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努力脳を作るマインドセット

皆さんこんにちは。ライアンです。
今回は「努力脳」をテーマにお話ししていきます。
ぜひ、楽しんでいってください。

※ぜひ、「へぇ、この人はこんな風に考えるんだ」ってくらいの感覚で読んでもらえると嬉しいです。
私の発信するコンテンツには
私の偏見や私なりの常識が満載になっています。
考え方や価値観が皆さんがお持ちのものと異なる場合も多々あると思いますが、それも含めて楽しんでもらえると幸いです。




「受験は長距離走」その言葉の意味は?


皆さんは「受験は長期戦だ」「受験はマラソンみたいなものだ」
という言葉をどこかで聞いたことがあると思います。
受験生時代に聞いた人がほとんどでしょう。
では、その人に問います。
その意味とは何ですか?これは何を意図した言葉なのでしょうか?
単に1年以上という長い期間、行動しなければならないから
そう言われているのでしょうか?
確かにその面は間違いなくあります。
しかし単に期間の長さだけに着目した言葉ではないと思います。

「受験はマラソン」とは裏を返せば「受験は短距離走ではない」ということです。マラソンと短距離走の違いは何ですか?
競技の時間は確かに違います。
では、他には?


そろそろ諄いと思いますので、私が言いたい内容に入ります。
私が言いたいのは
「受験はマラソンなんだから、短距離走のスピードを出してはいけない」
と言うことです。
当たり前に思えるかもしれませんが、
長距離種目なのに、短距離走のスピードを出してしまっている人は実際、多いと思います。



マラソンで短距離のスピードを出してしまう例


受験がすごくわかりやすいですね。
平日は学校があるため、平均3時間の自主学習をしている学生がいるとします。夏休みに入り、2か月間の休日が続きます。偏差値を15アップさせるために、気合を入れて本気の勉強を決意。一日10時間の学習計画を立てる。

もちろん計画を立てて努力することは素晴らしいことです。
頑張ろうという気合も個人的には大好きです。

しかし、おそらくこの学生は挫折してしまうでしょう。
「なんて私は意志力が弱いんだ」「計画通りできない」
と、自分を責める結果になってもおかしくありません。



あなたその努力は1年後にも続けていられる?

長距離走とは、スタートからゴールまで、ある程度一定のスピードで走る必要があります。そしてその「一定」のレベルを上げるためにトレーニングをするのです。途中でバテないようにするためです。
一定のスピードを出し続けるためには、一定の余力が必要になります。
全体力を使い果たしてしまっては、
42kmを走り切れなくなってしまうからですね。
短距離走のスピードを出すとは、全体力を短時間で使い果たしてしまう
行為に他なりません」
後でバテるのは分かりきったことです。

計画を立てる際、ついワクワクして理想の自分を描いてしまします。
しかも短期間で成功を納めることに強い期待を持ってしまいます。
1か月で10kgやせる!
1か月で偏差値10up!
とかですね、
確かにワクワクしますね。
でも、それは「あなたの短距離走のスピードで42kmマラソンを最初から最後まで走り切ること」を夢見ているのと同じです。
無謀さが分かっていただけると思います。

たまに、「1日10時間の勉強を1年しました!」という人がいますが、それは1日10時間というスピードが、あなたにとっては全速力の速度だけど、その人にとっての全速力ではないというだけの話です。

箱根駅伝の選手のペースを見て、私の短距離走の速度感だなぁと思うのと同じです。



まとめ

今回は受験を例に、長期的な努力をする上で重要なマインドセットについてお話ししました。気合があるのは良いですが、その気合に任せてつい
全力疾走をしてしまわないようにしましょう。
ただ、トレーニングを続けていれば体力は付きます。
今の全力疾走の速度を余力を残して出せる日が必ず来ますので、日々の努力を積み上げて行きましょう。

終わり

本日の内容は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私の記事は過去の自分に向けて、
知識や価値観を提供するつもりで書いています。
(一応大衆向けに主語や言葉の表現は修正してあります)
そんな中から少しでも、皆さんにとっての新しい気づきや発見があればうれしい限りです。





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