性格、性質、パン作り
レシピ作りを依頼させて張り切っておりますThreebread店主です。
今回は、少し私自身のことをお話したいと思います。
飽きっぽさ
飽きっぽいというとマイナスなイメージが強いのですが、同じ作業を繰り返す、いわゆるルーティンが苦手です。
それでも、変化ばかりも苦手という少々ややこしい性格。
パンは、同じものを同じように作っても毎回出来が違います。人の感覚に因るところだったり、気候やちょっとした粉のコンディションだったり。理由はさまざま。
でも、そんな条件の変化を考慮しながら合格範囲のパンを作っていく。
そこの調整が毎回違っていて、いつも少しの変化を求める私には、パン作りはとても向いています。
イベント好き?
日々の小さな変化にも飽きてきたら、イベント、工房を出て外で販売してしまいます。
こういう大きな変化も大事だったりします。
今年は感染症のこともあり、なかなか外に出ていく機会も作れずにいますが、本当はイベント販売したくてうずうずしているんです。
外に行けばいつもとは違うお客様と会うこともできるし、沢山の人に私のパンも食べてもらえます。一石二鳥なのです。
敏感さ
敏感な人、というワードが最近聞かれるようになりました。
医学的な根拠がないので診断されることはないのですが、私もおそらくこの敏感な人に当てはまると思います。
何が敏感なの?ということですが、
私の場合は体の全てが敏感だなぁと感じていて、感覚は特に鋭いと感じることが多く、味覚、触覚、視覚は人より気づくことが多いです。
(技とか能力ではないので、誤解なさらず…)
パン生地の変化の様子や、出来上がったパンの微妙な味わいの違い、そういうことによく気がつくので仕事上とても役に立っています。
逆に、微妙な変化が分かりすぎてこだわりが強くなってしまったり、その割に人に伝わらなかったり、という難点もあります。
しかし、パン作りは五感をフルに使う作業でもあるので、私の性質は有利なのかもしれません。
パンを作る私
性格と性質、パン作りに出会って遺憾なく発揮されていると思います。
天職だ!とは思っていませんが、私に合った仕事なのは間違いないと思います。
これからも自分の性格、性質を楽しみながら、楽しくパン作りしていきたいと思っています。それが少しでもお客様に伝われば嬉しいなぁと。
当たり前ですが、作るパンには自信があります。沢山の人に食べてもらって、新しい感覚を感じてもらう。そんなパン作りをしたいとThreebreadを始めました。
しかし、夫をはじめ周りの方々、そしてお客様に支えてられてお店を続けていられるので、そこは忘れずに。
皆さんと小麦の神様に感謝しながら、これからも生地、パンを作っていきたいと思います。
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