No.11 『霊と力による証明』
パウロの第2伝道旅行はコリントを後にエフェソを経由してカイサリア、エルサレムに至って、シリアのアンティオキアへ帰って終わります。使途言行録ではエフェソやエルサレムに行った際の詳細は記されておらず、重要な場所を通ったにも関わらず非常にあっさり終わっています。(使途言行録18:18~23)前回触れたようにパウロのローマ行きの請願は叶わず期せずして訪れたマケドニア、コリントでしたが、この伝道旅行が後世に与えた影響は非常に大きかったと思います。ローマに続く陸路と海路の要所に教会の土台