な収入で、決まったものしか入ってこない」。
なんてこった。

いや、わかるよ。
今年初めて挑んだ創作大賞は中間すらひっかからず、今のところ金になりそうな気配もない。
金が目的というわけではないけれど、商業出版を狙うなら金にならないと生きていけないんだ。わたし、二足のわらじが違法になる人間なんで。
だから、そのタイミングは「今年じゃない」ということ。
「定年を待たずにいずれ今の仕事は辞めるでしょう」ということも言われた。

いただいたアドバイスとしては、

・有休をゼロにするくらいの心もちで、いろんなところに旅をした方がいい
 (雨女ですけど大丈夫でしょうか)
・才能はまだ発展途上
 (先生、申し訳なさそうにされていますがそれは伸び代がまだあるということですね?)
・いろんなジャンルのものを書いた方がいい
 (コニシさんの下書きに沈んでいた謎の言葉で創作も頑張ります)
・54字の物語のようなもので面白いものが書ける
 (つまりマチルダ・瑠美子という女ということですね)
・賞レースを狙うといい。最終選考に残るくらいのことにはなる
 (エッセイの賞レースってなかなかないので、やはり小説がわたしの目指すところへの近道かな)
・「代表作です」っていうものが出せると良い
 (やはり「わたしきゅ」のリライトですね)
・書き方がどんどん変わっていると思う。それが定まった時に世に出られる
 (半年前と今と全然違いますからね)
・芽が出ない間も書き続けること
 (それはもちろん)

賞レースに関しては、「勝負運が強い。勝ちに行く人で、マウントをとる側に立っている」ということも言われた。
書くこと全般に関しては、「世の中や人の隙間を描くのが上手い人」。エッセイスト的には強みでしかない。

焦らず、一歩ずつ確実に、ということかな。コニシさんにいつも言われてたこと。
おまけで出してくれた1年半後の未来のところに、愚者が正位置で出たのも良かった。
未来には自由がある。
きっと、「今だ」ってタイミングがやってくるはずだから、そのときに直感を信じて進んだら良いのだと思う。


余談。
わたしの鑑定を隣で聞いていた夫も、転職を控えていることもあってか「俺も占ってもらいたい」と言い出した。
夫の結果については割愛するけど、わたしが「勝負運が強い。勝ちに行く人で、マウントをとる側に立っている」と言われたカードと同じものが同じポジションで、逆位置で出た。
この場合の解釈は、「勝たせてもらえる人」なのだとか。
夫婦の人柄や性格そのまんまで面白いなぁと思った。
気が強いのと、人懐っこいのと。

ところで、占い師という職業にはどうやったら就くことができるのだろう。
叶えかたが謎な仕事のひとつだと思っている。



昨日の朗読ライブのアーカイブはこちらから。
主催のpersiさん、作品を提供してくださったあこさん、リスナーの皆様、ありがとうございました。
みのむしさん、お疲れ様でした! 不思議な世界観とみのむしさんの落ち着いたトーンの声が合わさって、素敵な夜にふさわしい良い時間が過ごせました。



みくまゆたんさんが面白そうな企画を立ち上げています。
わたしの記事、基本的に自分語りしかしてないから、わたしのための企画なのではないかと思っています。 #どうかしているとしか


時空を超えた感想記事、いただいています。
いただいてからこれまでの記事の内容的に貼り付けるのどうかなと思って、ご紹介が遅くなってしまいました。ありがとうございます。


ティコ族とティコがガンダーラ……じゃなく、ロジウーラに「コニシさんの秘蔵写真集ありがたい経典」を取りに行く推し事物語がリリースされました。
配役がぴったりすぎるんよ。特にみぞーちの文体模写が完璧すぎるんよ。


わたしがクイズになったよ! まさか第二弾があるとは思っていなかった。
エンタメにふりきったティコ族・げんちょんの本気を見よ。わたしは全問正解しました。