事例2.1 『問題解決プロフェッショナル』から見るSHARPの技術革新(スパイラル戦略)
ここでは、ゼロベース思考の例として液晶技術により世界的な企業になったSHARPの例が書かれている。
当時の情勢(1960 年代後半-1970 年代)
日本では電卓産業が盛んで、最盛期には50社以上が参入していた。電卓産業は熾烈な価格競争になり、生き延びたのはカシオとSHARPの2社だけであ
SHARPは電卓の薄型化を目指して開発を行っており、その中で液晶の技術を磨き上げていた。
しかし発光ダイオード、太陽電池、半導体レーザー等を次々に生み出していたシャープにとっては、一部