ハカマタ、採用はじめたってよ(前編)
「中途採用の責任者やらない?ハカマタさん、人事向いていると思うんだよね」
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こんにちは。note 初投稿のハカマタです。スタートアップのコンサルティングファームで、シニアマネージャーをしながら中途採用の責任者を兼務しています。
はじめに
初対面の方にもこんな挨拶をすることが多いのですが、客観的に見ると
・スタートアップでコンサル?
・シニアなマネージャー?
・採用の担当もやっているってどういうこと?
と、疑問符がたくさんつく肩書ですね。特に採用。人事担当ではなく兼務。
私はこれまでのキャリアにおいて、人事領域を専門にしたことはありません。今の会社に入社してからのいきなりのチャレンジです。
このマガジンは、こんな方に読んでもらえると嬉しいなあと思っています。
・未経験だけれど、人事領域(特に採用)にチャレンジしてみたい
・人事に限らないけれど、未体験領域に飛び込むときの思考法を学びたい
・スタートアップのコンサルティングファームでの働き方を知りたい
改めて自己紹介
国語も社会も苦手ではないコンピュータがそこそこ好きな理系の学生で、ナイトライダーや攻殻機動隊の世界観にあこがれて、音声認識の研究をしていました。
大学の友人や同期が地元のメーカー系企業を中心に内定をもらう中、自分は違う道を選ぼうとITコンサルティングの会社に就職。「タフな環境を求めるやつだけが来い」という主旨の、挑発的なメッセージに惹かれたことを覚えています。
新卒で入った最初のプロジェクトはとにかくハード。
1年目はポテンシャル任せで乗り切ったものの、2-3年目で何度も挫折(未遂)。
地獄のミサワのようなメンタルになりつつ、少しずつ自分を見つめなおして活路を開いていきました。
色々なことをガムシャラにやっていった結果、なぜか社内メディア担当のようなポジションを掴み、CEO にも認知されるようになったことは一つの成功体験でした。
そしてもう少しビジネスサイドに移りたいという意思で一回目の転職。ものづくり色は薄れましたが、人と人との関わり合いの中でビジネスが動いていくダイナミズムやその他もろもろ、非常に学びの多い3年間を送りました。
そしてそして更なるチャレンジの場を求めて現職へ。話は冒頭に戻ります。
中途採用の責任者やらない?
入社初日、当社の代表から言われた一言です。
元々、採用周りを見ていた方が、私の入社前に卒業されていたことは知っていました。そして、この会社はまだアーリーフェーズであり、全社員が協力して組織・制度作りに励んでいることも。
でもさあ、いきなり責任者?マジで?正気なの?
まだこの会社のことをきちんと理解できていないのに?プロジェクトワークも始まってすらいないのに?
しかし、思わぬ角度からの適性評価のコメントと、そしてまだ見ぬチャレンジ。
「タフな環境を求めるやつだけが来い」
これは新卒で入った会社からのメッセージでしたが、チャンスは貯金できないもの。全てのものごとは、不完全な状態から始まるのです。
「OK、やります」
後編へ続く。
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