【詩】傘
しとしとと雨が降る
あの人は傘を持って来ていない様子
相合い傘で帰ろかな
誘う気力は満タン
あとは誘うだけ
でも、その一声がでないの
一緒に帰ろ
その一声がでないの
あのねあたあたしあたしあのねあなたあなたと一緒にかかかか帰りたいの
やっと出た一声はどもってどもって
なにを言っているのかわからない
あのねあのあたあたしあなたあなたに傘を貸したいの
あの人はゆっくりこちらを向く
あのねあたしあなたと帰りたいの
あたしあなたに傘をかしたいの
やっと言えた
しとしとと雨が降る
だけど
私の心は晴れました
2014年1月1日の作品
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