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人を巻き込む力、社会人になっても活きる力を身に着ける

はじめに

今回はプロジェクト終了後に参加者である熊本大学工学部4年の松田悠希さんにインタビューを行いました。前回の記事を読みたい方はこちらのリンクから飛んでください。インタビューは運営の下川が行いました。


課題解決に向けた取り組み

(下川)
今回の1か月間では、メンターの強みを活かしたいということで身の回りの課題解決に取り組んでいらっしゃいましたね、このプロジェクト以前に今まで身の回りの課題解決に取り組んだ経験はありますか。

(松田)
あります。しかしながら、僕個人で解決できる小さなことが多かったです。今回メンターの関根君からも言われたことなんですけど、「多くの人を巻き込んで1回身の回りのことを解決してみよう」ということで今回イベントを2つ開催して課題解決することに至りました。


(下川)
具体的にどういった活動を行うのか教えて下さい。

今後行うイベント活動の詳細(発表スライドより引用)

(松田)
1つ目が今週21日に開催する留学生に向けたイベントになっています。内容としては、熊本大学の学生が留学生に向けてレストランやお店をプレゼンするといった内容になっています。目的としては、日本に来て間もない留学生に対して、ご飯屋やレストランを紹介することで、熊本大学生と一緒にご飯に行きやすくするきっかけづくりです。

2つ目が3月28日に開催するイベントです。こちらは主に日本人学生向けのイベントとなっています。内容としては、僕たちが所属していた団体が無くなってしまうので、その団員に対して今後の活動方針を示してあげるようにしたいと思っています。現在の熊本大学周辺の国際交流に関する団体のうち5つ呼んで、10分ほどで各団体の紹介をしていただきます。そこに参加した学生が来年度から自分に合った団体に所属できるようにしたいと考えています。


(下川)
そういった課題はどうして見つけることができたのか、もしくは何か動機があって課題を解決したいと思ったのか、教えてください。

(松田)
僕が所属していた団体における課題は、元々あったのは知っていたのですが、僕自身もうすぐ大学を卒業しますし、大学2、3年生が今後新たに団体をつくり、その団体を主導して行っていくと聞いていました。

しかし、実際に調査してみた結果、今後の団体についての話し合いは1度行われただけで、何も進んでいませんでした。自分は大学生活が残り限られていますが、今後の方針を提示することぐらいはできるのと思い、今回このようなイベントを開催することで課題解決していこうと決めました。


(下川)
そういった課題解決を行っていくなかで、モチベーションは大事になってくると思いますが、松田さんは自分自身の力をつけたいというところが主にモチベーションに繋がっていますか。

(松田)
色々な人や団体と連絡を取っていた時に、とても大変な時期があり、モチベーションが落ちる時期もありました。もちろん自己成長に繋がるということもそうですし、留学生に声かけしてイベントに誘った時に「ぜひ参加させて下さい、行きたいです、楽しみです」と言われることがモチベーションに繋がるので、課題や問題を抱えている人に声をかけ、実際の声を聞くことがとてもモチベーションになっています。


海外駐在と現状活動の結びつき

(下川)
1か月前のインタビューの際に中期的な目標として、海外駐在と言われていますが、今回のイベントを行うことは、その中期的な目標とどういった関連性があるのか教えて下さい。

(松田)
元々この1か月では海外駐在に向けた取り組みを行う予定でしたが、結局それは僕一人でもできることであって、今回メンターとして関根君が関わる意味があんまりないのかなと思いました。そこで今回は僕がイベントを開催した経験がなかったので、人と何かをつくりあげる、回していく経験を積もうと思いました。そういった考え方やプロジェクトの回し方は直接的ではないですが、海外駐在に向けても活かせますし、社会人になってからも役に立つことだと思います。

(下川)
確かに在学中に人を巻き込んでプロジェクト形式のものを行ったことがないという状況に対して、関根さんの強みである課題解決とプロジェクトマネジメントを活かすことで、松田さん自身がプロジェクトを行うことは、とても力になると思いました。


メンターから学んだこと

(下川)
メンターの関根さんからはこの1か月で何を学ぶことができましたか。

(松田)
関根さんから学んだことはたくさんあります。1番は考え方や話し方を多く勉強させていただきました。関根さんは東京の会社でインターンをされていて、クライアントとのミーティングやプレゼンという経験から物事を論理的に進めていける方だったので、そういったところを僕に丁寧に教えてくれたことは、とても自分にとってプラスになりました。

後おすすめの本も紹介していただきました。今実際に買って勉強しているんですけど、その本から学ぶことがものすごく多くて、他にも紹介していただいた本も追加で購入し、勉強していきたいと思います。


(下川)
ちなみに購入された本の題名教えていただけますか。

(松田)
会計×戦略思考 大津さんの本です。

(下川)
ありがとうございます。
今後、海外駐在に向けて起こしていきたいアクションありますか。


(松田)
もう少しで働き始めるので、まずはしっかりと業務を覚えて、その中でも自分が主体的に動いていきたいと思っています。また会社の中でも何か課題が見つかれば、今回のプロジェクトで学んだことを活かしたいですし、新入社員、若いからとか関係なく、ボトムアップで動いていきたいと思います。その考え方や行動が評価されて海外駐在の方にもつながると思っています。


(下川)
自分も4月から会社員なのですが、新入社員だから受け身で色々と勉強させてもらうのではなくて、自分自身で主体的に動いていって、会社に対して貢献したり、社会の課題を解決したりすることで、会社や社会から見た自分のバリューも高くなりますし、自分自身も成長できると思っています。それを繰り返すことでさらに上へステップアップできると思いまいました。

インタビューは以上になります、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。


Thirdworks Project 運営 下川

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