【早大生でも特に商学部の方必見!】ゼミ戦対策

どうも。ノンゼミで学部を卒業した2019年卒のカッコ悪い先輩です。さて、もう6月も半分近く終わろうとしているが、例年はこの時期からゼミ戦線がじわじわと近づいてくる。

今回は、ノンゼミの先輩がかわいいかわいい主に現在1~2年生の後輩のために、自分の失敗談を踏まえてゼミ戦対策を練った。なお、あくまで2016年までの情報に基づいているので、その点はご了承いただきたい。というわけで早速見ていこう。

やること1:1年生は特に必修の授業をさぼるな。GPAは高く。

確かに、ちょろっとGPAとゼミ合格率はそんなに相関性がないかもわからんとかGPA4のノンゼミがいるとは言ったが、GPAを高くしておかないと選択肢が減ってしまうのだ。どういうことかというと、GPAが低いと面接にすら至らないゼミもある一定数存在するのだ。というわけで、不要不急の欠席や手抜きは厳禁だ。あと、出席を取る授業でサボっていると、いざその授業を担当してる先生のゼミに入りたくなった時面接でかなり気まずいらしいのでお心当たりのある方は今すぐでもやめよう。

そして、必修は1年生のうちに何とかしておくこと。ゼミによっては、1年次の必修科目が選考する前の段階、ゼミじゃなくても後述する選択科目の履修での前提条件になっていることがあるので、必修を落とすと何かと選択肢が狭まる。

やること2:選択必修をとりまくれ。そして落とすな。

選択必修科目が前提科目になってる場合もあるので、死なない程度にたくさん取っておこう。マーケティング論、経営学、財務会計論、管理会計、金融入門当たりの組み合わせが割と潰しが効くのでお勧めだ。ただし、選外になった選択必修を履修条件としているゼミに行きたい場合は早いうちから教授と相談しておこう。

やること3:情報収集

マイルストーンのゼミページをサラッと読んでみよう。興味があるゼミが見つかったら、大体の場合Twitterのゼミ垢があるので、興味があるゼミのゼミ垢を覗いておこう。また、先生がTwitterをやってる場合もあるのでそれもチェックしよう。ここで、フォローしてもいいのだが、ゼミや先生によっては下ネタはもちろん、ネタツイでも許さないレベルのお堅いところもあれば、Twitterは文字なので、たまたまそのアカウントを開いた先輩や先生があらぬ勘違いをして自分の意図とは全く違う方向に取られて厄介なことになるケースもある。なので、そこのところをよく考えてフォローするかどうかは決めていただきたい。

SNSでなくとも、興味のあるゼミに所属する先輩に話を聞くのも大アリだし、後述する面接対策にもなる。ただし、この場合もボロが出た時のリスクはある程度考えておこう。

次に、ツイートを見てどんな雰囲気の先輩がいるか、どんなゼミの内容なのかをチェックしておこう。これだけでもかなりイメージはつかめるし、どんな人物を求めてるのかを分析してみよう。実は、私はGPA、TOEICそして簿記になまじ自信があったがためにこの段階の作業をしなくてノンゼミになったともいえる。

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やること4:ビジネス系の資格を取っておく。

これはかなりオススメである。特にGPAが2.5を切ってるような人、エピソードなど話のネタがない人、入りたいゼミがやること2の段階でも絞り切れていない方は必見である。

具体的には簿記、TOEICになるが、両方あると望ましい。基準としては簿記なら2級以上、TOEICなら800を超えてると頑張りました!!!ということでネタにはしやすいが、そこまでいかなくても基礎会計学で合格していれば3級、普通に英語を中級以上履修していれば650は超えることが多い。何もないよりはマシなので、とりあえず授業に関連する資格は取っておこう。特に、語学系である。国際ビジネス系は言うまでもないが、それ以外のゼミでもこのグローバリゼーション化のご時世、海外とのインゼミ(合同ゼミ)をやることもあるので、受けておくといい。

