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小学校の運動会、あんなことこんなことあったわね ②

小学校から運動会が嫌いで仕方ない息子ですが、こんなこともあったなぁ。基本、集団行動が苦手なので運動会の練習は大の苦手だった息子ですが、信頼する教頭先生とのお話の中で、出場できそうなものには出てみよう。となったようで、学年団の練習にもほんのたまにだけ参加していたようです。そしていざ本番、演目はダンスだったと思います。

まずそもそも息子はダンスが苦手です。それから大きい音はもっと苦手。最初は学年団の1番後ろで参加。何してるかっていうと、ほんとちょこっと立ってるだけなんだけど、母ちゃんは、「すごいぞ!息子!!がんばってるね!(ToT)」とただただ感動しておりました。

で、途中からフォーメーションがどんどん変わっていくのですが、息子、走る。だがしかし!場所がわかってないから、ひたすら迷子。あっち行ったりこっち行ったり。母ちゃん心の叫び。「適当にどっかのグループに入っちゃえー!」と叫んではみたものの当然、息子に心の声は届かず(^^;

なんだかんだで演目が終了して、息子が戻ってきたのですが、当然冴えない顔をしてる。「どこ行ったらいいかわからなかった・・・。」母ちゃんは、言いました。「あんまり練習に参加できてなかったからじゃない?たくさん練習してたら絶対できてたと思うけどな〜。」と言うと、息子は「そうかな・・・?」と。「うん!あったりまえじゃん!!できたに決まってる(^^)」

でもね、母ちゃんはそこじゃなくて、苦手で仕方ない集団行動、苦手なダンス、そこに参加したことがすごいと思うんだよね。よくがんばったね!えらいぞ!と思ったし、その気持ちを息子にも伝えました。ほんとその場でハグしてヨシヨシしたかったわよ(*^_^*) 当然、公衆の面前なので我慢したけど(笑)

それから盆踊りに参加した時のこと。息子と同じ支援クラスのCくんも大きい音が苦手な子だったのですが、それぞれ円になって踊っている中で、2人が並んで、耳を押さえて歩いているの。2人ともほんとにがんばってるな!って思った。大人は苦手だと思ったら、さっとその場を離れればいいだけのことだけど、運動会という行事の中で、子供はそういうわけにいかないこともある。

母ちゃん、時々思うことがあるんだけど、凸凹くんと向き合うのはほんと大変なこともある。Myルールすごいし、こだわり強いし、「あぁーーーーーーっ!」って叫びたくなることも、結構ある(笑)けど、「子供が運動会に参加できたー!」「その場にいることができた!すごい!」とか、他の人があたりまえに感じている小さなことで、とっても喜べるし、感動できるんだよね。

つまり、凸凹くんの母ちゃんって最高!!ってこと。息子がおもしろい個性を持って生まれてきてくれたことで、よりたくさんの幸せをもらっている。そして、小さな喜びをたくさん感じることができている。

息子、母ちゃんの子供に生まれてきてくれて、ほんとのほんとにありがとう!!君が生まれてきてくれなかったら、母ちゃん、小さな幸せに気づけず生きていたと思う。

凸凹ばんざーーーーーーーーーーーーいっ!!

つづく




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