見出し画像

「gALfな生き方」とは

湯河原のLifeDesign Instituteにやってきて、4日目である。今日はデッキで海を見ながら、IphoneでSiriを使ってこのブログを書いている^_^キーボード嫌いの私にとって最高のツール。ジョブズありがとう!

私のこれからの講師としての仕事は、大きく分けるとグローバル人材育成のカテゴリーに入る「パーソナル・グローバリゼーション(自律的に主体的に自らをグローバル化する方法)」と現在私が9月1日から立ち上げたLifeDesign Instituteで開発中の成功するための人生哲学「gALfな生き方」、そして私がもう一つ立ち上げた個人事務所の「GetBackerS」で展開する

1 Get Japan back(リスペクトされる日本を取り戻そう)
2 Get yourself back(本当の自分を取り戻せ)
3 Get diverse backers(多様性のある人脈を作れ)

の3つのワークショップシリーズに集約されてくる。

それぞれが重複する部分もあるのだが、それでもあえて分けることによって多様なニーズに対応していきたいと考えている。

そして、今日は現在開発中の「gALfな生き方」ワークショップも、ほぼコンセプトが固まってきたのでご紹介したい。
この数週間、グローバル・エデュケーションのクライアントでお世話になった皆様に退任のご挨拶をさせていただいているが、このコースにもとてもご興味をいただいている。

Able→Likeの法則

* 成功するためにはパッション(Like)を持つことが最も重要であると言う考え方がある。ただ、実際のところ自分自身のパッションが明確にある人は意外と少ない。
一方で、自分が付いた仕事にもともとはパッションを感じられなかったが、「仕事は仕事」と割り切って、やり続けているうちに、その仕事の中に自分の才能を見いだすケースは多い。そしてそれをさらに継続していくと、周りから高い評価を受け、そのことが自分自身を動機付け、結果としてその仕事がパッションにつながっていく。

gALfのコンセプトは、Able(才能・できること)に注目することから始まる。その理由は、
Like(パッション・好きなこと)から始めようとすると、ごく一部のありたい姿が動画で頭に浮かんでくるようなタイプの人を除いては、そこでつまずいてしまうケースが多いからである。

grit(やり抜く力)が明暗を分ける

* Ableの前の「g」は「grit(やり抜く力)」である。多くの成功者は、ここをちゃんと抜けてきている。人によって、自分の才能がある仕事に出会うタイミングは違うが、それでもどこかでこの仕事はもしかしたら自分に向いているかもしれないと感じる瞬間はあるはずだ。その瞬間が、将来その仕事がLikeにつながっていく窓である。そこで、「grit(やり抜く力)」 の出番がやってくる。

gritを持っていなかったために、せっかくの能力を開発できずに、自分の輝かしいキャリアを台無しにしてしまった人たちを私はたくさん見てきている。


* Able(才能・できること)と思われる仕事は、それなりに持続性はあるのだが、やはりそれでも自分自身の心を砕く出来事や瞬間は絶えずやってくる。尊敬していた上司が異動して自分と相性の合わない上司の下で働くことになる。日々マイクロマネジメントされだんだん心が折れてくる。そんな事は誰にでも起きることである。
そんな時は、 「grit(やり抜く力)」を鍛えておいて、Ableをひたすら磨き上げていく。

* そしてその頃には、周囲からの評価もティッピングポイント(それまで小さく変化していたある物事が突然急激に変化する時点)を迎えて、自分を尊敬する人が出現する。周りにフォロワーがたくさん集まり始めて、人生がより刺激的になってくる。そして、自分の中で明確にLike(パッション・好きなこと)が現れてくる。自分の仕事について努力することについて、全くやらされ感を感じなくなっている。むしろより深く学んでいくことが楽しくて、懸命にその時間を見つけ出す状態になる。

想定内を広げるためのforesigt(先を読む能力)

* そこまで到達してしまえば、gALは、黙っていても自然に回り始める。そこでもう一つやるべきことが出てくる。それは自分自身の想定内を広げることである。20代30代40代とgALを一生懸命回しながら、それなりの成功を享受してきたとしても、人生100年時代に、その自分自身が磨いてきたスキルや技術・知識が、近い将来に世の中から求められないものになってしまうのはとても残念なことだ。未来を予測するのは、そんなに簡単なことではない。ただ明らかに、自分のやっていることが、AIや機械学習にとって変わられることが明確の場合はあえてそのことをやり続けることもは避けるに越した事はない。

* そこで、必要になってくるのが「foresight(先を読む能力)」である。この能力を磨くには、未来予測系の本を多読したり、動画を見ることによって磨くことが可能である。技術・開発、営業・マーケティング、人事・財務・経理などなど様々な仕事があるが、時代の流れによって、求められるものはどんどん変わってくる。知識労働者は否応なく、その変化に適応していかなければならない。ダーウィンの法則曰く「強い者・賢い者が生き残るのではなく、変化に適応した者だけが生き残る」

* 以上が「gALf/grit~Able~Like~foresight」の全体像である。
10月中には、ワークショップのコンテンツを固めて、1)新人から若手のキャリア研修 2)100年時代の中高年社員の活性化 を対象者として、法人向けを中心に展開していきたい。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?