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僕のコンテンツ戦略---「Playbook」を創ろう!:自己ブランド創りの道筋のための6つのルール

みなさん、こんにちは。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今月からはじめたnote。
楽しく書いています。

今まで6本の記事をアップしました。
自分の思いを「垂直立ち上がり」でより多くの人に問うて見ようと思ったのが連続投稿の理由です。

本稿は日本の広告代理店・広告業界への提言ではありません。
今までのレビューと今後のより良い記事づくりための方針について考察するものです。

「自分の思い」の確認


「日本の広告代理店サービスを進化させること」を目指して中立的な立場でアプローチできないか?と言うことが起業のきっかけですし、この理論と実践の過程をnoteを通じてレポートします。

「広告系」と名乗ったのはある知人の受け売りです。日本に限らずですが「広告代理店」がカバーする領域は広く、関係者が多いことを持って、「どんなお仕事をされていますか?」と聞かれると「広告系です」と答えるそうです。
その話を聞いてなるほど!と思ったので、僕も「広告系」を名乗ることにしました。

自分のブランド活動の大事な一環


上述通りエージェントとしてお得意先の課題解決を仕事するよろこびをこのnoteで記事にしていきます。それは広義の統合マーケティングその目的達成のためのブランド(固有の価値)創りということで整理されていくことになります。

自分の考えと実践のプロセスを継続的に書くということを前提として、また、今までの投稿を振り返って見たときに、そして、成果を確認する上でダッシュボードを見たときに、コンテンツをしっかりマネージすることが必要だなと思うようになりました。

Bite, Snack, Meal 


最近広告領域において、Snack contentsとか、Snack Idea、 Snack Creativeという単語を目にすることが増えました。
旧来型のBIG IDEAとの対比でデジタル時代の俊敏・軽快なIDEAとして使われていると理解しています。
確かに「BIG」となると、大袈裟なもの、大そうなものということで受け止められます。言葉としてはデジタル時代にふさわしくないかもしれません。

僕がこのBite/Snack/Mealというコンテンツ(およびフォーマット)について初めて聞いたのは2018年です。
前職(マッキャンエリクソンCEO)時代にGoogleが主催したあるトレーニングに参加した時でした。
記憶が曖昧ではありますが、主な内容はYoutubeの「広告フォーマットの上手な運用」ということだったと思います。
トラディショナルな広告代理店はYoutubeの6秒バンパー広告に始まるフォーマットをどのようなクリエイティブアプローチで情報設計するか、というトレーニングでした。

自分なりに改めてBite/Snack/Meal ということを調べてみました。
この概念自体は2018年前後に突然登場したのではなく、かなり前から存在するもののようです。

また自分のコンテンツマネージメントの方針についての記事を書くにあたって、きちんと理解しようと思いました。そこで最初にBite/Snack/Meal の概念を教えてくれたGoogle/Think with Googleで調べてみた次第です。
そこには色々な発見がありました。
それは後述します。

該当するThink with GoogleのページからBite/Snack/Meal の定義を英語で抜粋します。

  • Bite:Short format, quick-hit videos to tease or echo a key message. 0-0:10.

  • Snack:Mid-length format videos to convey a key message. 0:10-0:30.

  • Meal:Longer-form videos that aren’t possible on TV with the ability to build brand equity. 0:30+

  • Bite:短いフォーマットで、重要なメッセージを予告したり、反響させたりするためのクイックヒット・ビデオ。0-0:10.

  • スナック:重要なメッセージを伝える中尺のビデオ。0:10-0:30.

  • Meal(食事):ブランド・エクイティを構築する、テレビでは不可能な長尺の動画。0:30+

*DeepLによる翻訳つけました。

Think with Googleでいつも研究されている方や、ここまで読んでお気づきなられた方もいらっしゃると思いますが、Bite/Shack/MealはYoutubeのformatへの"creative approach"のことです。


Hero, Hub, Help


Leveraging three different types of videos can help you build out a balanced programming strategy. This is the “Hero, Hub, Help” framework.

Think with GoogleではフレームワークとしてBite/Snack/Mealよりも先に言及されています。
それぞれの定義は以下になります(英語のままです)

  • Hero:This is the content you want to push to a big, broad audience. Most likely, you’ll only have a few hero moments per year—for example, major product launches or seasonal tentpoles.

  • Hub:Episodic or multi-part series designed to give a fresh perspective on your audience’s passions and interests. This is often staggered throughout the year.

  • Help:Answer the questions your consumers are asking to create programming that is always relevant throughout the year. Consider making product tutorials, how-to lessons or customer service videos.

  • ヒーロー:これは、多くの幅広いオーディエンスにプッシュしたいコンテンツです。ほとんどの場合、ヒーローとなる瞬間は年に数回しかありません。例えば、主要な製品の発売や季節の目玉商品などです。

  • ハブ:視聴者の情熱や興味に新たな視点を与えるためにデザインされたエピソードや複数パートのシリーズ。これは、多くの場合、1年を通して時期をずらして提供されます。

  • ヘルプ:消費者からの質問に答えることで、年間を通じて常に関連性のある番組を制作する。製品のチュートリアル、ハウツーレッスン、カスタマーサービスビデオの制作を検討しましょう。

*DeepLによる翻訳追加しました。

広告業界・クリエティブ領域においては、Bite/Snack/MealからSnackが現在一人歩きしていますが、実はそもそもがBite/Snack/Mealで構成されていて、しかも、Hero/Hub/Help一対となって戦略的に機能するということのようです。

Programming and Channel Strategy

種明かしみたいになってしまいますが、今まで言及してきたThink with Googleのテーマは「Programming and Channel Strategy」です。しかも、Video について特化した戦略についての解説とtipsが万歳のThink with Googleです。
Programing StrategyとしてのHero/Hub/HelpとChannel Strategy(実際はYoutube)としてのBite/Snack/Mealということです。
しかも、Video コンテンツについて特化した戦略についての解説とTipsが万歳のThink with Googleです。

「広告系」コンテンツ戦略・マネージメントへの応用

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