To have a book reprinted without changing its design
まだたぶん数百冊はあるはずです.興味がある人はぜひ定価で買えるうちにご購入ください.過去に書いた通り,ぼくの本だけでなく,DHC出版事業撤退に伴って絶版になるすべての書籍について云えることです.もちろん,今回の絶版のことだけじゃなくて,いろいろありDHCにお金を落としたくないという気持ちはわかります.でも,他の出版社から同内容の本を出すのってそれほど簡単ではないんです.あの有名な著者さん(もちろん,間違ってもぼくのことではないです)の本ならすぐに,と思う人もいるかもしれませんが,よく売れた「あの人のあの本」は出るかもしれないけれども,「あの人の別の本」は復刊されないか・あるいは復刊までものすごく時間がかかるということになると思います.関心がある人は下記を読んでください.
さて,ここで,レイアウトをほぼそのまま維持した上で別の出版社から復刊した例を出します.
この本は,実は前にいまは亡き国際語学社から出ていました.その前は桐原から出ていました.後者は見たことないのですがレイアウトはほぼ同じのはずです.
これは組版(版権)を新しく刊行する出版社が元の出版社から買い取ったからできたことです.でもそれには,双方の合意が必要になります.ただ,今年いっぱいで出版業務をDHCがやめるのですから,新しい出版社が版権を買いたい,と云っても連絡できなくなる気もします.そういう意味でいろいろ難しいのです.たぶん,復刊には組み直しが避けられないでしょうね.Good grief.
ぼくの本も,復刊に向けて動き出してはいますが,まだ先行きは見えない状況です…
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