やること5:ゼミナビ、個別の説明会に行く

このご時世という観点から見たらよろしくないし、たぶん今年はオンラインになりそうだが、これは参加してほしい。何かというと、いわゆるゼミの合同説明会である。

ゼミナビの日に開けられないという事情がある方は、できるだけ多くのゼミ説明会に参加してみよう。

なぜ、ここまで参加を押すのかというと、これがゼミの雰囲気を知る最後のチャンスだからだ。

このあたりまでに確認しておきたいことはゼミの課題の重さや集まる頻度だ。なぜなら、課題も重くて集まる頻度も多いゼミはいわゆるガチゼミというのだが、そうしたゼミに入るとゼミ畜不可避である。そうなると、部活や資格はおろか、サークルやバイトまでやめなきゃやっていけないかもしれない。

ちなみに、我々の代にあったとあるゼミでは、ゼミ決まった瞬間の2年秋から週3で集まり、3年以降は(最高で)週8(!?)も集まり、GWはグルワの略だなんて言葉が生まれ、私の院のゼミの同期、そして泣く博士の先輩までも黙らせるレベルでワークライフバランスの「ワ」の字もないゼミがあった。

もちろん、ガチゼミは就活の時ある程度ネタにできたり、学問を博士にでも行くのかというレベルで極められるというメリットもあるので自分が3年生以降何がしたいかをよく考えよう。

実は、私はこれもサボったので、もう救いようがないのである。

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やること6:志望ゼミ決め

まず、どうしたいかを考えよう。大きく分けて、3通りのタイプの方がいると思われる。

①:絶対にこのゼミがいい!という意思がある。ノンゼミになっても構わない

➁:この内容を研究したいという意思はあるが、ノンゼミになる勇気はない

➂:とりあえずノンゼミじゃなきゃなんでもいい

①のタイプから見ていこう。①の場合はもうそのゼミに向けて粛々と無理にでも雰囲気を合わせるなりして天命を待つしかない。

➁の場合は、妥協できるレベルと倍率を考えて応募しよう。あとは、発想を変えるのも手だ。例えば、あなたがマーケティングをやりたいとしたら、実は意外と会計系を狙うのもアリなのだ。マーケティングはマーケティングゼミがベストなのはそれはそうなのだが、マーケティングゼミは例年、どのトラックと比べても高倍率になりがちである。ということは、落ちるリスクのが高いことになるのだ。マーケティングが好きな人が多すぎ問題…

それはさておき、会計とマーケティングは結びつきが強いのだ。次年度の利益をこうしたい、そのためにはこれだけ利益を上げなければならない。これだけ利益を上げるにはマーケティング戦略が必要だ、といった具合だろうか。そんな感じでの発想ができない!という場合はゼミ垢の質問箱経由で手当たり次第に質問を送ってみると新たな発見があるかもしれない。

➂の場合は倍率が1倍を超えないところを覗いてみよう。例年、会計や産業の大半、経済や金融、企業法系のゼミが低倍率の傾向だ。ただし、数学に自信がない人が金融や経済に行くことはオススメできない。なぜなら、数弱がアナフィラキシーショックを起こすレベルの数式を扱わなければならないのだ。

全員に共通するのだが、ゼミに所属したらそのゼミが所属するトラックから28単位授業を取らなければならない。例えば、経営トラックに所属するゼミに決まったら経営トラックから28単位取らなければならない。ある程度、別トラックからの読み替え科目もあるにはあるが、全部別トラックからの読み替えはほぼ無理である。

それを踏まえたうえで、どのゼミにするかを決めよう。あとは、先述の通り、課題の重さや集まる回数の多さも考えたうえで応募しよう。1度の募集につき1回しか応募できないので後悔がないようにしていただきたい。万が一決まったら、そこを蹴って他に行きたくなったところに行くことはできない。やめたくなってやめたらそこでノンゼミ確定であるので注意しよう。

