アラサー女が約8年ぶりにフランス語検定を受けるまでにやったこと
先日、フランス語検定(通称:仏検。ふつけん)準2級の1次試験を受けてきました。今回、8年ぶりに仏検を受けるまでに何をしたかをまとめてみました。
なぜ私が仏検を受験しようと思ったのかは、こちら過去の記事をご覧ください。
フランス語に限らず、社会人で何か語学を勉強中の方、これから勉強しようと思っている方の参考になれば幸いです。
ちなみに受験前の私のフランス語レベルは、こんな感じです。
フランス語の文法を復習
まず、約8年ぶりにフランス語の勉強を再開するので、基礎的なことを思い出さねば。そこからのスタートでした。
大学生の時に、授業で使っていたような文法が体系的に学べるような本を探しました。
書店でパラパラと見て選んだのがこれ。
『ザセツって何?』
この言葉、癖強すぎじゃないですか?超・高飛車&メンタル最強になりそう。
レベルは入門~3級くらい。いわゆる大学1〜2年生程度。今回、私が受験した準2級は大学3年生程度なので、本当に基礎の基礎を思い出すのにぴったり。
3月中旬~GW明けまで、この本で文法をひととおり復習してました。テキスト中の文章が面白く、かつ簡単な名詞、形容詞~時制、文法的要素がギュッとまとまっていて、復習しやすかったです。
単語帳はNotionにまとめてデジタル化
上記の本では新出単語やフランス語の表現は、テキストに意味とともに載ってます。ただ、どこまで自分が覚えたのか覚えていないのか把握するために単語帳を作りました。
最初はアナログで作っていたものの、日に日に単語の数が膨大に(笑)数日で手元にあった100均の紙の単語帳3冊(約150語くらい?)が消費されました。
そこで私は、普段Todoリストややりたいことリストで使っている、マルチメモアプリ『Notion』(ノーション)で単語帳を作成し始めました。参考にしたのがこちらの方法です。
このページの「2.Notionの具体的な使い方>単語帳として活用する方法」という部分を参考にしました。
フランス語をAndroidスマホでフリック入力で打てるように『Gboard』というアプリをインストール。PCはデスクトップにメモ貼り付けて都度コピー&ペースト作戦で乗り切る作戦←
iPhoneの方はこちら
Notionで単語帳作成するメリットは
①アナログよりも圧倒的に書く(打つ)スピードが格段に早い
②日々無限に増える単語をスリムにまとめられる
③タグ付け&フィルター&検索で復習しやすい(←タグ付けは私オリジナルの方法!)
まず本当に書く(打つ)スピードが格段に早く効率的でした。何よりも手が疲れない。修正もしやすかったです。
そして、日々無限に増える単語をスリムにまとめられる。最初のフォーマットを作るのはPCの方が見やすく作業しやすいですが、後から新出単語を入力したり見返すのは、スマホ1台でできます。
これで通勤電車の中でもスマートに単語や表現を見返すことができました。
そして、紙の単語帳ではできない機能がタグ付け&フィルター&検索。私は動詞、形容詞、副詞、前置詞、名詞……と品詞ごとにタグ付けを付けました。フランス語は男性名詞、女性名詞というものもあるので、それも分けてました。
こうしておくと『今日は前置詞を復習したいなー』『昨日覚えた単語と表現見直ししたいなー』『avoir(英語でいうhaveの意。アヴォワール)が入った表現って何があったっけ?』と思った時に、さっと復習できるのです。
この品詞別にタグ付けをしようと思ったのも、途中から。自分好みでカスタムしやすいのもNotionならではの特徴です。
前回受けた2014年の仏検と大きく変わったのが、この方法でした。
過去問を解く→復習の繰り返し
さきほどの復習テキストをやり終えた後、準2級の過去問を本番と同じ時間を計って解いていきました。終わったら解答解答を見て復習、Notion単語帳に分からない単語や表現をまとめる、文法的なことは復習テキストで見直す。その繰り返しでした。
ちなみに一番最初に解いた時の点数は……
……26点(100点満点中です)
仏検の過去問はこちら
仏検準2級の1次試験出題内容は、ざっくりこんな感じです。
過去問の解く→復習サイクルをやるなかで、大問ごとに得意不得意が分かってきます。苦手分野の強化は『仏検セレクション』という本でやりました。
フランス語に限らず、私はいろいろな参考書に手を出すよりも厳選したものをやり込みたい派なので、今まで紹介した3冊の本(うち2冊は仏検の実施団体APEFの出版)の内容をしっかり頭に入れるようにしてました。
こんな感じで対策して、挑んだ春季仏検準2級1次試験。結果発表は7/7(木)。さてどうなることやら。
今は結果を待ちながら、2次試験対策(5分間、試験官と対話)をしてます!良い報告ができますように。
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