見出し画像

家族の暮らしとトランジション・タウン

家族との暮らしを創るということをテーマに持っている。

こうやったら良いと言えるものではないし、
家族との暮らしなので、独りでは成り立たない。
それに、暮らしという以上、仕事と生活の両方の基盤と考える。

そんなコトを考えている中で、
「トランジション・タウン」を家族の中に取り入れると面白そうだ。

と、ふと浮かん出来た。

とはいえ、トランジション・タウンについては、良く知らないが。

トランジションタウンとは

「トランジション・タウン」は、2006年にイギリスのトットネスという小さな街から瞬く間に世界中に広がった地域活動。

持続可能(Sustainable)で再生可能(regenerative)な暮らしへと移行(transition)していく、実践的な草の根コミュニティ・プロジェクト。

2005年秋、イギリス南部の小さな町トットネスで、パーマカルチャーの講師、ロブ・ホプキンスを中心に始まった活動で、「トランジション」は、固定した概念でなく、常に人々の活動により変化していくもの。

日本のトランジション・タウンは、2009年初めに、神奈川県の藤野、葉山、東京都の小金井の3地域から始まり、日本では全国60カ所(2020年11月現在)の活動、世界では40カ国以上、1000カ所を超える地域の市民活動となっている。

【参考】
NPO法人トランジション・ジャパン https://transitionjapan.net/ 
トランジション藤野  https://ttfujino.net

トランジション・タウンでは、
月一回のミーティングを繰り返しながら、
こんな活動をされている。

・地域通貨で新しい能力を見つける
・地域の人々が集まって菜園や田んぼを作る
・勉強会や上映会を開いて、私たちの住む社会の問題意識を共有する
・昔から伝わっていて、途切れてしまった技術を蘇らせる
・お年寄りから昔の知恵を学ぶ
・いまとは違う暮らし方を見つけ出す

月一回のミーティングも、
おかずを持ち込んでの食事を一緒にするという活動もあり、
とっても楽しそうだ。

っと、まだまだ勉強不足ではあるが、こんな感じかな?

家族の暮らしとトランジション・タウン

地域活動としての暮らしと、家族としての暮らし。
同じところが有りそうな感じもあり、無さそうな感じもある。

暮らしを考えると、いろいろな事を考えることになる。

・都会か田舎か、ちょっと田舎か?
・一軒家か集合住宅か?
・会社や学校の近くか、遠くでもOKか?
・近所の人との距離感は?
・モノが多い、少ない。
・自然との距離感?
・畑で農作物をつくったりする?

等々挙がるけど、他にも沢山あることだろう。

そして、家族の暮らしなので独りで決めるものではない。
とはいえ、時と場合によっては、ある程度押し切ることもあるかとは思うが...。

そうやって考えを深めていくと、
やっぱり大事なことは、どんな暮らしを創りたいかになってくるかな。

自分として出てきたキーワードは、
・快適に暮らしていく。
・持続可能な無理ない暮らしを創る。
・自分達で農作物をつくっていく。
・仕事を切り分けない暮らし。
なあたり。

そのキーワード考えていると、トランジション・タウンの
持続可能(Sustainable)で再生可能(regenerative)な
暮らしへの移行(transition)
は、響く選択となった。

トランジション・タウン進め方

トランジション・タウンは、
田舎だけでは無く、東京の真ん中にもある活動。
その地域地域での活動が出てくるだろう。

トランジション・タウンは、パーマカルチャーの考えから始まっていることもあり、農業的な活動を思われるが、神奈川の藤野では、地域通貨や藤野電力という活動が生まれているし、東京の文京では、映画の上映会や地方の野菜の販売といった活動をしている。

どういうことをやることが正解とは言えないが、
その地域地域で暮らしている人が幸せな暮らしを
していくことが正解への道につながっていると思う。

そして、そのために、大事なことは、月一回のミーティングだろう。

今困っていること。これからやりたいこと。

対話を通して、メンバーと一緒に考えていく。

最初はお互いを知るたわいも無いコトを話したりしながらも、
今困っていること、これからやりたいこと。
そんな話を繰り返していく中で、
共感が生まれ、共鳴が起こっていくことでしょう。

そこには、
トランジション・タウンで大事にされている考え
「やりたい人が、やりたいことを、やりたいときに、やりたいだけやる」
が、とても大事な役割を担っているのだろう。

トランジション・タウン in ハウス

トランジション・タウン活動を開始するのに、人数の制限はない。

トランジションジャパンへ名乗りを上げるには3人必要とあるが、
それは宣言の話。

活動をするには、一人でも、二人でも出来る。

ということで、家族の中でトランジション・タウン的な活動も出来る。

それも、月一回のミーティングってよりは、毎日ミーティング出来る。
自分たちの心地よい暮らしを創っていくための。

そして、せっかくなら地域の人も巻き込んで。

トランジション・タウンを学ぶ

ちょうど日本トランジション・タウン活動が紹介された書籍が発売された。

画像1

▼僕らが変わればまちが変わり、まちが変われば世界が変わる
~トランジション・タウンという試み
https://ttfujino.net/book/book-detail/

そして、この本の著者、ヒデさんこと榎本英剛氏が
日本全国を回って出版記念イベントをされるとのこと。

▼出版記念イベント
https://ttfujino.net/book/event-dates/

社会的な時勢というものもあるが、
対面には必要な人に出会える場という面もある。

せっかくの機会、
トランジション・タウンというよりも、
トランジションしていく暮らしの形を家族と一緒に学びたいと思う。

持続可能な家族との暮らしを創っていくために。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?