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結婚

一年間、大学入試で地団駄を踏んで、修士一年24歳の自分。
同い年の友人はちょくちょく結婚しだしてる。
大学に現役合格し、多くが社会人二年目である僕の世代にとって恐らく第一次結婚ラッシュってやつなんだろう。

先日書いた「#3 ”男”として」の中での一節。
「(女性は)自分より稼げない男性と結婚するメリットってほとんどないですもんね。」
というものを見返して以前高校同期とか高校の後輩とか大学での親友と喋ってたことを思い出した。

それは「男にとって結婚はメリットがない」というものだ。
凄く寂しい言葉なのは自覚している。
誤解されると良くないから先に言っておくけれど、男性にとっての結婚はそういったメリットの有無とかを超越したところにあるんだと思う。

冷静に事実だけを列挙していくと結婚にメリットを感じる男性は多くないと思う。
稼いだ金額を自分のことだけに使えて、将来の貯蓄とか出費もそこまで多くないし、パートナーと別れても自分の資産の半分を持ってかれることもない。
浮気も自分の倫理観だけが左右するものだったはずが、社会的信用だったり慰謝料だったり自分を縛るものが多い。
一緒にいたいことが理由なら”事実婚”という手段でもいい筈なんだ。
実際そういうケースが増えてきているしね。

ただ結局最初の方で書いたけれど、そういったメリットとかごちゃこちゃしたところじゃない、そういうのを超越したところに結婚ってあるんだろうなって思う。

「女性にとっての愛とは愛情であり、男性にとっての愛とは責任である。」
実際結婚に踏み切った友人たちはどういう想いで踏み切ったのか聞いたことはないけれど、結局恋愛の延長なんだろうなって。
前書いた理性・本能の話じゃないけれど、結婚したいっていう本能が全てなんだろうな。

まあ、なんで「(女性は)自分より稼げない男性と結婚するメリットってほとんどないですもんね。」ってのもちょっと間違ってるなって思い直した。
結婚ってそもそもメリットがないから。
そういう意味でも自分の本能とか欲に従って生きていくってのも大事なんだろうな。
頭でごちゃこちゃ考えるよりかは心に従って人生を生きていけたらいいな。

なんてことを、なこなこカップルのプロポーズを号泣しながら見て感じました。笑


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