熊本県美里町の棚田:里山の生物多様性

熊本県美里町の緑川の流域には里山が分布し、下福良、夏水、菅迫田などの地域には、実り豊かな棚田が広がっている。

日本の生物多様性地図化プロジェクト(J-BMP)によると
https://biodiversity-map.thinknature-japan.com

棚田周辺の里山には、植物1422種が分布している。
また、植物1422種のうち、298種は日本だけに分布する固有種である。

脊椎動物をみると
哺乳類28種、鳥類70種、爬虫類12種、両生類12種、淡水魚類35種など
豊かな生物多様性が保持されている。

里山の豊かな生物多様性は
地域の人々の長年の暮らしに関係した土地利用で育まれてきた。

農業や林業に関係した土地利用は、多様な植生タイプを作り出している。

農業や林業を通じて形成された生態系の多様性が、様々な生き物の生息適地(生態学的ニッチ)をもたらし、種の多様性を豊かにしている 

野生動植物の絶滅リスクを最小化し、生物の種数を保持する観点から
この地域の生物多様性の保全優先度ランクを評価すると

全国でもトップの生物多様性保全重要地域である。

人と自然が共生する里山
里山が育む日本固有の生物多様性...
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久保田康裕(琉球大学理学部 久保田研究室 シンクネイチャー)

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