寿司

少しお高いお寿司屋さんに行った。

普段はやよい軒のテイクアウトでごはんを超大盛にして、2日に分けて食べるような生活をしているが、たまには自分にご褒美をあげたい。

基本的には自分を否定し続けてしまうので、たまには機嫌を取らないと、やられてしまうことは社会人生活を3年続けて知った。

日曜の昼の店内には、上級家族、あとは常連らしき年配の方がちらほらいた。

今日は寿司だなという気分だったが、メニューを見ると、海鮮丼がかなり美味しそうで、誘惑されそうになったが、大人だから耐えた。仕事をそれなりに続けたが、忍耐力はまだあまり強くない。

頼んだお寿司が届いたので食べた。しょうゆはめちゃくちゃつける。周りの目なんか気にするな。

それなりの値段なので、まあ当然美味しい。美味しい。ただ1週間後には忘れる。

お金を払うという短期的な苦労では、短期的な幸福しか得られない。長期的な幸福を得るためには、長期的な苦労が必要なのだと最近気づいた。(好きなことに対しては苦労を感じないという才能があれば別)

ある程度、幸福を感じられるようになってきたが、まだ足りない。辛いなと思う瞬間が生きていて多々ある。

意図的に長期的な苦労を選んでいかないといけない。たまに寿司も食べる。

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