前世が魔王だったことを思い出して最強の力を得たけど、そんなことより充実した高校生活を送りたい 五話

「あたしを狙っていたんじゃないなら、あんたの目的は何なの? まさか擬態じゃなくて本当に人間になってるとは思わなかったけど……あんた、高校に通ってどうするつもり?」

「どうするって……別に?」

「別にってなによ!」

「いや、だって特に事情がなければ大半の中学生は惰性で進学するだろ?」

 将来のこととかはそこまで考えず、とりあえず進学する中学生のほうが多いはずだ。

 高校進学時にその先の進路まで考えてる人のほうが少なくない?

 俺は正直な返事をしたつもりだったのだが。

「そうじゃなくて! 魔王の癖に人間社会の枠組みに従って進学して、大人しく授業を受けにきてる理由を聞いてるの!」

 結城優紗は納得しなかったらしい。

「都会で楽しく高校生活を送れたらいいなぁって理由で来てるけど……。あと、魔王だったのは前世の話な。魔王だったのを思い出したのだって入学式の前日だし」

 そこ重要だから。

「魔王が楽しく高校生活を送りたいなんて信じられるわけないでしょ!」

 やれやれ、魔王だったのは前世の話というところを華麗にスルーですか。

 自分の追求したい部分にだけフォーカスを絞って他を無視するスタイルはよくないよ?

「あのなぁ、これまで俺は人間として15年間生きてきたんだぞ。魔王だったことを思い出したからって今までの人生で積み重ねてきた価値観や人間性が消えるわけじゃないんだから、俺が都会で楽しく青春を送りたいと思ったっておかしくないだろ」

 前世が何だろうと、現在の俺が日本人の少年であることは変わらないのだ。

 高校に通って、授業を受けて、青春を謳歌しようとして何が変だというのか。

 魔王が学校生活を楽しもうとするわけない! という偏見で決めつけるのはやめて頂きたい。

「あ、あんたは極悪非道で血も涙もない魔王じゃない! そんなの信じられるわけ……!」

「俺が極悪非道で血も涙もない魔王だったら、お前はこうやって元の世界に生きて帰ってきてないんだが?」

 俺は倒した勇者たちの召喚魔法を無効化して元の世界に戻してやるサービスを実施していた。

 こんな無料オプションをつけてくれる親切な魔王はどこの世界にもいないだろう。

 まあ、ただ屠るだけっていうのに飽きたから気まぐれで始めたことなんだけど。

 週刊誌のクロスワード感覚で召喚魔法を解除してたんだよね。

 勇者が来たら、『おっ、またパズル届いたわ!』みたいなノリだった。

「…………? どういう意味?」

 結城優紗はいまいちピンときていない様子。

「あたしは異世界で死んでも元の世界では死なないっていう召喚魔法の仕組みで帰ってきたのよ?」

 なんと、この元勇者、俺の心遣いを知らなかった! ものすごく首を傾げてる! 生きて帰れたのが当然だったと思ってやがる! おのれ、この恩知らず……!

