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2拠点活動ってどうよ?

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
ボクはパラレルワークという仕事柄、神奈川県と京都府の2拠点で活動しています。
仕事だから・・・という理由もありますが、元々ボクの持っている「様々な依存先をつくっておく」と考え方にも基づいています。
なぜ2拠点なの?
実際に2拠点で活動してみてどう?
ボクなりの意見をお話しします。

ビジネスのはじまりが京都だった

 まず、ボクのビジネスの原点は京都にある。

 ボクが社会人になったのは2005年。
某工作機械メーカーの「A」社に入社した。
生まれも育ちも神奈川だったボクは、大学生の頃になんとなく
ジブンひとりで生活するのってどんな感じだろう
と考えていたものの、なかなかその機会はなかった。
「A」社の本社も神奈川だったが、OJTを終えいざ現地へ配属!の一発目が京都だった。
大学生の頃に一度だけ旅行で訪れたことのある京都。
何もわからないため不安だったが、それだけにワクワクもした。

京都でようやく社会人らしい(ってどういうもんだっけ?)生活をはじめたボクは、全てのことが初めてだらけでとても楽しかったが大変だった。
とりあえず、人間は息をしているだけでお金がかかるということが早々にわかった笑
なんとかして早く諸先輩方に追いつこうと、とにかく必至になって仕事を覚え、ジブンのスタイルを形成し、余裕ができると仕事以外でも多くの方に会っていたのを思い出す。

 京都という土地とそこにいる人たちに育ててもらったと言っても過言ではない。
ボクのビジネスの原点は京都にあるし、日本の中でも厳しいと言われる関西地方で社会を学べたことはボクにとってとても有り難いことだった。

 神奈川の本社へ異動となったあとも、京都の人たちとはよく連絡を取っていたし、元々の関係性があるということから出張でもよく訪れていた。
やはり京都が好きだし、京都の市場は少なからず把握していたので話が弾む。

 その後、㈱リトルコンシェルへ移籍するわけだが、それも京都で生活をしていた時代に繋がりを深めた人との関係性があるからだ。

それでも神奈川が大好きだ

 とはいうものの、やはり生まれ育った土地は住みやすく大好きだった。
刺激は少ないけれど、ストレスも少ない。
勝手も知っているし、家族や友人もたくさんいる。
妻も神奈川で生まれ育っているため、やはりストレスが少ないらしい。
家族は神奈川に住むという選択肢をしたのはここが一番大きいかもしれない。

 こどもたちが一番だけれど、だれもが家に帰れば素のジブン(一番ストレスの少ない状態)になれる、という場所をつくりたかったのでやはり強い刺激よりも少ないストレスを選んだのだろう。
こういうことを考えると、田舎に住むという選択肢はアリだろうなと思う。
まあ、ボクの生まれ育った場所は神奈川県の中でも田舎みたいなものだけれど笑

 その後、東京での仕事を手伝ったり、千葉で仕事をしたりもしたけれど、やはりボクの頭の中で仕事が生み出せるのは京都だった。
京都へ戻って来ないかと誘われたのも丁度そのタイミングだった。

パラレルワークは実はどこでもいい

 今は、パラレルワークでどこにいても仕事ができる状態にしている。
カフェでだって仕事ができる。
もちろん神奈川にいてもいい。
ただ、テレワークが一般的になった今、見えてきたのは
『リアルに会えることの強さ』
でもある。
だからこそ、京都にも拠点を置いて活動している。
京都では4つほどの仕事をしているけれど、どこにも顔を出すようにしている。
この『リアルに会えることの強さ』は楽しさも生み出してくれる。
オンラインで会議をすることもできるけれど、話をするのは1人や2人だし、要件を伝えることのみになりやすい。
あの複数人でワチャワチャする感じが大好きなんだ。

 東京、千葉、茨城の仕事も、神奈川からそこまで時間をかけず行けるので、チャンスがあれば現地に行く。
要件を話し合うだけのものはオンラインにして。
久しぶりに会えるからこその良さもある。

こんな感じで、少し遠方の2拠点だけれど、まるでパラレルワールドみたいに時が動いているのがボクにはたまらない。

移動は本当に大変か?

