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【J1第3節サガン鳥栖-ベガルタ仙台】

今回はJ1リーグ第3節サガン鳥栖-ベガルタ仙台の試合をレポートしていきたいと思います!

サガン鳥栖スターティングメンバー

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〈注目〉
・今季のベースは3-1-4-2。試合展開により4-4-2のような形になるなど試合中にも形が変わってくる。
・仙頭、樋口が中盤から攻撃のギアをあげられるか。
・ディフェンス面では松岡に期待。前節のボランチ潰しは見事だった今節も試合展開を決めるキーマンとなり得る。

ベガルタ仙台スターティングメンバー

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<注目>
・開幕から4-2-3-1を採用。
・攻撃ではスタメン抜擢の赤崎に注目。ゴールでアピールできるか。
・前節5失点のDFは前節出場停止のシマオマテが安定感をもたらすことができるかに注目。


【前半】
前半からサガン鳥栖がボールを保持し続ける形で試合が展開される。前半5分オフサイドギリギリの位置でボールを受けた山下が左足を振り抜きサガン鳥栖先制。その後もCKからこぼれ球をエドゥアルド、小屋松の技ありシュートも決まり3-0。前半終了間際、ペナルティエリア内で林の手にボールが当たりベガルタ仙台にPK。しかし、これを赤崎が外してしまい前半終了。3-0でサガン鳥栖リードで折り返す。

【後半】
後半はベガルタ仙台が良い入り方を見せサガン鳥栖ゴールを脅かす。マルティノスの突破からミドルシュートなどチャンスを作る。しかし、後半11分中野のピンポイントクロスにファーで合わせた樋口が追加点を決め4-0。その後も得点を挙げたサガン鳥栖が5-0で勝利。掴みかけた流れを掴みきれなかったベガルタ仙台は2試合連続5失点の敗北となった。

試合レビュー

サガン鳥栖
この試合前半から得意のボール回しで試合を支配。相手に何もさせない展開を作り上げた。特に前半5分の山下の先制点はチームの勢いを持続させる価値ある1点だった。5ゴールとも違う選手が決め、さまざまな攻撃バリエーションを見せた。昨シーズン決定力に悩んだチームはもういない。
守備面では後半の立ち上がりや終盤は危険な場面が多々あった。キーパー朴一圭を中心に体を張ったディフェンスで無失点に抑えたのは今後の試合に大きなプラスとなるだろう。
選手全員がハードワークしゴールに迫る姿はサポーターを大いに沸かせたことであろう。

ベガルタ仙台
前半は特に守備の時間が長く思うような試合展開にはできなかった。キーパーのスウォビクは好セーブも見せたが過剰攻撃にこれ以上成す術がなかった。
試合を大きく決めたのは2つの場面にあったように思う。1つは前半終了間際のPK失敗。そしてもう1つは後半の11分の失点までに得点をあげられなかったことだ。PKを決め、入り方の良かった後半に得点をあげていれば1点差まで詰め寄ることができたかもしれない。そうなると試合はさらにベガルタ仙台ペースとなっただろう。
得点は守備にも影響を大きく及ぼす。今後、守備は勿論だが決定力の強化は必須になってくるだろう。

サガン鳥栖は初の開幕3連勝と歴史的勝利でした!またチーム走行距離は133キロを誇るなどチームカラーが色濃く出た試合だったと思います。仙台は2試合続けての5失点と難しい試合が続いています。ただチャンスはサガン鳥栖と同じだけあったように見えました。今後、好調サガン鳥栖がどこまで勝ち進むのか、ベガルタ仙台がここから追い上げを見せるのか注目したいと思います!


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