The 発明癖 #2:フィルムカメラの楽しみ方を考える
みなさんならどんなアイデアがひらめくでしょうか?
1分間、一緒に考えて発明癖をつけましょう。
今日の題材はペーパークラフトで作れるフィルムカメラについてです。
令和の時代において、レトログッズの代表、フィルムカメラ。
新しい楽しみ方を探しましょう。
▶題材
▶1分説明
株式会社浅沼商会は2020/7/29に、ピンホールカメラを自分で組み立てられるペーパークラフトキットを税込1650円で発売。
工具不要で約1時間で組み立てられ、35mmフィルムを使用した撮影が可能。
三脚への取り付けも可能。
シャッターの開閉、フィルムの巻き上げは手動。
重量はフィルムを含まなければ75gと軽量。
▶発明1本
プラモデルフィルムカメラ作成サービス
フィルムカメラの外観を自分でデザイン(3D-CAD)すると、自動でプラモデル化して自宅に送付してくれるサービスです。
※ビジネス性が皆無なのは承知でリーンキャンバスを書いてみます。
この案、フィルムカメラの需要の低さと、知名度の低さ(赤い付箋のところ)を解決できないのでビジネス性は皆無です。
(フィルムカメラの魅力を知ってほしい...。)
またユーザーに3Dモデルの外形を創る技術を求めることになるので、web上で簡単にスカルプトをできるようにしないとまず使ってもらえなさそうです。
ちなみに、プラモデルのフィルムカメラがないか調べてみたらありました!
ほしい...。
▶フィルムカメラの良さをほんのすこし広めたい
需要がなくてもいいから
フィルムカメラの良さに触れられる機会(サービス)を作ってみる
私はフィルムカメラ世代ではないですが、2年くらい前にイラストのグッズ化をするためにフィルムカメラを入手しました。
上の画像はフリーピクチャーですが、リバーサルフィルムを使って現像すると、このような半透明で綺麗なフィルムが出来上がります。
フィルムを空に透かして見たり、ライトボックスの上に置いて観察した時の綺麗さは感動ものです。
私はリバーサルフィルムに出会って、写真って良いモノだなと思いました。
スマホの中の写真は見返さないのに、リバーサルフィルムだと見返してしまうんです。
美化された思い出って少し鮮やかに感じると思うんですけど、まさにそんな感じというか、うん、一度見てほしいと思います。
フィルムカメラは現在ほぼ製造されておらず、正常動作品の入手が困難になっているせいで、初心者がフィルムカメラを始めるのは難しい状態となっています。
最新のスマホのカメラ機能はすごいですし、photoshop等の画像処理ソフトで好きなように加工できる世の中なので、デジタルカメラを持つ人も少なくなってきているのではないでしょうか。
そんな中フィルムカメラを持つ理由は無く、需要が減り、今ではフィルム代や現像代も値上げしなければならない状況です。(2019/5の記事です)
また、現像したリバーサルフィルムを保存するためのマウントという商品も、2年前はAmazonで293円で買えたものが、今では1580円になっていました。
いろいろ調べていくうちに、フィルムカメラがいつまで楽しめるのか心配になってきましたが、幸い、今はまだギリギリ楽しめる時代です。
私は「見返したくなる写真」の存在を教えてくれたフィルムカメラと、思い出をもう少しだけ作っておきたいと思いました。
「The 発明癖」企画発サービスとして、需要はないかもしれませんが、フィルムカメラに関するサービスを何か作ってみようと思います。
1人でできることには限りがあるのでこじんまりとしたものになるでしょうし、noteを始めたばかりで拡散力もないので誰にも気づかず消えていく可能性大ですが、フィルムカメラにちょこっとだけ恩返しできればいいなと思います。
フィルムカメラを創り続けてきてくれた方々や、今も提供してくださっている会社の方々に感謝!
▶おわりに
今回フィルムカメラの記事に出会ったのも何かの縁なので、押し入れの中にしまっていたフィルムカメラを引っ張り出しました。
後日、フィルムカメラ記事を書きますね。レトロ好き必見です。
それでは、よい発明ライフを。
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