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若きクリエイターが活躍。挑戦を後押しする環境が、一人ひとりの探究心を育む

THINKRにはコンセプト・職能の異なる複数のスタジオがあります。その1つであるKAMITSUBAKI STUDIOでは、シンガー部門とクリエイター部門の2部門で、新たな若き才能を発掘する「KAMITSUBAKI NEXT ARTISTS AUDITION 2024」の応募を受付中です。

今回はTHINKR社長の針谷がオーディション出身のメンバーを含む、2023年新卒クリエイター社員をゲストにインタビューを実施。後編では、制作物をご紹介しながらクリエイターの生の声をお届けします。

インタビュー前編はこちら


プロフィール

りたお
心地の良い鮮やかな色彩と繊細に描き込まれたディテール、印象的な瞳のキャラクターイラストが特徴。アニメーション領域にも挑戦している。「ILLUSTRATION 2022」掲載イラストレーター。

Yazhirushi
映像ディレクター。大学在学中にフリーランスとして活動。卒業後、2023年 THINKRに入社。切れ味や鋭さを感じさせるモーションデザインや、ダークな世界観を纏った映像表現を得意とする。

まるいち
映像ディレクター。大学在学中にフリーランスとして活動。卒業後、2023年 THINKRに入社。テーマに合わせて作風を変化させながら、2D/3Dといった手法にとらわれないマルチな映像表現をおこなう。なかでもキラキラとしたプリズム調の表現を得意としている。

すとろぼ
デザイナー、タイポグラファー。大学在学中にフリーランスとして活動。卒業後、2023年 THINKRに入社。割り切れない感情、奇妙な世界観、曖昧さをテーマに、力強い方向性から繊細で儚い表現まで、様々なアプローチでデザインを手掛ける。

渡辺想介
社内案件・社外案件の双方におけるクリエイティブの制作プロデュース・進行の他、クリエイターマネジメントを担当。新卒クリエイター社員の育成や業務全体の管理を行っている。

インタビュー

■あらゆるフィールドでのクリエイティブワーク

社長:自身のターニングポイントとなった仕事と、思い入れの強い仕事を教えてください。

りたお:理芽×adidas Originalsのコラボ企画で、理芽をフィーチャーしたアートワーク制作をさせていただいたことです。スニーカーが好きでいつかスニーカーに関連した仕事をしたいと思っていたので、思い入れの強い作品です。

理芽×adidas Originals(りたお)

お話をいただいたときに自分が描いていいのかと驚いたのは、V.W.P×カラオケ館のコラボキャンペーン。V.W.Pメンバー5人の私服姿をイメージして描いたイラストがポスターやフォトスポットなど、いろいろなものに起用されたのですが、その衣装デザインがファンの皆さんから好評で。ファンアートでも描いてくださる方が多くて嬉しかったです。今後、洋服をデザインするような仕事もやっていきたいと思えた仕事でした。

V.W.P×カラオケ館のコラボキャンペーン

Yazhirushi:僕が印象的だったのは、入社前に手掛けた大沼パセリの「フランソワ」という曲のMV制作です。依頼を受けたときに好きなように作っていいと言ってもらい、自分の描いた世界観がそのまま作品に投影されたことが新鮮でしたし、完成した作品を評価していただけたことが嬉しかったですね。

Albemathの「Black Grow」という曲のMVも気に入っています。僕はまるいちさんよりも3Dを上手く扱えません。だからこの作品ではなるべく3Dを多用しつつ、自分の作風を拡げることを目標に制作しました。またこの時期に「作品の質=情報量」なのではないかと考えるようになり、そこを追及するよう心掛けました。

すとろぼ:僕は入社前に制作させていただいたヰ世界情緒の1st ONE-MAN LIVEのリリックデザインですね。その経験があったから、フリーランスの時に他でもリリックデザインの仕事をいただく機会があり、デザイナーとしてターニングポイントになりました。

また、りたおさんと一緒に参加した、理芽×adidas Originalsのコラボ企画も会社に入ったからこそ経験出来た大きな仕事だと感じています。

理芽×adidas Originals(すとろぼ)

まるいち:入社前ですが、THINKRの初仕事はヰ世界情緒の1st ONE-MAN LIVEで、フリーランスとして最後にいただいた仕事もヰ世界情緒の作品で。「キミ消失セカイ」のMV制作をさせていただき、個人的には感慨深いものがありました。

