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弟子屈の地域おこし協力隊員に美幌を案内しました。

先日、隣町でコンテンツお化けの弟子屈町の地域おこし協力隊員2名に美幌町を案内した。
正確には二人に僕の美幌自慢に1日付き合ってもらった。
二人とも僕と同じ1年目で、関東首都圏から来た安藤さんとドイツ人のパスカルさん。
弟子屈は屈斜路湖、摩周湖、摩周岳、硫黄山、川湯温泉etc...のコンテンツに恵まれた町で、そんななかアウトドアに関わる仕事をしている彼らに「美幌峠だけっしょ?」と言われがちな美幌がどう映るんだろうか。
また、美幌に移住してはや5か月、すっかり「ヨソ者目線」を失ってしまった滝川に刺激が欲しいゾ!という目論見があった。

最初は美幌峠道の駅で合流
2Fのスペースが木材がふんだんに綺麗に使われていて、休憩スペースとしてもイベントスペースとしても良さそうだと好評だった。

雲がかかっていたため、美幌峠の展望はあとにして美幌の市街方面へ。
古梅林道を走っていると、弟子屈のパスカル君がイイ物を発見してくれた。

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このトゲトゲの三枚葉の植物、なんでしょう?
正解は「ラズベリー」!
この一帯、ラズベリーが群生していた。
実は2個しか見つけられなかったけど、甘酸っぱくて美味しかった。
場所は覚えたから、来年はちょこちょこ通ってハイシーズンを見極めよう(∩´∀`)∩

その後古梅ダムを見て、
安藤さんのリクエストで豊富の大ハルニレを見に行った。

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樹齢540年以上のこの木は大人3人が手を広げても一周することはできないほど大きい。
戦国時代からずーっとここに立っていると思うと、「すげぇ」しか言えない。
もし北海道や美幌が開拓されていなかったら、こんな大木がぼんぼん立っている森になっていたんだろうか
見渡す限り続く田園風景を眺めながらそんなことを話した。

その後、温水ため池へ。
でもGoogleマップを見ながら走っても、地図にあるはずの溜め池が見つからない。

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そんなとき、2羽のタンチョウが地面をついばんでいるのが見えた。
美幌でもタンチョウが見れるんだ・・(∩´∀`)∩コケコッコー
というところで気づいた。
「ここが温水溜め池だったんだ!」

秋になったから水が抜かれていて、それで見つけられなかったんだね。
でもそのおかげでタンチョウが見れて滝川は満足。
弟子屈の二人にとってはタンチョウは珍しくないらしく、タダなんもない場所に連れてこられただけ(笑)


そのころ、もうおひるごはんの時間になっていたので5(ファイブ)の300円カレーを買って、せせらぎ公園のお洒落スポットでランチタイム

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のはずが、蚊が半端じゃなく多くてとてもじゃないけど座っていられない!
無言でガツガツ飯を食らい、次のポイントへ
ただ、せせらぎ公園のこのお洒落スポットは好評でした。

お次はみどりの村へ

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みどりの村の徹底した管理っぷりに弟子屈の二人はとても感銘を受けていたようでした。
確かにあの広さの遊歩道がいつもキレイに草も刈られていて、倒木なんかもなくて、遊歩道は程よくフカフカで、変態ともいえる管理っぷりだ。
安藤さん曰く、こういう子供を手放しで遊ばせられる森はけっこう貴重らしい。確かにただの森に入っていくにはある程度の装備や知識がないと安全に楽しむことはできないから、気軽に森林と触れ合えるみどりの村は素晴らしい


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そして超ロング滑り台!!
通して乗ったのは僕も初めて、ケツが燃えそうだった。
弟子屈のキャンプ場はこういった子供が遊べる施設はあまりないみたいで、
なんというか、ワイルドというか自然むき出しというか。
管理の行き届いた森といい、家族連れに配慮された施設といい、ほんとに美幌を羨ましがっていた。

弟子屈の大自然は素晴らしい。
美幌の整備された森も素晴らしい。
どちらも最高で、どちらも必要。

ただ、そんな素晴らしいみどりの村でも利用者が僕らのほかに誰もいないのは寂しかった。
なんか移動式のカフェとかやりたいな、マグカップじゃなくて水筒にカフェオレを入れて、暖かい飲み物を持ちながら森を散策できるようなカフェ
秋になって栗を拾えるようになったら焚き火で栗を炒ってホクホク言いながら食べれるような。

みどりの村を出るときに、管理をしている木村さんと会えた。
夏の期間は4人でずっっっと草刈り。
広い敷地を7エリアに分けてローテーションするらしい。
秋は秋で落ち葉の処理で忙しくて、ほっておくと春に雪が解けたらドロドロになってしまうからきちんとまとめて処理しておかないといけないらしい。

いつか大量の落ち葉を活かしたイベントをしたいな。
落ち葉のベッドで寝る!とか、焚き火で芋焼き大会とか。

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その後はピカピカでスタイリッシュなエコハウスを自慢して(僕の物ではないんだけど)
集合場所だった美幌峠に戻った。

1日美幌のおすすめポイントを周って、「美幌マジ良いっすね~」となってくれていた二人+滝川だけど、改めて思う

「やっぱ美幌峠最高だ!」

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弟子屈は素晴らしい自然がたくさんあるけれど、意外とビューポイント的な景色の良い場所はそんなにないらしい。

たまに美幌町民の「美幌峠の景色は、結局弟子屈を眺めてるんだよねえ・・」という哀しい声を聴くけれど、
雲海に置き換えて考えてみてほしい。
雲海が素晴らしいのは外から見た眺めであって、雲海の中にいてもただ真っ白でその美しさはわからないんだ。
だから!美幌峠の景色が素晴らしいのも胸を張って美幌の素晴らしさと言っていきましょい(∩´∀`)∩!!


1日を通して美幌の自慢をしまくったけれど、今度は逆に弟子屈を1日案内してもらうことになった。

存分にやり返してくれますように(∩´∀`)∩

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