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モダンアート展示会に出品しました

8/6(土),8/7(日)に竹芝で開催されたモダンアート展示即売会Independent Tokyo 2022に出品してきました。180名のアーティストが参加した大規模なアート展で、朝から大勢の観客が訪れて盛況でした。

2日間で数千名の来場者があったようで、終日ほとんど座る間もなく自分の作品の説明をするような状況です。初めて自分のアート作品を大規模な展示会に出品したので、その評価が心配だったのですが、おかげさまで好評で、購入希望者もいました。

洋画や日本画の世界では画家の大半が高齢者で私は若手になってしまい、観客も高齢者ばかりです。しかし、このモダンアートの展示会に行くと、アーティストは若者ばかりで私が最高齢者になってしまい、観客も子供づれが多くにぎやかな展示会です。
モダンアートでは、その技法や表現媒体はそれこそなんでもありなので、非常にバラエティに富み刺激的です。180名のアーティストが参加していましたが、ひとつとして似たような作品はなく個性的な作品ばかりでした。

伝統的な油絵や日本画の世界だと、その技法や大きさまで制限があり、作品のモティーフも限られています。そのため私は最近、大規模な美術展に行くと、どれもどこかで見たことがあるようで、どこか退屈になってしまいます。もちろんこれは個人的感想なので、現実には古典的絵画のほうが人気がありますが。

このようなアート展に参加して楽しいことは、様々なアーティストたちと技法やモティーフについて語れることです。しかしアート制作だけで生活が成り立つ人はほとんどなく、数か月かけて制作したアートでも、数万円から数十万円で売るしかないため、正業がないと生活できない人が大半です。洋画・日本画の画家が高齢者ばかりなのも、年金生活になってやっと時間の大半を絵画制作に費やせるようになるからなのでしょう。日本のアートマーケットが、世界的に見て非常に低価格なのが、その根本にあるのだと思われます。日本の作家の作品を海外に持っていくと、けた違いに高く売れるので、海外に進出できるような作家しか生き残れないのかもしれませんね。

ちなみにですが、私が制作したモダンアートはLINE MySmartStoreから発売中で、スマホからでも購入できます。
TickTack制作のイラスト一覧

展示会用のポスター


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