社長:THINKRの前身はクリエイティブプロダクションで、走り始めた頃はデザイナー中心でディレクターやプロデューサーはいませんでした。これは他の会社にも共通することだと思いますが、事業が拡大していくと実際に手を動かす業務をアウトソースすることが増え、プロデューサーが多い組織構造になっていきます。
THINKRもその道を辿ってきましたが、僕としては社内にキャンバスを確保し、その中でクリエイターを育てていきたいと考えていました。

そのためにまず自社プロジェクトを立ち上げ、キャンバスを作るところから始めました。そのキャンバスが整い、新人クリエイター達を迎えられるようになり、この4人が仲間になってくれたことは会社にとっては再びの挑戦でもあります。

経験は浅くても才能ある若手クリエイターは沢山います。自社プロジェクトでは失敗してもいいから、まずはチャレンジして欲しいですね。それが会社にとって良いことだと思っています。

そして嬉しいことに、彼らが野心を持って作品づくりに取り組んでくれて、「キミ消失セカイ」のように僕達の想像を超えるものを作り出してくれています。今のTHINKRには余白があるからこそ、R&Dができていると実感しています。

渡辺:社長のお話の通り、THINKRは打席に立てるチャンスも多く、クリエイターとして成長できる環境があります。ものづくりを通して実現したいこと、表現したいことがある方にはピッタリの会社だと思います。

■クリエイティブにかける「熱量」

社長:これから挑戦したいことは何ですか?

すとろぼ:ライブグッズ制作を経験していますが、ガチャガチャのフィギュアが好きなので、スクリーン上だけでなく実際に触れるものの制作にも積極的にトライしていきたいです。

KAMITSUBAKI FES 2023
春猿火 3rd ONE-MAN LIVE「シャーマニズムⅢ」
春猿火 3rd ONE-MAN LIVE「シャーマニズムⅢ」

Yazhirushi:僕は3Dデザインの仕事を増やしていきたいのと、ライブのリリックモーションを制作したいです。

まるいち:キャラクターを入れたフル3DCGのMVを制作したいと考えています。昨年はヰ世界情緒の「キミ消失セカイ」とAlbemathの「cage」のMV制作で挑戦したのですが、今年は3〜4本作るのが目標です。今まで手掛けてきた作品は室内をイメージした狭い空間づくりが多かったので、もう少し広い空間も作ってみたいと思っています。

りたお:私はイラストを通して何かをデザインする仕事をしてみたいです。また、アニメーションの知識も身につけたり、個人創作で表現を追求したり、インプットの機会を増やしたいと思っています。


■さいごに

社長:最後にオーディションへの参加を考えている方、THINKRの仕事に関心のある方に向けてそれぞれメッセージをお願いします。

すとろぼ:「やるだけタダ」と言うと少し軽い表現になってしまうかもしれませんが、小さな一歩の積み重ねで今自分がここにいると感じています。THINKRのコンテンツに触れて少しでも心が揺れたことがある方は、この機会にぜひ小さな一歩を踏み出して欲しいです。

りたお:ものづくりに対して熱い気持ちがある人は、オーディションの合否に関わらず、いつか絶対にチャンスを掴める瞬間があると思うんです。私自身もダメ元で受けましたが、今は技術不足だと先送りにせず、気になったらぜひ参加してみてください。

Yazhirushi:自分の力を信じることも必要ですが、自分の力量をはかるためにもオーディションに参加してみて欲しいです。やってやるぞという熱量があれば未来に繋がると思います。THINKRには熱い人が多いので、人間味溢れる方に来ていただけたらいいなと思います。

まるいち:オーディションを受けるのも、求人に応募するのも、その大きな決断をする時点で自分を褒めていいと思います。まずは今の自分ができる最大限のことをして、自信を持ってものづくりに励んで欲しいと思います。

社長:皆さん、ありがとうございました。THINKRではあらゆるポジションで採用を行っているなかで、新人クリエイターのマネジメントや新卒・第2新卒のクリエイター採用に積極的に取り組んでいます。新しい仲間と出会えることを楽しみにしています。たくさんのご応募、お待ちしています。



【求ム、神椿を担う新世代達。】
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次世代のアーティスト/クリエイターを輩出するためのオーディション。応募締切は2024年3月10日(日)です。この機会にぜひご参加ください。

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