「異世界で死んでも元の世界では死なない? そんな都合のいい召喚魔法があるわけないだろ! 安全装置みたいな加護つきの召喚を人間ごときができるものかよ」

 それはもはや神の領域だ。

 俺が手慰み感覚で解除できる召喚魔法にそんな高機能あったらたまげるわ。

「もしかして召喚された勇者って、本当に死ぬことはないって言われてた?」

「…………ッ!」

 どうやら図星だったようだ。

 うわぁ、ひでえ詐欺だぁ。

 平和な世界に生きてきた日本人がチートパワーを手にしただけで生死を懸けた戦いに臆せず参加できていたのは変だと思ってたけど、そういうことだったのね。

 要は異世界で死んでもノーダメ、コンティニューで帰れると思ってたんだ。

 俺が直々に撃退した勇者たちは送り返してやってたけど、魔王城に辿り着く前にくたばった連中は元の世界に帰るだけと思いながら死んでいったわけか……。

 南無三。ご愁傷様である。

「そ、そんな嘘よ……王子や姫たちはあたしを騙してたの……? ありえないわ……!」

 結城優紗は頭を抱えてフラフラと後退する。顔色が非常に悪くなっていた。

「ハッ! わ、わかったわ! あんたはそうやってあたしを惑わせようとしているのね……! さすが魔王だわ! ずるい! 汚い! あほ! ばかまぬけ!」

 彼女は現実逃避っぽい結論に行き着いたようだった。

 錯乱しているらしく、小学生男子みたいな単語を交えて罵ってくる。

「嘘、嘘、嘘よ!」

 高ぶった感情によって、結城優紗から尋常ではない魔力の波動が漏れ出てきた。こいつ、まさか勇者のチートパワーをお持ち帰りしてんのか……? あれ? じゃあ、他の送り返した連中もそうなってる?

 俺、地球にやばいやつら大量に送り込んじゃってました? てへぺろっ! 

 まあ、勇者たちのいた時間軸や世界線はそれぞれ異なるはずだから、俺が生きてるこの世界にそいつらが揃い踏みしてる可能性は限りなく低いだろう。

 それならきっと大丈夫。何が大丈夫か知らんけど。

「おい、こんなところで魔力を全力解放とか何考えてるんだ?」

「うるさい! うるさい! もういいわ! こうなったら討伐してやる!」

 砂埃を巻き上げて、結城優紗が立っていた位置から姿を消した。

 これは魔力を全身に行き渡らせて発動させる身体強化だ。

 高速で移動して俺を翻弄しようって魂胆か。

「くたばれっ!」

 俺の背後を取った結城優紗が魔力を纏った拳で殴りかかってきた。全部見えてるけどね。

「よいしょっ」

 手の平で易々とキャッチ。

「なっ! 受け止めた!? あんた、聖なる魔力が効かないの!?」

「あっちの世界でも効かなかったからお前は負けたのでは?」

 本音を言えば、前世では少し脱力する程度には効いていた。椎茸を食べる程度には嫌だった。でも、今は本当になんともない。身体が人間になったからだろうか?

「弱い魔族には効くけど、俺には効かないってあっちでも説明したよな?」

 結城優紗に説明したのは覚えてないが。多分してると思う。聖なる魔力を攻撃の軸に使う勇者にはいつも教えてたはずだから。

「ぐぬぬ……」

 俺の言葉に結城優紗は唸っていた。しまった。こういう正論はロジハラって非難されるんじゃなかったか? この前、ネットで見たんだよね……。恐ろしいよね……。

「パラライズ」

 俺は『とんっ』と結城優紗の首元を指で突いて麻痺させる魔法を食らわせた。

「ぐぎゃっ……」

 叫びながら倒れ込む結城優紗をそっと支えて地面に寝かせてやる。ほら、痣とか残したらまた停学になっちゃうかもなんで……。まったく、生きづらい世の中だよ。

「ぐっ……くそぅ……負けた……ふぐぅ……」

 結城優紗はビクンビクンと地面で痙攣している。

 意識はあるけど身体は自由に動かないっぽい。

「あのさ、さっきも言ったけど、俺は普通に高校生活を楽しみたいだけだから。お前が心配するようなことは何もないからさ。だから、もう関わってこないでくれるとありがたいな?」

「なんで……トドメを刺さないのよ……魔王なんだから殺せばいいじゃない……!」

 結城優紗はギリリッと歯軋りしながら恨めしそうに言った。それは潔さや覚悟というより、俺がそういう輩であってくれと願う意味の言葉に聞こえた。

 俺が非道な魔王なら、俺の言葉はすべて戯れ言と流すことができるから。

 召喚魔法に関わる事柄を信じなくて済むから。

 けど、そんな事情は俺の知ったこっちゃない。

「俺が人殺しになったら家族にも迷惑かかるから無理!」

 俺と結城優紗が二人で出て行ったのは大勢に見られてるわけで。真っ先に疑われるのがわかってて、そんなことをやれるはずがなかろう。ここは法治国家日本なのだ。盗賊や魔物がたくさんいて、剣や魔法で乱世なファンキー世界じゃない。

