狩猟免許 (罠)の取り方!

みなさん、狩猟に興味ないですか!?

このページを見てくださっているということは、少なからず興味を持たられいるのではないかも思います。

僕は「山賊ダイアリー」を読んで狩猟に興味を持ち、また大学生の時に、中山間地域での実習で鳥獣被害の問題を知って、狩猟免許を獲得しました。

「取ってみたいけど、試験が難しそう…」「手続きとか、申請がややこしいんじゃないか…」と、尻込みしている人もいるかも知れません。

大丈夫です!!

狩猟免許(罠)の試験は簡単で、驚くほど簡単に取れます!!

どのくらい簡単かというと、試験勉強は、試験前に2〜3時間すれば余裕で通るというレベルです!


ただ、試験を受けるまでの流れが始めてだと、ちょっとつかみにくいのです。

ここでは、簡単に狩猟免許(罠)試験を受けるまでの流れを説明します。ぜひ取得を目指して見て、ください!

(注意:試験の流れ等に関しては、都道府県によって多少の違いがあります)

0.狩猟免許 取得までの流れ

狩猟免許の取得までの流れを簡単に説明します。

1.必要な書類を揃えて、提出


2.初心者講習会(試験の1週間前などに開催される事が多い)に参加して、試験の対策をする。講習会は5.6時間くらい。


3.試験当日。合格したら、免許獲得!


ちなみに、2の初心者講習会(地域によって呼び名は違うと思います)は、必ずしも参加する必要はありません。ただ、これに参加しないと自力で試験対策をする必要があるので、参加した方が良いと思います。

僕の県では、試験を受ける人の殆どがこの初心者講習会にも参加しています。試験とこの初心者講習会はセットとして考えても良いでしょう。

この初心者講習会は受講料が必要ですが、多くの市町村ではこの受講料に対して補助金を出しています。



1.試験日を調べよう

まずは、狩猟免許の試験日を調べてみましょう。「狩猟免許  〇〇県」と検索すれば、狩猟免許について書かれている、都道府県庁のサイトがヒットするはずです。

大抵、狩猟免許試験自体は一年に3〜5回ほど行われているはずです。狩猟免許の申し込みに必要な書類を準備する期間を考慮に入れて、準備を始める日から1ヶ月後〜にある試験を受けることをオススメします。


2.試験の申し込みに必要な書類を揃えよう

試験日を決めたら、早速申し込み書類の準備に取り掛かりましょう。

必要な書類は、都道府県によって異なります。今回は僕の住んでいる県の場合での説明となるので、ご自身の都道府県庁の情報をしっかり確認したくださいね。

2-1.書類のダウンロード

申し込みに必要な書類は、都道府県庁のホームページ、もしかは猟友会のホームページよりダウンロードできます。「狩猟免許 〇〇県」と検索すればヒットするはずです。

そのサイトに、申し込みに必要なものが書かれていると思うので、良く読みましょう。

2-2.必要なものについて

申し込みに必要なものは、以下の5つです。

ア) 受験の申請書
住所等の個人の情報、取得する免許の種類、希望する試験日などを記入する書類です。
申請書は、鳥獣対策課ホームページなどでダウンロードできます。


イ) 受験料 (5000円ほど)
受験料です。現金ではなく、収入証紙を申請書に貼付する形で支払います。
*「収入印紙」ではなく「収入証紙」なので、注意。


ウ) 写真
申請前6ヶ月以内に撮影したもの、縦3×横2.4のもの一枚。


エ)医師の診断書←重要!!

総合失調病、てんかん等、あへん又は覚醒剤の中毒者ではないことを証するものが一通必要です。

これは精神科医、またはかかりつけの医者などに書いてもらわなけばならないです。

必要な書類を準備する上で、恐らく、これが1番ハードルが高いでしょう。

なぜなら、どこの診療科や精神科でも、この医師の診断書を、書いてもらえるとは限らないからです。

僕はいくつかの病院に電話しましたが、断られました(涙)  1つの病院では、診断書を、書いてくれると言われたものの、2ヶ月待ち!という状況。

途方にくれていた僕ですが、良い方法がありました!それは、県猟友会に電話して、診断書を書いてくれる病院を教えてもらうことです!

大抵、県に3つや4つは、快く診断書を書いてくれる病院が存在します。県猟友会はどの病院なら書いてくれるかを良く知っており、おススメの病院を紹介してくれます。こうして僕も医師の診断書を無事にゲットする事ができました。手に入れたのが、申し込み締切の直前だったのでヒヤヒヤしましたね笑



受診料は病院によってまちまちですが、4000円〜1万円くらいである事が多いです。高いですね。。


診療科や、精神科医のほとんどが予約制なので早めに電話をして予約を入れていた方が良いでしょう。直前にすると、ギリギリになって慌てることになります。

また当日は予め診断書のフォーマットを印刷して持って行くことが必要です。診断書のフォーマットも、ホームページからダウンロードできます。


オ) 受験票用のハガキ(県から受験票が届く)
日本郵便の発行する裏面が白紙の郵便ハガキを一枚。表面に、受験者の住所、氏名、郵便番号を記入。

以上の書類を揃えて
試験日の10日前までに県庁の鳥獣対策課、または県猟友会に提出する。



3.初心者講習会に参加

大体試験の1週間に、試験に合格するための初心者講習会が同じ場所で開かれます。猟友会などが主催している事が多いです。
義務ではないため、絶対に行く必要はないですが、独学で試験に受かるのは少し難しい(というか自分で勉強するのは面倒くさい)ので、参加することをオススメします。

講習会費用は、都道府県によって異なりますが、僕の県では1万円でした。ちょっと高いですが、僕の県では全額補助の補助金を出ていて、負担は0でした。

ちなみに初心者講習会にかかる時間は、大抵5〜6時間ほどです。


4.試験当日

試験当日。

技能、運動、知識試験の3つが行われます。

技能試験は、罠の組み立てなどの実践的なもの。

運動試験は、視力・聴力検査や、屈伸などの簡単な運動。(こんな簡単で良いのかと不安になるくらい、楽な運動です)

知識試験は、マーク式の問題で、狩猟に関する法律などについて問われます。

この3つをクリアすれば、晴れて狩猟免許の獲得です!


狩猟免許(罠)の取り方について、簡単に説明するしてきました。いかがだったでしょうか。思ったよりは難しくなさそう、と思う人が多かったのではないでしょうか。

皆さんが狩猟免許試験に合格し、ハンターとして活躍されることを願います。

それではまた!


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