 2拠点で活動しているんです。
こういうと大抵言われるのが、
移動大変ですね〜
これだ。
神奈川〜京都間は新幹線で移動している。
以前は夜行バスを使うこともあったがあれは大変だった。
それに比べれば、新幹線って大変ですか?
ボクの住む地域からでも、ドア to ドアで3時間あれば着いてしまう。
しかも新幹線の乗車が2時間ほど。
その間、Wi-Fiも繋がるし、トイレもあるし、コーヒーも飲めるし、ご飯を食べることもできる。
これ大変?
もう、ボクには格好のテレワークスペースです。
移動しながら仕事できるんだから、これほどの効率の良いことはない。
いや、ホント新幹線って凄い。
最近では、新幹線によってはテレワーク車両なるものもあるらしい。
でもその通り。

 関東で、東京、千葉、神奈川に移動するときは大抵は自動車だけれど、あまり電話を活用しないボクにとっては、これまた格好のタイミング。
いろんな人に電話をかけまくる。
もしかしたら、この新幹線と自動車を使うことでバランスを取っているのかもしれない。

京都での生活拠点は空き家を活用

 パラレルワークになってからの京都では当初、サポートしている店舗の3階に住んでいた。
様々な理由があったが、オープニングということもあり、すぐに対応できるようにしておくためにも近くに住んだ方が良いというのが一番だった。
男独りで特にこだわりもなかったので。

 1年ほどそこで過ごして仕事をしてみて、そろそろスタッフの方々に受け渡せるなと判断したことと、家賃を少しでも安くできないかと思い、空き家に住めないか?と考えた。
実はボクの大学の先輩が京都で廃校や空き家を活用したビジネス&コミュニティを展開している。
あまり郊外に住むのは得策ではないため、どうすべきかいろいろと考えたが、考えても前には進まないのでとりあえずFacebookの空き家活用コミュニティなるものに参加した。
そこでは、空き家を活用して欲しい人と、空き家を活用したい人がやり取りをしている。
京都市内でそんなに都合の良い話は・・・と思っていたが、2ヶ月くらいして「京都北部に住んでいるのですが、仕事の拠点に使っていた一軒家を管理しながら使って欲しい」という内容の書き込みがあった。
直接その方と連絡を取り、実際に内見させてもらったところ「好きにDIYしてください!」という嬉しい承諾もいただいた。
折角一軒家に住むのならば、ちょっとそういうこともやりたいなと考えていたのでとても有り難い。
自分でも驚くほどのスピードで住む場所が決められたのは良かった。
 今は、ジブンの部屋をテレワークがやりやすいようにもレイアウトしたり、家族が遊びに来れるように布団なども揃えている。

 京都でも生活拠点ができることで活動が円滑になるし、神奈川と違うパラレルリライアンスを創ることができる。
以前にも書いたパラレルリライアンス。
そのときはコミュニティのことだったけれど、場所もそれと同様。
ボクは強くオススメする。

 まだまだ2拠点で活動している人はマイノリティだ。
ただ、ボクのように遠方でなくても近くに別の場所を創って2拠点で活動することは可能だろう。
アーティストのスタジオだったり、芸術家がアトリエを持つ気持ちが少しだけわかったような気もする。

 その場所にいれば自然とそこから世界が広がる。
ボクの中にはいま、世界が2つある。
同じ時間が流れているのに、場所が違うだけで会う人も話し方も変わる。
おもしろい。
今後は、もしできるのであれば国外でも同じような場所がつくりたい。

 へぇー興味ある!と少しでも思われた方は是非動いてみてください!
意外と近くにそして簡単につくれますよ!


GOING MY WAY.

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