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ツイッター炎上から学ぶ。大切にしたい文化と言葉。わたしはパレスチナ人にはなれない。

ツイッターで炎上見ちゃった。
この炎上はこのオンライン生活が台頭してきた現在、色々学ぶところが多いと思ったのでnoteのテーマにしました。誰かを責めたいとかそう言うのではなく誰にでも陥る可能性がある事象として捉えております。

もともと、よしくんとかいう人がアラビア語の知識披露と揶揄と侮辱から始まったこの騒動。

++解説++
ビスミッラー(ヒッラフマーニッラヒーム)
神の名において・・・・ コーラン(イスラム教の聖典)の最初に書いてある文言です。イスラム教徒にとってコーランがどれだけ大切かって多分ムスリムじゃなくても知ってると思います。
コーランは預言者ムハンマドに対して下された啓示を書き記したもの。ムハンマドって聞いたことありますよね?このお方もどれだけ大切な人かわかりますよね?


そんな大切な言葉を”ラーメン二郎”で注文するときのフレーズと空耳しました。えへへ。と言うのが発端みたいです。
ちなみにラーメン二郎を知らないわたしは調べました。
三田にあるラーメン屋さんでトッピングが自慢みたい。ここがまたやらかしポイント、チャーシューも売りみたいです。そう豚肉です。イスラム教徒にとって豚肉は禁忌です。

悪ノリ?悪ふざけ?自己顕示欲?

差別や侮辱、わかってながらやっている方がまだマシ(もちろんダメやけど)
なぜなら、悪いとわかってやっているから。
無意識とか悪気なくっていうのはそれが当たり前だと思ってやっている。だからタチが悪い。
今回はどうなのか知らないですけど、自己顕示欲的にこの失敗する人は少なくないです。
余計な一言ってやつです。
悪気もなく、盛り上がるかな?と思って言った一言が命取りってやつです。

沈黙こそ金 わたしの好きな言葉の1つです。

パレスチナでスタンダップコメディを見たとき、笑っていいのか悪いのかわからなかった。
むしろ笑えないって思った。だけど周りのパレスチナ人は笑ってる。

パレスチナ人は勤勉でバケーションを取らない、バカンスに行かない。
家を2、3日でも空けたらまたナクバ(大災厄、イスラエルに家を強奪され占領される)が起きるからね。だから誰も家を空けないよ。真面目だろ?

こんなネタ、笑えないよ。だってナクバはまだ終わってないじゃないの!
でもみんな笑ってる。笑ってないとやってらんないんだ。

生きるのに必要なユーモア

あ、そっか。どんなに彼らと仲良くなってもわたしは日本人でパレスチナ人にはなれなんだ。

これは悲観でもなんでもなく、単なる事実。

そしてイブラヒムにも言われた。

we proud of you.but i dont think you will understand my feelings.

そうなの。どんなに心寄せたって理解なんかできるわけないの。知ってる。
だから少しでも理解したいと思うし思い合えたらいいなって思うわけです。

今回の件とパレスチナのスタンダップコメディで思ったことは若干意味は違うのだけど、外国人としての謙虚さと言うか、どんなに勉強しても受け入れてもらっていると思っていてもバックグラウンドは違うと言うことは当たり前ですけど知っていた方がいいなって思いました。

言葉が操れるできると言うこと以上に、相手の大切にしているものは何か感じて尊重することが大事ですね、これは語学ができなくてもできるからね。


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