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音楽一家出身、生粋のエルサレムっ子 Bashar Murad

お父様も音楽家というBasharはエルサレム出身のパレスチナ人ミュージシャン。ミュージシャンというよりもそれを超えたアーティストと言ってもいいかもしれない。
東エルサレムはパレスチナなのだけど、イスラエルが占領していて、そんなエルサレム出身のパレスチナ人というバックグラウンドが彼の作り出すものに影響していないはずはない、そしてパレスチナでは珍しくLGBTにも言及する社会派であり、かといって一切の堅苦しさはない。

4月のPMX Palestine Music Expo最終日に出演していたので、公演後話を聞いてみた。

ちなみにBasharとは5回目の対面。去年プライベートで来ていたエルサレムJazzフェスで話かけて、それ以来SNSを通じて交流していた。
小さな国というかエリアなので音楽イベントでミュージシャン本人と遭遇し話すことは難しくない。そしてわたし、日本人なので目立つ。
PMX初日に観にいきていたBasharに”久しぶりー”と声をかけられた。2018年の終わりころに出した新曲が好きで音も歌詞も良かったので感想を伝え、思いついた!あ!わたしインタビューしよう!そう思って、その場で

最終日終わった話聞かせてよ!インタビューみたいな感じで!いい?
いいよ!

そんな簡単なやりとりでインタビュー許可をもらった結果の映像だ。まだ日本では知られていないBasharだけど、フジロックのオーガナイザーも彼いいよね!と言っていた。そして、

フジロックに呼んでほしい!お願い!!!

わたしが言ったお願いが通じれば今年?来年??もしかしたらBasharはあの舞台にいるかもしれない。そうなったらこのメッセージビデオは日本に向けた初めての言葉になるね!それも面白い!!

当日の様子は以前noteにも。

Basharの歌はわたしのアラビア語の副教材にもなっている。英語をビートルズの曲で勉強した!とかその類だ。

アラビア語の音の響きの心地よさ、ほどよく伝統的な部分と今っぽい部分が混在したBasharの音楽、まさにパレスチナの今とリンクしている。


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