 指先で突いただけで逮捕されちゃうくらい暴力に厳しい社会なのである。

「アハハッ……魔王が家族に迷惑って……もうただの現代人じゃないのよ……」

 結城優紗が乾いた笑い声を上げた。笑っているのに心が泣いている……。

 少し詩的に表現してみた。

「なあ、結城、お前は俺が許せないかもしれないが、違う世界の諍いを持ち込んでいがみあうのはやめないか? お互い不干渉でいこうぜ? 俺はこっちで魔王として世界をどうこうするつもりはないし……。そのほうがきっと両方にとって有意義だと思うんだ」

 向こうでも世界をどうこうするつもりはなかったけどね。あれは人間側が勝手に因縁つけて絡んできてただけだから……。でも、それを彼女にここで説明する必要はない。別に優しさとかじゃないよ? だって、あっちの世界ですでに説明してるはずですし。俺は魔王城まで来た勇者には必ず真実を告げてたから。誰も信じなかったけど。ぴえん。

「ねえ、あんたが言ってた召喚魔法の……本当なの……?」

「ああ、そうだよ」

「…………」

 俺が答えると、結城優紗は虚ろな目になって何も言わなくなった。


 …………。


 彼女は異世界を救えず帰還したことを負い目に感じていたのかもしれない。しかし、騙されたまま戦いに駆り出されていた事実を知って、気持ちの整理をどうつければいいのかわからなくなってしまったのではないか? だとすれば少しだけ同情できなくもない。だからといって、行き場のなくなった感情を俺に襲いかかることで解消しようとするのは勘弁してほしいが……。

「あのさ、他に用がないなら俺もう教室に帰るから……」

 こんな状態の彼女を置いていくのはどうかと思ったけど、そろそろ昼休み終了のチャイムが鳴るんだよね。今の俺は真面目さをアピールしなくちゃいけない立場。授業に遅れるなどもってのほか……ッ!

 襲いかかってきた相手と天秤にかけたら比べるまでもなく自分の評判が大事でしょう。

 そういうわけで、アディオッス!



 放課後。

 俺は入部届を握りしめて将棋ボクシング文芸部の部室に向かっていた。

「……げっ!?」

 部室に入ると、そこには入部希望者の先客がいた。

「あたしもこの部に入るから! あんたが本当に危険じゃないか監視するためにねっ!」

 先客は結城優紗だった。な、なんでこいつが……。




 俺は丸出さんに誘われた将棋ボクシング文芸部に入部を決意した。

 そしたら俺を魔王と知る元勇者も監視目的とか言って一緒に入部希望してきやがったという。

 なんなのこいつ、俺のストーカーなの? 

 まったく懲りてない。

 先日の不良たちといい、都会にはストーカー気質の人間が揃ってるのか?

 恐ろしいぜ、都会の少年少女たち。

「結城さん。入部は歓迎するけど、新庄君は噂みたいな悪い人じゃないよ?」

 丸出さんが俺を敵視する結城優紗に説得を試みてくれた。

 そうだ、丸出さん、もっと言ってやってくれ! 

 そして、どうせなら入部を断ってくれ……!

