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小学校の先生になってみたい

何人もの子供の人生を決定づける教職にはそれだけの覚悟とか責任があると思う。
そういうのを抜きにしてただ漠然と思う。
小学校の先生になってみたい。

小中高大と経験してきて、科目の分野がはっきりしていないのは小学校だけ。
同じ先生が様々な科目を教えてくれるからこそ、他の科目に飛び移ってくれる。
実際自分の小学校の先生がそうだった。
面白い先生は雑談がとにかく面白い。
学びの本質は科目の垣根を超えたところにある気がする。
そして自分が先生だったらそういうのを飛び越えて色々学ぶことの面白さを伝えたいなって思う。

算数

実際に先生になったつもりで書いてみる。笑
普段よく手にする時計。
なんで”12”の数字で区切られてるのか。
これは12という数字の約数が多く、分けやすいから。
ってのが理由。
(諸説ある。)
2でも3でも4でも割れるっていうのは、分けるときに便利だったから。
っていうとじゃあ5はってなると思うけど、だから1分は60秒にしたんだろうね。
そう思うと、確かに一日が7時間だったら1/7時間後に行くわとかってなって不便だよね。
同じように角度が一周360度なのも約数が多いからだったはず。
まあなんでかよくわかってないっていうのが本当のところなんだけど。

宗教

じゃあ次に周りの12の数字を思い浮かべてほしい。
まあ一番最初に出てくるのは干支かな。
日本も昔は干支で時計を数えてたから。
丑三つ時とかもそうだし、正午とかもね。
正午の午が馬なのは干支が理由。
今も日常に根強く残ってるよね。

干支だけじゃない。
意外と神話とか宗教のお話って12が多い。
オリンポスの神々だって星座だってキリストの使徒もアーサー王の円卓の騎士だって12。
クリスマスイブが24日なのもこれに近いよね。

英語

っていうと12ってすごく便利な数字なんだなってわかったと思う。
ほんでここで12と英語を結び付けてほしい。
英語を学ぶとき数の数え方を学ぶ。
one, two, three…って。
そう11と12がoneteenとかtwoteenじゃないのはこの影響って言われてる。
elevenとtwelve。
英語だけじゃない。
ヨーロッパ圏の11と12はたいてい特別な言い方で、13から3と10みたいな言い方になる。

生物

意外と昔は当たり前のように1~12をひとかたまりとみる12進法が広まっていたんだよね。
逆に現状の十進法が不便とする12進法絶対主義者も世の中にはいるんだって。
じゃあなんで1~10をひとかたまりとしているのか。
これは人間の指が10本あるからなんだって。
これも諸説ある。

そして人間と同じ霊長類のチンパンジー。
指は8本しかない。
もし人間がチンパンジーと同じ指の本数だったら8進法になってたのかな。
けどそんなチンパンジーの指には関節がなくて、握ったり掴んだりするのは得意だけど、人間みたいな複雑な動きはできないんだってね。
人間は道具を作る過程で進化してきた証が指にもあるんだね。

物理?

指で言うと小指って握る動作にすごく影響を与えてるって知ってた?
小指を立てて物を握ってみてほしい。
全然力が入らないと思う。
これは小指が握る動作に必要不可欠だってことを表してる。
(だから893さんが足を洗うときに小指を詰めるって言われたりする。)

歴史

だけど、コップを持つときに小指を立てるアレはこれとは関係ない。
この名残は中世にさかのぼるそう。
塩が当時貴重だった時代、貴族たちは無駄遣いしないように小指で塩をつまんで、どこにも触れないようにグラスを持つときも小指を立ててたんだって。
(これも諸説あり)

最後に

っていう風に他の科目とのリンクっていくらでも作れる。
学ぶことの面白さってこういうリンクする感覚にあると思う。
そういう学びの面白みを伝えれる立場になれたら面白いだろうな。
そんな言葉を締めとして、長々とお付き合いありがとうございました!

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