認知症介護日記32 「もう、祖母には"ルールを守る”という考えがないのかもしれない」

こんにちは、Fredです。
一昨日(土曜日)、仕事が早く終わった父の提案で僕たち家族は福岡県の赤村に蛍を見に行くことになりました。

赤村までのドライブ中に雨が降り始め、そして大学時代の友人で赤村出身の友人に蛍の時期のことを聞くと、今年の蛍の時期は終わったとのこと…

結局蛍を見ることができず、ただのドライブになってしまいました。

僕たち3人は赤村を出発し、ご飯を食べに北九州市小倉南区のステーキチェーンで晩御飯を食べることになったのですが、注文後トイレに行った祖母がなかなか帰ってきません。

心配した父が祖母の様子を見にトイレに向かっている間に注文したステーキがテーブルに運ばれて15分ぐらい経った後に、父は笑っており、祖母は不機嫌な顔で戻ってきました。

何やら女性用トイレ内でトラブルがあったようです。

祖母の記憶からは消えていますが、僕と父にとっては出先でこのようなトラブルに巻き込まれることがあるので、対応には慣れています。

僕と父は祖母の自尊心を考え、その出来事を責めたりすることは決してありません。またレストランなので、他のお客さんのことを考えてトイレの話をすることはよくないことも関係しています。

でも、この時の祖母はトイレで起きたことを場所を考えずにペラペラ話すので、僕は優しく「ばあちゃん、僕たちは今どこにいる?レストランでしょ?ご飯食べている時に他の人がトイレの話をしていたらどんな気分になるかな?後で車に戻ったら話を聞くから…」と提案しました。

ここまでは、「まあ、いつものことだよな。」って感じ。
祖母のマナーの変化に驚くのはこの後です。

何が起こったかというと、祖母がステーキを素手で食べてしまったのです。
ステーキや洋食がメインのお店なので、卓上にはフォークとナイフしかありませんでした。

祖母が「箸はないのか!」と騒ぎ始めたので、父が「箸をもらってくるから待っててね」と言い残し、店員さんに箸をもらうために席を外して1分後の出来事でした。

ちょうど父が箸をもらい、僕たちがいるテーブルに戻ってきているタイミングで祖母が素手で食べている瞬間を目撃したらしく、祖母の頭に拳骨しました。

想定外の出来事が突然起こったので、父もついやってしまったのでしょう。

認知症の進行は、祖母の行動に変化をもたらすのは仕方ないですが、特に躊躇に見られるのは食事の場面です。

今回の素手で食べ物を食べる行為は初めて見ましたが、今改めて考えると、直ばし、寄せ箸、刺し箸、立て箸、肘をつきながらご飯を食べるなどは日常茶飯事。

祖母の認知症のことを知っている行きつけの場所では理解してもらえそうですが、マナーを重んじそうな敷居が高そうな場所でのご飯はもう厳しいかもしれません。


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