作り手である私とThreebread
工房のエアコンを付けっぱなしにしなくてもいい季節になりました。こんにちは、Threebread店主です。
今回は、私が作り手としてどんなことを思っているのかというお話。そんなこと知らなくていいよ、という方はお戻りいただいて、またパンを買いに来てくださると幸いです。
パンを作るって…
パンを作ることに飽きたことは、パン作りを始めてから一度もありません。嫌だと思ったこともありません。私にしてはかなり珍しいです。
だからといってパンを食べることが好きかと言われると、お恥ずかしながら少ししか食べられないんですよ。すぐお腹いっぱいになってしまいます。
以前も書きましたが、試食を沢山しなきゃいけない時は、ワインのテイスティングのように、口に含んで咀嚼して終わりにしています。
パンも十分これで分かります。ちょっと変わっていると思います笑
話がそれましたが、じゃあなんでパンを作っているんだろうってふと思うこともあります。
私はパンと向き合っている時間が好きです。
パンは、私が触ったようにしか焼き上がりません。全て自分の術中にあるんです。
こねや成形はもちろん、発酵時間や焼成に至るまで、自分で決めて結果を出せます。
それが良くても悪くても、自分の責任なんです。その自由さが私に合っているのだと思います。
美味しいパン
美味しいパンに出会った時、どうやって作っているのかとても気になると同時に、Threebreadで販売してみんなに食べてもらいたい。と思います。
現代風にいうと『感動のシェア』といったところでしょうか。
そしていつも言いますが、おいしいを発見することは楽しいです。
烏滸がましいですが、皆さんが見たことのないパン、食べたことのないパン、そんなパンを紹介できたらいいな、といつも思っています。
そのうちの一つでも誰かが美味しいと感じてくれる、それはその方と私の『楽しい』になります。
味覚が広がる楽しさは絶大です。
食べ物を作る良さはここにあると私は思っています。
作り手として
みなさんに知ってもらう、という気持ちは大きいのですが、それには伴う努力をしなければいけません。
なかなか時間が取れないのですが、ホームであるパン教室に行ったり、セミナーを受けたりできることをしなければと思っています。
もちろん、今自分の手元と頭を動かすことも大切です。
まだThreebreadは始まったばかりのパン屋です。
私自身できることを模索しながら進んでいこうと思います。
食事パンの充実が今のところ大きな目標なので、よりおいしいパンを作れるように五感と頭を働かせて。
美味しいは楽しい!が合言葉。頑張ります。
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