やること7:書類作成

留学や院試の話と被るので、見たことがある人はある程度読み飛ばしてもいいかもしれない。

志望理由書では、先生をほめておくのが無難である。先生の本を読んで具体的にこんなところに感動した!!!みたいなことを書いておけばまあまあ強いし、先生との面接のときに嫌な顔はされにくいだろう。また、過去の失敗からこんなスキルを学びたくなったもアリかもしれない。

将来のキャリアにつなげるテイで書くという方法もある。
こちらの場合は、将来のキャリアにゼミが生きる理由を書いておこう。
それこそ、キャリアセンターにでも行って、早めの就活を兼ねて自分が行きたい、もしくは自分の学部から行く人が多い業界や職種に行ったとしたら、今志望しているゼミの内容がどう仕事で生きるのかをキャリアアドバイザーやすでに就職した先輩に聞いてみるのもいい。

あとは、研究計画書である

まず、なぜ今の学部にいるのかをもう一度考えてみよう。
次に、自分の興味がある分野の先行研究を探そう。これは日本語で構わないので、Google Scholarで調べておこう。
どんな先行研究があるかをある程度まとめたら、先行研究でまだ明らかになっていない結論や、結論が同じでもこんな方法を利用して同じ結果にならないいか?などまだ誰もやっていないことが見えてくればそれに越したことはないが、そこに至るぐらいならもうそれは院生レベルである。というか、現に院生でもこれに関しては日々苦戦しているのだが。
というわけで、そこに至らない前提で話すと、こんな先行研究を見てこの分野が面白いと思った!というテイで書いておこう。

どちらにしても、ゼミに入るまでの学習計画についても触れておこう。志望するゼミの学問関連の本や論文を読むことや、次の学期に取る授業について言及にしておこう。
それを書いた後、特に国際ビジネス系ゼミや海外とのインゼミを行うゼミ、英語で文献を読まなければならないゼミに入る予定の方は語学学習について触れておこう。

先輩に添削してもらうといいかもしれない。もし頼れる人がいなければ、Twitterでdmなりnoteにコメントしていただければ無料でやります。

あと、失言が心配な人はこのあたりでTwitterの垢を消しておくとボロが出ないかもしれない。

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やること8:書類提出、ウェブ応募

早めにやること。特に、ウェブはこれまたギリギリにやると鯖落ちしやすいのでご注意を。

やること9:面接

ここでは私服でいいのだが、派手な格好は慎もう。

面接では、志望理由書や学習計画書で文字数の関係で詳しく言えなかったことを伝えよう。そして常に笑顔で。わからないことは知ったかではなく、素直に勉強不足です、ゼミに入るまでにこんな本を読むなりこんな授業を取って勉強しますと言っておこう。
どこが突っ込まれそうかを就活や院試、留学を乗り切った人に志望理由書や学習計画書を見せて聞くといいかもしれない。いっそのことキャリアセンターに頼み込めば練習してくれるかもしれない。
これも、周りに頼れる人がいなければこの私でよければいくらでも協力します。無料で。

やること10:結果待ち

Twitterの垢消しした人は結果が出るまで復活させないこと。

合格!!!:おめでとうございます

楽しいゼミライフを。落ちてしまった方は後日書く失敗した時のライフハックでも参照にしてほしい。

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まとめ:しっかりと下準備を

それはそうなのだ。ちなみに私はこれができなくて、GPA3超えかつTOEIC900オーバーそして簿記2級、ドイツ語検定2級でもゼミ戦は大敗北だったが、このしくじりを生かして院試と交換留学選考を乗り切った。

今のこの通学時間が浮くこのご時世ならではの時間の使い方をしてゼミ戦を勝ち抜いてほしい。幸運を祈る。それでは。

おまけ: オランダで見たデッカイオルゴールのような何か

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