「丸出さん、あなたはこいつの本当の姿を知らないからそんなことが言えるのよ」

「本当の姿? 結城さんは新庄君と知り合いなの?」

「ええ、そうよ! こいつのことはよーく知っているわ!」

 結城優紗は胸を張って言う。おい、俺とお前は魔王城で一度会っただけだろ! お前は俺を倒すためにずっと旅をしていたから旧知と錯覚しているのかもしれないが、実際の俺たちは初対面に等しい間柄だったということを忘れないで頂きたい。

「そ、そうなんだ……よく知ってるんだ……」

 ほれ、丸出さんが勘違いしてしまったではないか。

 ここはキッパリ否定しておかねば。

「丸出さん、こいつとは昔一回会っただけだから。全然、そんな深い付き合いじゃないよ」

「え? そうなの?」

「ちょっと! 何をトボけて――あれ……?」

 結城優紗が異を唱えようとして言い淀む。自分が噂や伝聞でしか俺を知らず、実際の俺との交流はほとんど皆無だったことに気がついたようだ。

「し、知り合いからいつも聞かされてて……そのあの……」

 即ち、一回会っただけという話も訂正することができないわけで――

「はい……?」

 丸出さんから何とも言えない表情を向けられ、バツが悪そうに視線を逸らす異世界の勇者。

 めっさしどろもどろ。

 よく知ってるとか言ってた癖に又聞きだけで判断してたの……? 

 そんな突っ込みをしない丸出さんは優しいね。

「うう……だってだって……」

 こいつは魔王だもん! と言ってやりたいけど言えないの超悔しい!

 彼女の顔がそう物語っていた。なかなかに愉快な顔だった。

「ゆ、結城さん……? 大丈夫? 具合悪いの?」

 涙ぐんでる結城優紗を丸出さんが慰める。

「ぐすん……ぐすん…」

 あ、本格的に泣き出した。

「…………」

「…………」

 なんかすげー微妙な空気になってしまったぞ。どうすんだこれ。

「…………」

 酒井先輩が縄跳びを跳ぶ音。

 江入さんが本のページを捲る音。

 その二つがやたら大きく聞こえる。

 居心地だけはいいと言われていた部活を台無しにするんじゃねぇよ結城優紗ァ!

「おーい、入部届書いてきたからわたしも部活に入れてくれ!」

 暗雲の垂れ込んできた空気を吹き飛ばすように部室の扉が勢いよく開いた。

 入部届を持った鳥谷先輩だった。

「あれ? なんかまた新しいやつが増えてるな! そいつも新入部員なのか?」

 鳥谷先輩の陽気なテンションがギクシャクしていた部室の空気に僅かな緩みを発生させる。

 その緩んだ空気の隙を突いて、

「と、とにかく私も入部するんだからね! 今日は帰るけどっ! またくるからっ!」

 結城優紗は涙を拭い、鳥谷先輩の横を素早く通り抜け部室を去って行った。競歩みたいな早歩きだった。

 そそくさというのはこういうときに使う言葉なんだなと俺は実感した。

 てか、またくるってマジかよ……。あいつ、本当に入部するつもりなのかな。

 おかしなことしないといいけど。


 ◇◇◇◇◇


 俺が将棋ボクシング文芸部に入部して一週間が経った。

 結城優紗は『またくる』と言ったくせにあれきり一度も部室に姿を見せてこない。

 恐らく、あんな醜態を晒しておいてあわせる顔がないのだろう。

 俺としては平和で大助かりなのだが、丸出さんはちょっと心配している模様。

 あの女、丸出さんに迷惑ばかりかけやがって……。

 いっちょ軽くシメてやったほうがいいのだろうか?

