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【プチ旅行】幻の木原線

千葉県房総半島の横断旅をやってみました。出発は外房大原、到着は内房木更津の旅です。

1.木原線とは?

 現在のいすみ鉄道です。戦前に木更津市といすみ市大原を結ぶ房総半島横断線として企画されたものの、不要不急だということで途中でポシャってしまいました。いすみ鉄道は今は民間線になっていて、小湊鉄道とつながって五井にでます。一方の木更津から出る久留里線は最後、上総亀山という駅で止まってしまっています。ここから本来はいすみ鉄道上総中野駅に繋がる予定だったってことだと思います。

2.今回の工程

  1. 東京駅出発特急わかしお(7:15-8:32)

  2. 大原出発(9:01-)

  3. 大多喜町で乗換え(9:33-9:59)

  4. 上総中野到着(-10:20)

  5. バスで老川まで(10:26-10:34)

  6. ぐだぐだカメラをいじる(-11:00)

  7. 老川から徒歩で上総亀山(11:00-13:30)

  8. 上総亀山でビールを飲んで休憩

  9. 上総亀山から木更津へ(14:26-15:35)

メインイベントは上総亀山までの徒歩工程。大体2時間半かかりました。老川までバス使わないとさらに1時間ぐらいかかる計算になります。大変ではありますが、いけない距離ではないです。気分は大川陽介か村井美樹です。

3.見どころの紹介

(1)鉄道ファンと頑張ってるいすみ鉄道

 当日天気もよかったのもありますが、いろんな駅に鉄道ファンがいて写真撮ってました。駅だけでなく線路の周りにも所々カメラ小僧のような人たちがたくさんいました。乗ってる人も移動手段というよりも、乗ることが目的の人も多そうでした。

 また、いすみ鉄道も一生懸命努力していたのが印象的。どうにか観光線として生きていくのに頑張ってる印象でした。

すれ違い駅で停車している間に駅弁を売る職員さん

↑ いすみ鉄道の風景

(2)実は歴史的な町、大多喜町

 大多喜町の存在も知らなかったし、直通が無かったから仕様がなく降りただけなのですが、どうも歴史的な町の様子。ちょっとびっくりした。時間もなかったのでいきませんでしたが城もある。小江戸的な町でした。もう少し時間があったら見て回りたかったところですが、駅前だけでも風情がありました。

駅前に立派な門


(3)ドライブすると楽しそうな中野-亀山間

 地図見ると山の中だし、実際山なんですが、螺旋状になってるような山道ではなく、よさげなドライブコースです。車も多くなく、場所によっては1車線ですが、気持ちよく走れそうです。

 もちろん徒歩でも、変な足場が悪いところを通るでもなく、ギリギリ狭い道を車にビビりながら歩くわけでもないです。もちろん狭いところは狭いですが、そんなでもないです。普通に3時間歩ける体力がある方なら問題なく歩けると思います。

 どうも秋の観光シーズンにはバスも出てるようなので気になる方は調べてください。小湊鉄道がやってるようです。

↑中野-亀山の様子

(4)昔ながらの商店

 探せばあるのかもしれませんが、大原駅を最後にコンビニを見かけませんでした。その代わりあったのが、昔ながらの商店。絶滅したかと思ってましたが残ってました。大声で店の人を呼ぶとほぼ隠居されてるような方が対応してくれました。

4.通しての感想

単純になかなか楽しい冒険でした。距離はありますが、結構歩きやすい道で、また今度秋にでも行ってみたいし、ドライブもしてみたいなと思いました。

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