パン教室と雑穀パン開発
寝ても寝ても眠い季節ですね。こんにちは、Threebread店主です。
今回は、2月12日に開催するパン教室のパンの開発秘話。これを読んでの皆様の参加表明もお待ちしていますね。
パン教室やりますか?
無店舗だった頃からパン教室を開催してきたスリブレ。何で調べてこられるのかは分かりませんが、パン教室はいつやりますか?というお声をしばしばいただきます。
年に2回できたらいい方ですが、パン教室はやりたいことの一つです。
ただ、ハード系はできないんですよ。
私自身、家庭用オーブンでのハード系焼成を諦めたクチなので、正直やり方が分かりません。期待される方が多いのですが、申し訳ないです。
そんなパン教室、2月12日に開催します。
雑穀を使う
かねてより当店のパンを注文くださる、飲食店のオーナーさんが始めたスパイスや雑穀などの量り売りのお店。
そちらの雑穀を使ったパンをパン教室で使ってみてほしいと依頼を受けました。
たまたまこの冬にパン教室を開催する計画を立てていたので、二つ返事で了承しました。
岩手は雑穀大国です。
ただその雑穀は、盛岡に住んでいる私たちには、使い方を含めてあまり馴染みがない気がします。
ドイツにはシードを使ったパンが沢山あるそうです。それなら雑穀も違和感なく使えるのではないかと思い、前向きに開発を進めました。
パンの開発
よく見かける雑穀のパンって、丸とか、食パンとかのシンプルなものが多い気がします。
それではつまらないなーと思い、私の得意な材料の掛け合わせを試してみることにしました。
何種類か選んできた雑穀を早速試食。
えごまはすぐに使えると感じました。パンにはわりと鮮明な味がマッチするんです。その点で合格でした。
店頭で「ヨーグルトにかけてもおいしい」と表示があったので、
【えごま+プレーンヨーグルト+はちみつ】をテーマに考えました。
はちみつをどう使うかけっこう悩んだのですが、パンのセオリー通り素直に使用してみようと判断しました。
いなきびとひえは、それぞれお湯をかけてふやかしてみたのですが、味がかなり曖昧でした。
なので、塩をかけて試食。
でもやっぱりいまいち。パンには優しすぎる味わいです。
そのとき、オーナーさんが教えてくれた「雑穀は混ぜて使ってもいい」という言葉を思い出しました。
そして、2種類の雑穀と塩を混ぜて試食。
あ、使える味になった。と思い、その味から発想したベーコンエピを作ることにしました。
雑穀ご飯とベーコンの朝ごはんがテーマです。
方針が決まったので、パン教室ならではの作りやすいレシピを考えて試作するのみでした。
一発でうまくいったので、私の感性も段々育ってきたのかもしれません。ちょっと嬉しかったです。
ということで、そんな2種類のパンをお教えしますよ。
エピの方は私の完全デモンストレーション。
エゴマの方は、成形を参加者さんにお任せするハイブリット型。
前回のサンドイッチ講座の先生がめちゃくちゃなエンターテイナーだったので、私も習って皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります。
受付は始まっています。当店ホームページからどうぞ。みんなと作ったの方が楽しいので、沢山のご参加お待ちしております!!
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