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自分の中で変わったこと。

留学に来てからすげえ考えることが増えた。
noteの更新も露骨に上がってる。
その中でひとつ変わったなって思ったこと。
人生の軸は自分の欲だということ。

高校時代。いや大学時代?てか数か月前まで?
自分の中で正しいと思ってたこと。

「自殺を止めることは悪だ。」って。
自殺をするという決定に至るまでに、本人が通ってきた苦悩とか勇気は計り知れない。
そしてその想像も絶する自殺という決断を止めて、たまに表彰されて悦に浸るのは悪であり無責任だと。
止めていいのは同じように自殺を考えた人で、幸せにのうのうと生きてきた人間に止める権利はないんじゃないかって。
更には自殺を止めることを推奨することは、自殺する人間の意志を尊重していないと。
彼らの選択を尊重してもいいんじゃないかって思ってた。

今は止められるなら止めていいんだと思う。
正確には”止めたい”なら、かな。
止めるという自分の欲を優先していい。
自殺を止めるのもその人の欲。
止められた後生きようと思い直すのもその人の欲。
止められた後再び命を絶つ決断をしてしまうのもその人の欲だ。

”責任”ってなんなんだろうね。
その人の人生の責任を取るって。
はたまた男として奥さんの責任を取る、とか。
多分欲の押し付けでしかないんじゃないかなって思う。
その人が生きててほしいと願う欲を本人にぶつける行為。
だからそこに義務なんてない。
責任を取らなくては“ならない”なんてことはない。

以前の自分だったら自殺を止めることは悪だと思ってた。
今は違う。
生きていてほしいと無責任に欲をぶつけられる。
本人も他人からの欲を欲しているかもしれないから。

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