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思春期の子どもとの家族旅行を実現する方法

こんばんは。ユウコです。

今日は旅好きママとして旅のアレコレを発信されているBanana310さんの記事のご紹介から。
2児の母で、ワーママで、旅好きで、属性が私と似ている…と勝手ながら親近感を持ちまして、毎回楽しく読ませていただいています。

Banana310さんと同じく、私も子どもたちが0歳の頃から国内外問わず、年に数回家族旅行をしていますが、読みながらうなずきっぱなし!
うちの子どもたちはもう中学生、高校生なのですが、いくつになっても変わらない、共感しかありません。

思いの丈を思わずコメントをさせていただいたのですが、そのBananaさんから、

「お子様がティーンエイジャーとなっても家族皆で一緒に旅行に行けること自体が素敵すぎます✨秘訣があったら教えて欲しいです~。」

Banana310さん「旅好きママの子連れ旅行を円滑にする心構え」:コメント欄より

こんなコメントをいただきました。うれし~✨(Banana310さん、ありがとうございます!)

思春期の子どもとの家族旅行を実現する方法

そういうわけで本記事では、思春期の子どもとの家族旅行についてのお話をしたいと思います。

「うちの子はいつまで家族旅行に付いてきてくれるかしら?」
「思春期の子どもと旅行に行きたいけれど彼らは気が進まないようだ・・・」

このようなお悩みをお持ちのみなさんの参考になると嬉しいです。

「家族旅行はもういいや(高1女子)」

これ、昨年の夏休み、プーケット旅行に行った後の娘の感想です。
コロナ渦前に最後に家族で海外に行ったときには小6だった娘が今では高校1年生。
極端な話、うちの子どもたちは「プールで放牧しておけば大満足、OK!」ぐらいに思っていました。しかしもう同じパターンは通用しません。
母さん、長年の家族旅行の経験で調子にっておりました。ナメてました。

コロナ渦空白の3年間を経て気が付いた~思春期の子どもが家族旅行を渋るわけ

あるとき娘と話していて、それとなく理由を聞いてみたことがあります。

子どもには子どもの世界ができ始める

「旅先でも日本にいる友達とSNSでつながっていたい」
「親と旅行に行くから友達と遊ぶ予定を断ると、だんだん誘ってもらえなくなっちゃう」

コロナで海外に行けなかった3年の間に、娘は思春期になり、親の知らない彼女の世界が徐々に形成され始めていることに気づかされました。
大人にとってはあっという間でも、子どもの3年て、長いのですよね。

意見が合わず、家族とぶつかる

プールさえあれば一日中でも泳いでいたい息子と、アートが大好きで、旅先の文化をあれこれ見たい、触れたい娘。
子ども優先とはいえ、親にもやりたいことがある。
食の好みも家族バラバラ。
当然意見が食い違えばけんかが勃発しますし、家族同士なのでお互い容赦なく言いたいことを言い合うため、かなり面倒くさい。
こういうのが娘にとっては煩わしいのだとか。

それでもわが家が家族で旅行に行ける訳

かといって、娘は家族旅行を全力で拒否しているわけではありません。
なんだかんだ言ってもついてくるんですよね。
さて、思春期の子どもが家族旅行についてくるのはどうしてか?

旅の目的を共有する

旅先で何をするか?旅の目的をできるだけ共有するようにしています。

例えば、わが家は家族みんながスター・ウォーズのファンです。
昨年末のロサンゼルス旅行では、「(日本のディズニーランドにはない)スター・ウォーズのアトラクション、行きたくない?」と子どもたちを勧誘。

ふたつ返事でついて来ました。
子どもだけではカリフォルニアディズニーには簡単には行けませんもんね。

お子様に親と一緒でもメリットあり!行く!と思わせたら作戦成功です。

各自の希望に配慮して旅程を組む

自我が芽生え始める思春期、意見は一丁前に言います。

どこに行ってどう過ごすか?何を食べるか?
大まかなプランは私が立てますが、たいていは意見が分かれるので、もめることしばしば。

しかたがないので、親が彼らの意見を尊重しながら調整します。
食事の場合なら、”昼は息子の希望のハンバーガー” 、”夜は娘の希望でエスニック”というように順番にしよう、と説得する。

親の希望は二の次ですが決めるときは毅然と対応しないと、いつまでも先へ進めません。ときには二手に分かれて行動することも。
だたし、きょうだいが別行動になるときは親も分かれてどちらかに付き添わないといけない年齢。場合によっては親は完全に付き添い係だと割り切る諦めも必要です。

モノで釣る

現地の珍しいものや映えるスイーツ、日本で買えないグッズなど、ティーンエイジャーは購買意欲の塊。
もちろん限度はありますが、家族旅行が円滑に進むなら、この際多少の出費は必要経費と割り切ります。

はい、白状します。ご機嫌取りです。
旅行中、時々実行するといい感じです。

大人も ”ここでしか買えない” と思ったら、欲しくなりますもん。

旅先でもめた経験も、終わってしまえば家族で共通の旅の思い出になるように

結局のところ、基本的には子どもたちの意見を取り入れ、親がかじ取りをするしかないのですよね。実は特別なことはあまりしていません。

お子様は一緒に行きたくないと言うし、親がつらい思いをしながら旅行するぐらいなら、いっそのこと行かないという選択肢も、もちろんあります。

私の場合は、楽しいばかりが「旅」ではなく、旅にまつわる困りごとをみんなで乗り切ることも家族旅行の醍醐味だと受け入れて、割り切って旅行することにしています。
家族旅行を通じて、ときには我慢や妥協も必要だと言うことを学んでもらい、コミュニケーションに必要な協調性を養う訓練、まさに「旅育」。
疲れますけど、ひとたび旅行に行けば、楽しいこともたくさんありますから。

あと数年もすれば思春期の子どもたちももう大人。
彼らが大人になったとき、一緒に行きたくないと言われたらその時はもう留守番してもらおうと思いますが、一緒に来てくれるうちは家族で旅行に行こうと思います。

旅先でもめた経験も、終わってしまえば家族で共通の旅の思い出になるように。


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