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読書感想文⑥LISTEN

最近LISTENという本を読んだところ、めちゃめちゃグサグサと痛いところを突かれながら、とても勉強になりましたので、忘れないように/そしてどなたかの読むきっかけになればと思うので、感想や気付いた所を纏めてみようと思います!

この本は、とにかく1冊まるまる「聞く/聴く」について、語られています。手に取ったきっかけは、最近会社の先輩と話した際に、「コーチング」や「傾聴」が話題になり、話に聞いたり説明を聞いたことはあったものの、全然ピンと来ていなかったので、興味が出てきて手に取ってみました。

さて、本題で、特にグサッと刺さった点を2点と、確りと聴く事のメリットを挙げてみようと思います!

1.僕がやってしまいがちな悪い聴き方①話をずらす/コントロールしようとする
下手な聞き手は、相手の話をずらす対応をしてしまう。具体的には、解決の為のアドバイスをしたり、自分の経験を語ったり別の見方を勧めたりすること。これは相手の話を受け止めていない。自分の考えを伝えるのは、相手に求められたら、提供すればよく、求められてもいないのにそれらをするのは下手な聞き手のやる事。良い聞き手は、相手のことを理解する為の質問をして、相手が自力で解決に向かうのに寄り添う。
その際、話がどこに行くかは分からない。自分の思った方向ではないかもしれないが、「話をコントロールする」ことを手放して、根気よく相手の話に寄り添っていくことが大切。
(この部分は、一番グサっと刺さりました。。すぐに口を出してしまったりするのは、相手に話を委ねられていないんだな~)

2.僕がやってしまいがちな悪い聴き方②理解したつもりになる
下手な聞き手は、目の前の相手に好奇心を持たず、相手の話を過去の経験から予測して理解したつもりになり、目の前の相手の話を全力で聞けておらず、結果的に浅い話にしかならないorかみ合わない。相手と自分は違う感受性を持った人間であり、同じ人間でも人は日々変化している。好奇心を持たずに話を聞くことで、新たな気づきや関係構築の機会を失うことになる。
(特にパートナーのように日々顔を合わせる人に対しては、先入観を持って接してしまいがちです。『またあの話か』と思うのは、自分の聞き方が悪いのでは・・・?)


3.じゃあ聴く事ってどんないいことあるの!?
優れた聞き手になれば、、、
①相手と親密な関係になれる。相手にとって『よく聞いてくれる存在』は貴重だし、聞き手の質問によって深いところまで理解し合うことができる。
②非難に強くなれる。いろんな意見の存在を理解しており、相手も自分も間違えることはあると考えることができる。
③考えの幅が広がる。自分の意見ではないもの持含めて、色んな意見を自分の中に置いておくことができる。
(聴く姿勢は努力すれば身に付きますが、逆に言うと日々の努力が不可欠です。でも、その先にこれらのメリットがあるとすれば、頑張れる・・・かも!)

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