 でも、別に俺はあいつに来て欲しいわけじゃないからな……。

 ちょっとしたジレンマである。



 丸出さんに将棋を教えてもらったり。

 ミットを持って酒井先輩の練習を手伝ったり。

 文芸部の蔵書を読ませてもらったり。

 将棋ボクシング文芸部というキメラな部に入った俺は毎日様々な活動をちょっとずつ堪能する、そんな部活ライフを送っていた。

 将棋ボクシング文芸部での日常は刺激があるわけでも華やかであるとも言えない。

 しかし、学校に自分の居場所ができたという安心感がそこにはあった。

 ゆるやかな雰囲気で流れていく安らぎの時間。こんなまったりとした青春も悪くはない。



 今日の俺は文芸部の本を借りて読書に勤しんでいた。

 俺の視線の先では鳥谷先輩と酒井先輩がスパーリングをしている。

 鳥谷先輩は俺と同じように日ごとに各部の要素を気まぐれに嗜んでいるのだ。

「やっぱ、ボクシングだと酒井はメッチャ強いな!」

「当たりめぇよ! オレを誰だと思ってる!」

 四天王と呼ばれるだけあって鳥谷先輩の運動能力はかなり高いみたいだった。

 彼女の反射神経と身体のバネはなかなか目を見張るものがある。

「お茶です」

「あ、どうも」

 パンチパーマが俺の前に湯気の立つカップを置いてくれた。

 俺はお礼を言いながら温かい紅茶を啜った。


 ………………。

 ………………………………。


 いや、誰だよってなるよね? 唐突なパンチパーマだし。言っておくけど、この人は花園一派じゃないよ。鳥谷先輩の舎弟です。

 なんで鳥谷先輩の舎弟がここにいるのかって? それは俺にもわからない。

 だが、鳥谷先輩の入部以降、パンチパーマを始めとする舎弟の人たちが数人ずつ持ち回りでお茶汲みや掃除など、雑用を務めに部室へやってくるようになったのだ。

「新庄サン! 紅茶に合うお菓子作ったんですけど食べますか!?」

「…………」

 差し出されたのはマカロン。どうしてマカロン……。

「あの、俺は一年なんでさん付けとか、そんなへりくだる必要は――」

「いえ! 新庄サンはあの忌々しい花園をぶちのめしたタフな男! そしてその実力に惚れ込んだアネゴが直々に勧誘した幹部です! 学年は関係ありやせん!」

 幹部ってなんなのですか! 俺をそっちの世界の人にするのはやめてもらえませんかね……? 丸出さんが怖がるでしょ! 

 花園の不良とは派閥が違うからか、今のところ丸出さんが気にしている様子はないけど。

「ケイティさん! タオルです!」

 リングのほうでは金髪ソフトモヒカンが鳥谷先輩にタオルを差し出していた。

 …………。

 彼らは鳥谷先輩を盲信してるんだな。

 彼らは鳥谷先輩に尽くせれば満足なんだな……。多分、そういうことだと俺は理解した。



「…………」

「やはり強いわね、江入さん。まるでAIみたいな指し回し……」

 江入さんと丸出さんは二人で将棋を指していた。

 部員で将棋が指せるのは江入さんくらい。

 俺は駒の動かし方を知っている程度で鳥谷先輩と酒井先輩に至ってはそれすら知らない。よって、丸出さんの相手をするのは自然と江入さんが多くなる。

 ちなみにトータルの勝敗数を見ていると、どうやら江入さんのほうが強いらしい。

 俺からすれば丸出さんもかなり強いんだけどね。

 丸出さんは将棋アプリで七段という、上から数えたほうが早いくらいの実力みたいだし。

 俺は駒を落とすハンデをつけてもらってもまったく勝てたことがない。

 江入さんはさらにその上をいくそうだから相当すごいんだと思う。

 噂じゃ運動神経もいいと聞くし。

 江入さんは何でもできる天才肌ってやつなのかも。

 丸出さんとの将棋を終えた江入さんは俺の近くにある椅子に腰かけ読書を始めた。

「…………」

「…………」

 実は彼女とはあまりコミュニケーションができてないんだよね……。

 江入さんは表情の動きが乏しいので、何を考えてるかわからなくて少し絡みにくい。

 たまに視線のようなものを向けられてる気配はあるんだけど。

 もしかして警戒されてるのか……?


 その視線の意味を後日、俺は否応なしに知ることとなる。

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