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イギリスで触れたヴィーガンの考え方/ブライトン

こんにちは。Yuriです。
2024年はnoteをもっと更新しようと思い、
少しずつ記事を書いています。

最近の記事もお時間があれば、
是非読んでもらえると嬉しいです!

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幸せになるために、やるべきたった1つのこと/イギリスでの学び
国際恋愛 【いつ結婚するの?】ドキッとする一言
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さてさて、今日は
イギリスに住む前と住んだ後の
ヴィーガンに対する意識と
私の住む街、ブライトンについて
書いていこうと思う。

私はイギリスの南街、ブライトンに住んでいる。
日本でいう湘南みたいなところだ。

鎌倉周辺に住んでいる人に分かりやすく
例えると、大きく3つに分かれており、
ブライトンの西側であるHoveは鎌倉、
ブライトンの中心は江ノ島(Pierがあるから)、
ブライトンの東側は逗子(マリーナがあるから)
といった形である。
まさに長く続くビーチと海、
ブライトンは
サーフィンができないイギリスの湘南である。

この前、江ノ島出身の日本の方と
ご飯に行った時に
めちゃくちゃ共感してもらえたので、
共感する人は是非教えてほしい。

また、最近はサッカー選手の三笘が
ブライトンFCでプレーをしてることから
割と名前が知られてきてるように感じる。

そんなブライトンの街の特徴として、
LGBTQの人とヴィーガン率が非常に高い。

割合が気になり調べると、
ブライトンは10人に 1人以上がLGBTQであり
ブライトンを含むSussex地域での割合は
100人に2人程度だというから
どれだけLGBTQの人がブライトンに多いか、
感覚的に分かるだろう。

だからこそ、街の至る所に
レインボーカラーが散りばめられている。
とにかく皆んな変わらない"自分"を持っていて
生き生きしてみえる。
そんな、誰もが自分らしくあっていい街
それがブライトンなんだと思っている。

ブライトンはさらに、
ヴィーガンの割合も非常に高い。
ブライトンはイギリスで一番ヴィーガンの人や
ヴィーガンフレンドリーなレストランが多い。

移住前、話には聞いていたが
あまり意識したことがなかった。

移住後、すぐに近くのカフェでラテを頼んだ。
すると店員さんが「どのミルクにする??」
と言ってきたもんだから、ん?と思い、
「え、どんなミルクあるの?」と聞くと、
「Oat milk, Almond milk, Soya milk or caw milk」と言われて
私はたまげた。そんなあるのかと!

まず、ミルク=牛乳だと思っていたが、
この街では牛乳を植物性ミルクから
区別するためcaw milkと呼ぶのだ。
(他のカフェでも大体caw milkまたはnormal milkと言われる)

さらに植物性ミルクの種類の多さだ。
日本にいた時は、豆乳こそ人気だが、
オーツミルクがあるカフェは
ラテが700円ぐらいする
お洒落なカフェくらいなもので
街のそこらへんにある普通のカフェでも
こんな種類があるとは驚いたのだ。

また、値段が変わらない!
豆乳が好きで日本にいた時はたまに
ソイラテを飲んでいたが、なぜか普通のラテより
50円とか100円高かったのを覚えている。
しかし、この街はどんなミルクを頼もうと
値段が変わらないのだ!素晴らしい!
やはりヴィーガンに嫌われたら
生きていけない街なだけあるなあと感心。


お店によっては、ラテを頼むと
「牛乳でOKかい?」と聞いてくるとこもある。
牛乳でいい?と聞くのは
やはりヴィーガンの人への配慮を感じる。

そういう配慮を感じるたびに
私のブライトンに対する
いいね!数があがっていく。
多様性を受け入れるだけでなく、
この街ではマイノリティが
幅を効かせているのだ。
素晴らしいことではないか!!!
私もマイノリティだからこそ、
その姿勢、大好きなんだなと
東京にいた際には感じなかった感覚に襲われた。

またカフェだけでなく、
スーパーの中食、冷食コーナーにも
ヴィーガン食品はがっつり幅をきかせている。

植物性の食材をお肉にしたり、
ベーコンにしたり、チーズにした
いわゆる加工食品も多数見かける。
個人的に植物性の食材を加工する際の
化学調味料の量がエグそうなので
そういった類のヴィーガン料理は
食べないのだが、豆とかコーンを潰して揚げた
コロッケみたいなのはおいしかった。

夏にBBQしよう!と言われて遊びに行ったら
ヴィーガンソーセージとヴィーガンバーガーで
最初は、肉が食べたいと思ったのだが、
美味しすぎて大満足なBBQとなったのも
鮮明に覚えている。

友達の引っ越し祝いをした際も、
ウィーガンの子が持ってきた料理が
なにより美味しく感動したのも記憶に新しい。


そして割とこっちの人はヴィーガンでなくとも
ヴィーガン食を食べる傾向にある気がする。
彼らなりの
健康に対する意識の表れなのかもしれない。
(ヴィーガン=ヘルシーというのは、
もはや通用しない気がするが)

また、どんなレストランに行っても
この街は特にベジタリアンはもちろん、
ヴィーガンメニューもあるため
お店選びに困ることはない。
(日本にいた時、
スウェーデンからきていた同僚のために
レストランを予約しようとした時、
ヴィーガンメニューのあるお店を探すのに苦労した)

結婚観でも感じだが、なんたって自由なのだ。
自分のアイデンティティを
恥ずかしがることなく
言える環境があるのは、すごいことだ。
この国、この街の人は
みんな”自分”を持っているし
その”自分”を受け入れる体制が周りに既にある。

だからこそ、私はこの街での生活が心地よい。
自分の好きに生きていいんだよと
言われている気がするし、思っている。

アジア人女子というマイノリティとして
この国に住んでいるが、
この街では、どこから来ても、
どんな趣味思考でもいいのだ。
誰も気にしていないし、好きに生きて良いのだ。

オープンなこの街に住んで、
心なしか励まされている気にもなるし、
多様性を認めることの重要性みたいなものを
肌で感じることができて
少しだけ成長した気にもなっている。

そして
カフェでアーモンドミルクラテを頼むごとに、
この街への好感度があがっていく気がする。

だから、今日も私は
アーモンドミルクラテを頼むのだ!❤️

では、また!
Yuri





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